株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営する縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)では、新型コロナウイルス「5類」に移行するタイミングにおける「恋人との過ごし方の変化」について着目し、20代から30代の恋人を持つ独身男女288人を対象にアンケート調査を実施し、7月6日  に公開しました。


2023年5月、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。これにより、恋人たちの生活はどう変わったのでしょうか。また、感染流行以前と比べてなにか変化はあったのでしょうか。


新型コロナウイルスによる行動制限がなくなった今、恋人たちが「行きたい」「やりたい」デートはどんなものなのか“恋人たちの今”をお伝えします。


行動制限がなくなって以降のデートは「国内旅行」「美味しいお店に行く」が2トップ


行動制限がなくなった後、恋人とどのような過ごし方をしたかをヒアリングしたところ、全体では「国内旅行」(56.6%)と「美味しいお店に行く」(53.8%)の2つが5割超となりました。


次いで「ショッピング」(44.4%)や「食べ歩き」(42.7%)、「居酒屋・バー」(38.2%)が続き、全般的に飲食・移動をともなう外出系のデートが多い結果となりました。「海外旅行」はわずか2.4%にとどまっています。


コロナ禍に我慢していたデートは「国内旅行」が46.5%で最多

「コロナ禍にやりたいのにできなかったデート」についてヒアリングしたところ、「国内旅行」(46.5%)が1位となりました。また、「お祭り・イベント」(25.3%)、「食べ歩き」(25.0%)、「居酒屋・バー」(24.7 %)といった飲食・移動をともなう外出系のデートがほぼ同率で上位にランクイン。


前項アンケートでの回答とほぼ同じ傾向なので、やはり5類へ移行したことが行動を起こす大きなきっかけとなったようですね。


一方で、5位にランクインしている「海外旅行」(22.9%)については、5類移行のタイミングで行動に移した人が2.4%と低い割合だったことから、行動制限がなくなった後も恋人たちの多くは慎重に行動しているのかもしれません。


あるいは、5類への移行がゴールデンウィーク明けだったことから、単に海外旅行へ行く機会がまだ得られていないことも要因としては考えられそうです。


【リアルな声】楽しかったデートエピソード

行動制限がなくなった後に行ったデートにおいて、もっとも「楽しかった」「良かった」と感じたデートの内容を自由回答形式で聞いてみました(一部抜粋)。

名古屋・伊勢への旅行が楽しかったです。移動時にマスクはしていましたが、観光地の時短営業や人数制限もなく名古屋城や伊勢神宮に行けたので、十分に楽しめました。(20代男性・福岡県)

田舎に住んでいるので、コロナ禍は県外にでるのがダメな風潮になっていました。なので、行動制限が解除されてゆっくり行けた遊園地は楽しかったです!県外に行くことも、行った時のことを周りに気にせず話せることも嬉しいです。(30代男性・三重県)

フランス料理のディナーに行きました。行動制限があった時は、日々の外食も控えていて何年振りかの外食だったので、奮発しておいしいお料理を食べに行きました。久しぶりにオシャレをして、日常では食べられない食事をすることができて楽しかったです。(30代女性・佐賀県)

行動制限中は家でアマプラなどのサービスで映画を見ていましたが、映画館で観る作品はスクリーンの大きさや音響などの迫力が段違いで楽しむことができました。行動制限が解除されても、いきなりライブなどに行くことはためらわれましたが、映画館はおしゃべりをすることがないので再開する心理的ハードルが低かったです。(30代女性・大阪府)

お互い好きなバスケットチームに応援に行って、ユニフォームを着て大声出して応援しました。一体感があって楽しかったです。(30代男性・埼玉県)

鎌倉で食べ歩きをした。美味しいものをお喋りしながら食べる何気ない日常が幸せだと思った。(30代女性・神奈川県)



回答では、行動制限がなくなったことで解放感に満ちた喜びの声が多く見られました。なかには、慎重に行動しながらも、久々の非日常体験を楽しんでいる様子がわかるコメントも散見されました。


デートを我慢した理由は「感染したくない」「周りに迷惑をかけたくない」

さらに、コロナ禍にデートを控えていた理由についても聞いてみました。


全体では「自身の罹患リスクを減らしたい」(25.0%)がトップ。次いで「自身の罹患で周囲に迷惑かけたくない」(21.0%)が2位、「感染拡大を避けたい」(18.1%)が3位でした。


女性は男性よりも、自分や周囲への影響を優先する傾向

男女別にみると、「感染拡大を避けたい」が男性は28.0%で最多だったのに対し、女性は男性よりも17.6ポイントも下回る10.4%でした。女性は社会全体への影響よりも、自身や周りの人(家族)への影響を一番に考え

る傾向にあるのかもしれませんね。

今年の夏休みのデートは「国内旅行」「海外旅行」「お祭り・イベント」が人気!

