電子コミック専門出版社の株式会社ベンチャーオンデマンド(本社/福岡)は7日に同社で募集していた制作契約を結ぶ漫画家募集人数を当初予定の30名から60名へと大幅に上方修正することを発表した。

同社はプロの漫画家を目指す漫画家志望やすでに読切などでデビューをしている若手漫画家を積極的に採用し、電子コミックに特化をして出版をしている出版社。
漫画家をめぐる環境では出版不況により書店やコンビニに並ぶコミック誌の発行部数が減る中、漫画家の活躍できる場所が減りつつある。
その中において、同社は今期30名の漫画家と漫画制作契約を行うと積極的な展開を進めていた。
募集開始3ヶ月で今期予定数に達してその後も応募が多く寄せられたことから大幅に募集枠を増やすことを決めた。

同社代表の豊福氏によると
「元々、自身が学生時代に漫画家を目指していた経験から出版社というよりは漫画家を何らかの形で支援する事業をしたくて会社を設立したので、あまり高い報酬はお支払できないができるだけ多くの方に漫画制作をすることで収入を得ていただきながら、プロを目指せるスキルを身に着けてもらいメジャーで活躍してもらえるお手伝いがしたいと考えています。
こちらの予想を上回るご応募をいただき現在でも多くの応募をいただいているため今回の漫画家募集枠の増やすことを決めました」と語る

日本が誇る「マンガ」をつくる漫画家を目指す国内人口は30万人を超えるといわれている。
その中で、漫画を制作しながらプロを狙えるスキルを収入を得ながら行えるのはプロの漫画家のアシスタントになるか同人として自ら製作して発売するかなど選択肢が少なく毎月の収入が不安定になるため漫画制作に専念できないという現実的な壁があった。
同社では作品ごとに制作契約を締結する「作品契約」と毎月継続的に漫画制作依頼を前提とする「専属契約」の2つが選べる。
専属契約を選ぶことで継続的な収入を漫画家や漫画家志望の方が得られるため漫画制作に専念できる。

漫画家の募集については同社のホームページから行っている

コーポレートサイト http://www.vodgroup.net/

漫画家募集専用サイト http://mangaka.dojin.com/

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株式会社ベンチャーオンデマンド

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