岐阜県内約4,400名の高校生を対象に進路意識を調査

2025年10月8日  に株式会社TAKUMI-BASE(本社:愛知県一宮市、代表取締役:桑原和孝)が運営する高校生向け就職応援本『COURSE(コース)岐阜版』では、岐阜県内の高校生を対象に進路や就職意識に関するアンケートの調査報告を行いました。

調査は2025年4月  ~9月にかけて、岐阜・西濃・中濃・東濃エリアの全40校・4,423名から回答を得ており、県内高校生の進路傾向と地元就職への関心を明らかにする結果となりました。

◆進学志向が依然として強い一方、「地元で働く」意識も拡大

アンケートによると、進学希望が65%、就職希望が33.5%で、進学志向が依然として優勢です。
しかし「両方を検討中」と回答した生徒が12.6%にのぼり、キャリアの多様化と早期意識の高まりが見られました。

また、「高校卒業後に県内で就職したい」と回答した生徒は44.7%と、県外希望(10.9%)を大きく上回る結果となりました。
一方で「進学後に県内で就職したい」と答えた割合は33.8%にとどまり、進学後の県外流出が依然として課題であることも浮き彫りになりました。

◆企業選びのポイントは「給与」「仕事内容」「休日」

「企業研究で重要視する項目」では、

給与・手当(1,905件)

仕事内容(1,832件)

休日・休暇(1,773件)
が上位に。

この結果から、高校生が「安定した生活」と「働きやすさ」をバランスよく重視していることが分かります。
また、「職場の雰囲気」や「福利厚生」も多く挙がり、職場環境の見える化が企業選びの決め手となる傾向が強まっています。

◆情報収集の方法に変化 ― SNS・動画が新たな窓口に

企業情報の収集手段として最も多かったのは「ホームページ(1,289件)」と「進路資料(1,200件)」でした。
加えて「SNS(547件)」や「YouTube(196件)」といったデジタル媒体の活用が増加しており、若年層の情報接触環境が変化していることが明らかです。

COURSE事務局では、企業の魅力を伝える手段として、誌面だけでなくWebや動画発信の強化を進めています。

◆今後の展望 ― 地元企業×教育現場の連携強化へ

今回のアンケート結果を踏まえ、COURSE事務局では以下の取り組みを推進していきます。

・高校段階からの職業理解・キャリア教育支援の強化
・地元企業の魅力発信を支援する情報プラットフォームの拡充
・学校・行政・企業の三者連携による地域定着促進プロジェクトの推進

『COURSE岐阜版』は、今後も“地元で働くことの魅力”を伝え、岐阜で生きる若者たちのキャリア選択を応援する存在であり続けます。

◆ご協力いただいた高校の先生方へ感謝を込めて

本アンケートおよび誌面制作にあたりご協力いただいた岐阜県内各高校の先生方に、心より御礼申し上げます。
現場で日々生徒と向き合い、進路支援に尽力されている先生方のご協力が、この調査を支えています。

今後も引き続き、教育現場との連携を深めながら、地域と若者を結ぶキャリア支援活動を展開してまいります。

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社TAKUMI-BASE(COURSE事務局)
〒491-0858 愛知県一宮市北園通3丁目2番地
TEL:
E-mail:
詳細記事:https://www.takumi-base.com/hr-branding091/



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