2025年10月16日  
株式会社SMCはベトナムハノイ市Phenikaa University Hospitalと日本製医療AI導入の協力協定締結


株式会社SMCメディカルツーリズム・ジャパン事業部(所在地:北海道札幌市、事業部長:坂上勝也)は、ベトナム社会主義共和国ハノイ市最大級の民間病院の1つPhenikaa University Hospitalとがん治療・診断分野と病理診断分野における日本製医療AI導入の協力協定を2025年10月16日  に締結しました。

プラスマン合同会社のX線撮影画像肺結節検出のAI(人工知能)プログラム「Plus.Lung.Nodule(プラスラングノジュール)」と胸部X線撮影画像診断補助AIプログラム「Plus.CXR(プラスシーエックスアール)」、およびメドメイン株式会社のデジタル病理支援AI搭載クラウドシステム「PidPort(ピッドポート)」の研究利用および実証実験を2026年4月  開始予定となります。

ベトナム社会主義共和国ハノイ市Phenikaa University Hospitalへの日本製医療AI導入の取り組みは、ベトナム社会主義共和国ハノイ市Phenikaa University Hospitalおよびベトナム全土に対し、がん・心臓治療分野における日本式医療技術の移転・人材育成・医療システム改善を目的とした日本製医療AIプログラムの導入によるヘルステック、医療DXの推進および共同研究を推進するものです。

本契約を通じて、ベトナム国内の医療機関におけるAIの研究利用を推進するとともに、現地で高まる日本式医療の導入ニーズに応えるべく、医療AIの技術提供にとどまらず、日本式医療(日本の医療現場で実践されている診療ワークフローや運用スタイル)の展開を推進してまいります。また、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)とヘルステックの普及、そして質の高い日本式医療の国際的共有を通じて、現地の医療環境の向上とAI技術の発展に寄与してまいります。

本事業は、経済産業省 令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:三次公募)」の活動の一環であり、2019年7月1日  に日本国とベトナム社会主義共和国間で締結された「日越保健医療分野協力覚書(Memorandum of Cooperation on Healthcare)」に基づく、日本とベトナム間の医療分野における協力強化に資する活動となります。


【Phenikaa University Hospitalについて】
Phenikaa University HospitalはPhenikaaグループの民間医科大学付属病院、総面積約71,470m²・4棟の建物で構成された700床の総合病院です。内科、外科、心臓病、がん治療(放射線・核医学)、小児科、産婦人科、歯科など多岐にわたり、国際基準の設備(先進医療機器)を導入し、研究・教育機能も兼ね備えております。
Phenikaaグループは、生産・ビジネス・教育・科学を構成としており、科学技術を基盤とした持続可能なエコシステムを構築しているベトナムを代表する多角的企業グループで、Phenikaa University HospitalはPhenikaa University医学部付属病院となります。



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