建築の「建」の字は「聿(筆の原字で、筆を手でたてて持つさま)+廴(歩く)」から成り立ち、「すっくとたつ、体を立てて歩く」という意味があるそうです。人を示すへんをつけた「健」の字は、高く堂々と立つ意より、やがて健康(すこやか)の意味を持つようになったといわれています。「建てる」と「健やか」。いま、家づくりにおいて、この2つはとても重要なキーワードになりました。耐震とシックハウスの問題。家族を守るべき建物が、家族に危険を及ぼし、病気をもたらすというのは、とてもつらいことです。九州・山口匠の会は、現代住宅が抱えるそんな家づくりの課題を解決しようと、地域の優良工務店が集まって”健康創造住宅“を提唱してきました。健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル「LOHAS」(Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語)。この考え方がポピュラーになる以前から、九州・山口匠の会は、ロハス志向の家づくりが重要と考えてきました。木は、石油のように限りある資源ではなく、リサイクル資源です。木の家は優れた健康効果、住宅性能を持っています。

家をつくるのは人ですが、”人をつくるのも家“といわれています。家はただの建物というだけでなく、人が暮らす場所。家族の心とからだを育む場所だからです。まず、ホルムアルデヒドなどの化学物質によって体に害を与えないこと。構造的な危険性がないこと。自然素材をできるだけ使い、人にやさしい家をつくることが大切です。家族の安全、安心を優先した造りでなくてはなりません。つぎに、家は子どものしつけの場所であるということ。人間は社会性の動物です。いちばん小さな社会が家庭。家族のコミュニケーション、習わしやしきたり、人として生きる知恵を学ぶところです。間取りや設計のなかに、そういった成長を促す工夫や絆を深める工夫があるべきだと思います。
また、家というのは、そこに住む人の家族構成も、ライフスタイルも、趣味や感性も違うのですから、同じ家であるわけがありません。九州・山口匠の会の家づくりは、工業生産のメーカーの家とは違います。優良工務店が建てる家は、一軒一軒がオーダーメイド、オリジナリティのある家です。私たちは、地域の気候風土になじみ、自然や健康に配慮した家、その上で、その家族にとっていちばん快適な家こそが理想と考えます。

世界で一つのマイホーム。夢はきっと叶います。

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