第20回BeSeTo演劇祭BeSeTo+参加作品『偽造/夏目漱石』

夏目漱石の『吾輩は猫である』における有名なフレーズ――「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。」は、「吾輩は《日本人》である。名前はまだない」に置き換えられるのではないだろうか?これが作品の発端でした。
今秋、重力/Noteは、夏目漱石のテクストをもとに近代化の問題を考えます。近代化を経ても未だ名づけられていないものや感覚、そして《日本人》自らのアイデンティティを思考する《場》としての演劇を上演します。
重力/Note年内最後の作品『偽造/夏目漱石』。どうぞお見逃しなく!


原作:夏目漱石『三四郎』ほか
戯曲:市川 タロ(劇作家・『デ』代表)
構成・演出:鹿島 将介
出演:瀧腰 教寛 立本 夏山 平井 光子 邸木 夕佳
舞台美術:深代 満久
衣裳:富永 美夏
演出助手:永井 彩子
ドラマトウルグ:佐々木 琢
制作:本多 萌恵
共催:BeSeTo演劇祭実行委員会
提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
協力:夏山オフィス アトリエ春風舎
主催:重力/Note

【 公演日程 】
11月4日(月)  開演時間 19:30☆
11月5日(火)  開演時間19:30★
11月6日(水)  開演時間15:00★
11月7日(木)  開演時間19:30★
11月8日(金)  開演時間15:00 /19:30★
11月9日(土)  開演時間13:00/17:00
11月10日(日) 開演時間15:00
※★の回はポストトークを予定しております。
※上演時間 75分(予定)
※英語案内付き
※受付開始は開演の30分前、開場は15分前を予定しております
※未就学児童はご入場いただけません。

【 チケットについて 】
料金:
一般前売 2,600円 一般当日 3,000円
学生(前売り・当日共/要学生証) 2,300円
BeSeTo全演目パス  16,000円(Confettiでの取扱い・要予約)
※日時指定・整理番号付・全席自由席
※客席数の都合により、BeSeTo全演目パスでの観劇は各ステージにおいて限りがあります。全演目パスでの観劇希望の方はお早めにご予約ください。

【 会場 】
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 4番出口より徒歩3分
〒173-0036 東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
TEL:(公演期間のみ)
※会場には駐車場・駐輪場がございません。お越しの際は公共交通機関のご利用をおすすめします。


【 ご予約・お問い合わせ先 】
劇団HPにてチケット予約フォームをご用意しておりますので、そちらをご利用いただきますようお願いいたします。
劇団HP:http://www.jyuuryoku-note.com/

直接メールでのチケット予約をご希望される場合は、件名を「チケット予約」としていただき、メール本文に「ご氏名/希望日時/枚数/ご連絡先」をご記入下さい。予約は重力/Noteからの返信をもって完了となります。3日以上経っても返信がない場合には、お手数ですが電話にてご連絡下さい。
E-mail:(重力/Note制作部)
TEL:080ー3750ー1069(受付時間 10時~20時)
    
【重力/Noteとは】
東京・浅草橋を拠点に活動。世界と人間を取り巻く様々な力の運動を記述した《場》を提供し、それらを通じて観客とともに世界と人間とのあいだにある沈黙について想起していくことを目的としている。演劇とは「《喪われた経験》へ向けられた追悼行為である」とし、人類史上において破局的な経験を描いている作家/テキストを中心に取り上げながら、演劇表現の可能性を追求している。俳優の身体や舞台美術といった物質としてそこにある素材や、声・音・光・時間などといった痕跡を残さない素材を駆使して、存在の生成と消尽の運動を記述していく。これまでに『かもめ』(08)、『職業◉寺山修司』(12)、F/T12公募プログラム参加作品『雲。家。』(同)、『リスボン@ペソア』(13)を発表。

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