Linuxの成長加速に取り組むグローバルな非営利団体である The Linux Foundation (略称: LF)は、OSS(オープンソースソフトウェア)のライセンス遵守に関する包括的な取り組みとして今夏スタートした「オープンコンプライアンスプログラム」の一環として提供する「Self-Assessment Check List」の日本語訳版として「自己診断チェックリスト」を公開しました。
以下よりダウンロード可能です。
http://www.linuxfoundation.jp/whitepapers


「自己診断チェックリスト」は、The Linux Foundation が今年8月10日  に発表した「オープン コンプライアンスプログラム」の重要な要素であり、自己診断チェックリストは、OSSのライセンス義務を順守しつつ、オープンソースの使用奨励に取り組んだ多くの企業の経験をもとに、推奨される一連のプラクティスを紹介しています。
企業は、このチェックリストを社内ツールとして使用することにより、厳格なコンプライアンスプログラム実装の進捗状況を評価でき、プロセス改善活動の優先順位を決定しやすくなります。
これにより、企業がオープンソースを導入する際の大きな障壁とされるライセンスコンプライアンスへの取り組みに関するリファレンスを提示し、オープンソース導入を促進することを目的としています。


◆コンプライアンスプログラムで多くの経験を積んでいる企業は…

「自己診断チェックリスト」は、組織においてオープンソースコンプライアンスプログラムの定義、実装、および改善を担当するチームが使用するように開発されています。
コンプライアンス プログラムについて多くの経験を積んでいる企業は、このチェックリストを使用して、効果的なコンプライアンスプロセス実装の進捗を評価し、プロセス改善の優先順位づけに役立てることができます。

チェックリストによって追加作業の必要性が明らかになった場合は、効果的であることが実証されているプラクティスを取り入れるべく、トレーニングやベンチマーキング、さらには他社とのコミュニケーションを試みることにより、効果が得られます。


◆コンプライアンスプログラムの経験が浅い企業は…

コンプライアンスプログラムの経験が比較的浅い企業の場合は、このチェック リストを使用するだけでなく、The Linux Foundationのオープン ソース コンプライアンス トレーニング コースも受講することが推奨されます。このチェックリストに含まれているプラクティスは、そのトレーニングコースで詳細に説明されます。
コースの説明は下記を参照してください。
http://www.linuxfoundation.org/programs/legal/compliance/training-and-education

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The Linux Foundation

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