次に、行動制限がなくなった今年の夏休みに、やってみたいデート・デートで行ってみたいところについてヒアリングしました。

全体では、「国内旅行」(54.9%)がトップで、次いで「海外旅行」(41.5%)が2位、「お祭り・イベント」(36.6%)が3位と続き、外出・イベント系のデートが多い傾向となりました。

2位の「海外旅行」については、5類に移行したタイミングでは控えていた印象でしたが、この夏は久しぶりに海外旅行を計画しているカップルが多くいそうですね。

今年の夏休みに恋人と行きたいのは、1位「沖縄」・2位「北海道」

具体的にどこに行きたいかについても、自由回答形式で聞いてみました。こちらはランキング形式でご紹介しましょう。


具体的な地名を挙げていた回答のみで集計を行ったところ、もっとも多かったのは「沖縄」で13.5%、2位は「北海道」で13.1%と僅差でした。3位は「ハワイ」で1・2位の半分以下となる6.7%です。



1位が13.5%というところからも分かるとおり、行きたい場所は多岐に渡り、さまざまな地名が挙がりました。また、具体的な地名ではないものの、「温泉」や「ディズニーリゾート」という声も数多くありました。



【リアルな声】恋人と『そこ』へ旅行したい理由

次に「そこに行きたい理由」に関しても自由回答形式で聞いたところ、以下のような回答が寄せられました(一部抜粋)。



沖縄:海外に行きたいけど、もう少し新型コロナウイルスの感染が落ち着いてから行きたい。国内で海外っぽいところというと沖縄だと思うので、沖縄にした。(20代女性・埼玉県)

北海道:北海道は行ったことがなく、また、夏場は避暑地としても涼しそうなので。美味しいものがたくさんあるので楽しみ。(30代男性・福島県)

ハワイ:「海外旅行と言えば!」というところに行きたいから。(20代女性・佐賀県)

韓国:K-popと韓国料理が好きだから。(20代女性・群馬県)

台湾:人生で一度も海外旅行に行った事がないので、まずは近場から慣れていきたいと思っているから。また「千と千尋の神隠し」の舞台になった『九份』に行きたいから。(20代女性・大阪府)

福岡:もつ鍋など食べ物が美味しいイメージがあり、空港から市街地までが近いなどいろいろなものがコンパクトにまとまっていて手軽に観光できそう。(30代男性・東京都)

京都:歴史を肌で感じられる場所だからです。(20代女性・宮城県)



ランキングに挙がった場所ごとに1つずつ回答を紹介しましたが、『そこ』へ行きたい理由に大きな偏りはなく、同じ場所であってもみなそれぞれ違った理由があるようです。



1つだけ共通しているのは、『行きたい理由』に関するコメントから、旅行を楽しみにしている気持ちがうかがえたことです。「数年ぶりに、我慢せずに行きたい場所に行ける!」そんな喜びに溢れたコメントが多く見られました。



コロナ禍と行動制限のない今で意識・行動に変化あった? 8割が「はい」

ここからは、コロナ禍と行動制限のない今を比較したときの変化についてくわしくみていきましょう。





「私生活の行動・習慣・意識に変化があったか」を聞いたところ、8割以上の独身男女が「はい」と回答しました。



次に、行動制限がなくなった後の行動・習慣・意識に「変化があった」と回答した方に対して、具体的にどのような変化があったのかについても聞いてみました。



女性は行動制限がなくなった後も『慎重に行動』する傾向



行動制限がなくなった後の変化に関しては、「マスクを外して過ごす時間が増えた」(65.8%)がトップで男女による違いはありませんでした。



男女でもっとも割合の差が大きかったのは「気兼ねなく人と会えるようになった」で、男性が30.4%に対し女性が47.5%と、女性のほうが17.1ポイント上回る結果でした。次に差が大きかったのは「出かける機会が増えた」で、こちらも女性のほうが14.4ポイント上回っています。



ここで傾向を見るために、コロナ禍で『行動制限があったもの・義務化されていたもの』と、『控えたほうが良いが可能だったもの』の2パターンに分けて、男女の割合の差を調べてみました。



