私たち一般社団法人Kissoは、2009年よりカンボジア農村部の生活をより良くするために「学べる環境」「働く環境」「伝統文化の創作」の3つの柱を軸に支援活動を行ってまいりました。今回、カンボジア・シェムリアップ州プオッ郡にて同国初となる持続可能なエコ素材(竹、土、藁)を建築資材として使用し、将来の可能性を広げる学校・工房・農業・宿泊施設・遊び場が一体となった複合型施設建設に向けて、2021年1月7日  よりCampfireにてクラウドファンディングに挑戦しています。

これまでの12年間、カンボジアの教育と就労の問題に向き合い、学校建設や教材となる絵本プロジェクト、井戸の修繕を通して延べ3000人以上の方々と一緒に解決に向けて取り組んでまいりました。その中で、以前建設した小学校の卒業式で「通訳になりたい!」と夢を語る子どもの姿に感動し、金銭的に厳しい状況であっても夢を追いかけられる環境を作ってあげたいという思いから、今回、子供たちの未来の可能性を広げるエコビレッジ建設プロジェクトを立ち上げました。

カンボジア初の『SDGsエコビレッジ』を創り未来の可能性を広げたい!

2021年1月7日 (木)   〜 2021年2月27日   23:59 (土)


【ここに注目!】
*竹や土、藁を使った建築技術による、独創的かつ可能性を秘めた空間デザイン
- カンボジアの豊かな自然を生かし、持続可能なエコ建築を目指します。そこで現地職人の技術と日本の素晴らしい設計技術を組み合わせ、竹の細胞構造から発案された建築デザインで魅力的な建物と空間を創ります。日本家屋でもよく使用されている竹・土・藁は定期的にメンテナンスをすれば何百年ともつ強度を持ち、まさに持続可能な建築物です。

*学校・工房・農業・宿泊・遊び場が一体となった好循環を生む地域社会を形成
- 活動を開始した2009年と比べますと、電気や道路などの社会インフラの整備や、公立学校の増築というようにカンボジア農村部の環境は大きく改善してきました。しかし、就労先の選択肢が限られていたり、そもそも仕事がないという理由から収入面は未だ低い水準です。この問題に立ち向かうため、エコビレッジでは子供には教育を、大人へは職業訓練を通して可能性を広げる環境を創ります。

*カンボジア教育省と連携し、公立小学校として運営
- 現地教育委員会と複数のミーティングを重ねた結果、先生の派遣・お給料の支払い、生徒が使う教科書提供など国のサポートを受けることが決定致しました。教育省が認可した公立小学校として、3〜12歳の未来を担う子供たちに、国語・算数に加え、カンボジアの歴史と文化を知ることを目的とした伝統舞踊アプサラ体験や、問題解決力をもったグローバル人材育成のための英語やSDGs教育に取り組みます。


【今後の展望】
SDGsエコビレッジ建設は作って終わりではありません。
現在のクラウドファンディングの期間を下記のように第一段階と考えており、第二段階ではこれからの時代を築く若者と現在の家族の生活を守る村の大人にエコ建築技術を習得してもらいつつ、建設を進めていきます。第三段階ではエコビレッジでの竹やラタン(籐)を使用した商品開発、オンラインを含めた販売と同時に、学校での国語、算数、英語、伝統舞踊、SDGsの授業などを行っていきます。最終的に第四段階として別の地域でのエコビレッジ建設を目指し、新たな学校の形として広げていきたいと考えています。


【お問い合わせ】
一般社団法人Kisso
所在地: 埼玉県春日部市大枝962-12
代表理事: 加藤大地
設立: 2018年3月28日  
メールアドレス:
電話番号: 048 734 7870
ホームページURL: http://kisso.site/
SNS: Twitter |@Kisso82416835 ; Instagram | kisso_cambodia
事業内容: カンボジアにおける教育、就労のサポート事業

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