身延山大学(山梨県南巨摩郡身延町身延3567 学長:望月海慧)では、標記事業(以下、本事業)を2026(令和8)年2月23日(月)  ~同年3月9日(月)  にかけて実施予定としております。本事業は、ラオス人民民主共和国(以下、ラオス国)の文化財である仏教寺院に格護されている仏像の保護・修復および調査を目的として2000(平成12)年に本学とラオス国との間で最初の協定を締結して以来、継続的に実施されているものです。本学では本事業を通じて、ラオス国における貴重な文化財の保護・修復を推進するとともに、現地技術者の育成を図り、持続可能な文化遺産保全の取り組みを支援してまいります。(2026年1月29日  )
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【仏像修復関連】

①仏像修復および修復技術者育成(継続)

木彫仏像3体および鋳造仏像1体の修復を予定しています。前回事業より、仏像修復作業は現地技術者を主体として実施しています。

木彫仏像についてはルアンパバーン王宮博物館内の本事業工房にて、鋳造仏像についてはヴィエンチャン所在のラオス国立美術工芸大学内施設にて、それぞれ主な作業を行います。

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【調査関連】

前々回(2023年度・第26回)事業において、身延山大学、ラオス国立美術工芸大学、情報文化観光省遺産局の三者による協定を締結しました。本事業では、この協定に基づき、ラオス国全土の仏教寺院に所在する仏像の調査を進めています。

現在の調査対象はヴィエンチャン特別市内チャンタブリー郡内の寺としており、これによって台帳に掲載する仏像の選別を行っています。調査にはラオス側の全面的な協力を得ながら、本学教員・学生から構成される調査チームが主体となって実施しています。

②仏像現況調査および盗難仏像調査(継続)

2006年までに調査を終えた、ルアンパバーン世界遺産地区内仏像(全1,174体)の現況と盗難の有無について調査します。

③仏像三次元測定調査(継続)

従来の三次元測定器に加え、スマートフォンアプリを活用することで、データ収集の迅速化と効率化を図ります。

④ヴィエンチャン市内寺院調査および重要仏像登録(継続)

前回本事業で予備調査を行った「ワット・ホーパケオ」および「ワット・シーサケート」両寺院の調査を継続実施し、重要仏像の台帳登録作業を進めます。仏像のナンバリング・調査カードの記入・写真撮影と3Dスキャンデータ採取を学生主体で行い、この台帳登録作業を基に本年度の調査報告書を作成し、ラオス国情報文化観光省遺産局へ提出する予定としています。

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写真:ラオス国ヴィエンチャン ワット・シーサケート寺院・本堂内部(本事業で調査)

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【事業主体】身延山大学国際日蓮学研究所 仏像修復制作室

PL(プロジェクトリーダー) 鈴木 義孝(身延山大学仏教学部特任講師・仏師)

今回本事業参加予定者20名(日本側5名、ラオス側15名)

なお、日本側(本学)参加者5名は、教員2名、学生3名で構成され、日本人教員1名、中国人教員1名、留学生2名(マレーシア・中国)、長期履修学生1名(日本)と、コンパクトながら多様な属性・背景を有する体制となっております。

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【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】

学校法人身延山学園 身延山大学 〒409-2597山梨県南巨摩郡身延町身延3567

担当:池田健太郎(国際日蓮学研究所 庶務)

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大学HP:https://www.min.ac.jp

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