※男性の割合ー女性の割合



すると、行動制限・義務化ありの行動(※1)に関しては、実家への帰省を除くすべてにおいて男性のほうが女性より6〜14ポイント上回っていることが分かりました。逆にコロナ禍で控えていた行動(※2)に関しては、パートナーに会うこと以外は女性のほうが最大17ポイント上回っています。



(※1)マスクを外す・旅行・大人数で集まる・人との距離・実家に帰省
(※2)人と会う・出掛ける・外出する・外食・パートナーに会う



このことから、男性よりも女性のほうが「控えたほうが良い行動」をコロナ禍にしっかりと控えていたのではないか、だから行動制限の解除後にまずはそこから行動や意識の変化が生じたのではないか、ということが予想できそうです。



若い世代のほうが新型コロナウイルスへの危機感が希薄な傾向





今度は、行動制限がなくなった後の行動・習慣・意識に「変化がなかった」と回答した方に、その理由を聞いてみました。



年代別の傾向では、「まだ感染リスクがなくなったわけではないから」と回答した30代男女は4割超であったのに対し、20代男性は16.7%、20代女性は25.0%といずれも低い結果になりました。



また、「コロナ禍で意識・行動が変わらなかった」と回答した割合についても、20代男女は30代男女よりも高い結果になりました。



このことから、若い世代ほど新型コロナウイルスへの危機感が薄い傾向にあるといえそうです。



「美味しい店に食べに行く」デートは、コロナ前後で価値観に変化!?

最後に、コロナ前後の人気デートの変化について調査してみました。2020年に縁結び大学が行った『Withコロナ時代の行動変化調査』では、「コロナ前」と「コロナ禍」のデートの比較を行いました。



この調査と同様に、今回は行動制限が緩和された後の変化を比較するため、あえて同じ項目でアンケートを実施しました。



※コロナ前(2020年1月  まで)/コロナ禍(外出自粛期間中※2020年2月  〜2020年8月  末)/コロナ後(行動制限の緩和後から現在)



その結果、行動制限が緩和された後(コロナ後)にもっとも多かったのは「美味しい店に食べに行く」(47.6%)で、次が「買い物に行く」(47.2%)でした。



「美味しい店に食べに行く」に関しては、コロナ前・コロナ禍(外出自粛期間中)ともに15〜24%ほどにとどまっています。逆にコロナ前・コロナ禍でもっとも多かったのは「お家でまったりする」で、コロナ後は30.2%であるのに対し、コロナ前は63.1%、コロナ禍は83.6%と、割合に大きな差が見られました。



その一方で、次に多かった「買い物に行く」については、多少の割合の違いはあるものの、コロナ前・コロナ禍でも2番目に多い結果でした。



コロナ前とコロナ後。どちらも行動制限がない状況であるにも関わらず、もっとも人気のデートに差が生じた背景には、新型コロナウイルスの蔓延によって「外食で美味しいものを食べる」ことを制限されたことに対する反動があるように思えます。そこに価値観の差が生まれたともいえそうです。



まとめ|今後は『我慢しなくて良いデート』を思う存分楽しもう!



行動制限がなくなりコロナ禍からの正常化が進みつつありますが、すべての恋人たちが何の躊躇もなく好きなデートを行っているというわけではなさそうです。特に女性に関しては、男性よりも慎重な傾向が見られました。



その他にも、アンケートでは次のようなことがわかりました。



・行動制限なし後は「国内旅行」「美味しいお店に行く」デートが人気
・今年の夏休みは「国内旅行」「海外旅行」「お祭り・イベント」デート
・女性は行動制限なし後も慎重に行動する傾向
・コロナ前後で変化があったデートは「美味しい店に食べに行く」



今回のアンケートで印象的だったのは、「何気ない日常が幸せ」「我慢せずにやりたいことが出来ることが嬉しい」といった声が多かったことです。また、「久しぶりの非日常」に感激する声もありました。それだけ、多くの恋人たちが約3年間という長い間、我慢を強いられていたということでしょう。



『我慢しなくて良い』ということが、なによりもデートの楽しさに繋がっているのかも知れません。



今年は、久しぶりの行動制限のない夏休みです。そうは言っても完全に感染がなくなったわけではないので、今後も引き続き気を付けながら、楽しく過ごせるといいですね。



【調査概要】

調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:20・30代独身の男女 計288名
実施日:2023年5月26日  ~6月8日  
調査実施主体:縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/
調査会社:株式会社ネクストレベル





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横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。

『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信。



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