手足の自由を失いながら、口に筆をくわえて草花を題材にした詩画に取り組む詩画作家星野富弘さん。

本展で初公開となる11作品をはじめ、星野さん独自の世界観で創作された詩画のべ約100点(前期約70点、後期約70点)を、かつてない長期間にわたり展示いたします。

群馬県みどり市の「富弘美術館」には、のべ617万人の人々が訪れています。また作品展は、日本全国のみならず、アメリカやポーランドを含め世界222ヵ所で開催され、これまで378万人の方々がその詩画を通して、癒やされ、励まされてきました。

星野さんの詩画に多くの方が感動するのは、星野さんのもっている他の人や物に対する優しさや、見過ごしてしまいがちなとても大切なことに気づかせてくれるからでしょう。詩画の一つ一つに向き合うとき、そのことばや深い視点に感動するのです。また、「詩画」という表現スタイルは現在多くの方によって用いられていますが、これほどまでに定着させたのは星野さんの作品の影響力であると思います。星野さん白身、詩と画のバランスについて、「詩や画に欠けがあってもいい。欠けている詩と画が一緒になるとお互いが助け合って素晴らしいバランスの取れた作品になる」と語っています。
健全な身体は痛みを感じる身体だ、といわれます。今、私たちの社会には、痛み、傷つき、苦しんでいる方が大勢おられます。痛みや苦しみがなくなることではなく、痛みや苦しみを共に担い助け合う社会になることが望まれています。星野さんの詩画を通して、感謝や喜び、思いやりの大切さに気づくのではないでしょうか。

星野さんの詩画は群馬県みどり市にある「富弘美術館」まで行かないと、直接見ることがかないません。本展は、交通至便な東京・お茶の水でご覧いただけることとなりました。過去、都心での詩画展はいつも混雑してゆっくりと鑑賞できませんでしたが、これまでにない長期の開催により、いつでも、ゆっくりと詩画を味わっていただくことができます。

かつてない長期間の開催。多くの初公開作品をご覧いただけます。これらは、1987年作「ふきのとう」、1989年作「シロダモの実」、1990年作「山桜の実」など1987年から2007年に制作された水彩による詩画11点となります。

参考URL : http://www.wlpm.or.jp/shigaten/

*********** 開催概要 ************

詩画展名:「星野富弘 花の詩画展inお茶の水」
      ~ いのちより大切なもの ~

会  期:前期 2012年11月2日(金)  ~12月30日(日)  
     後期 2013年1月4日(金)  ~3月2日(土)  

開催時間:/月~土曜日・祝日:11時~19時(入場は18時30分まで)
 /日曜日:12時~19時(入場は18時30分まで)
 休館日:2012年12月31日(月)  ~2013年1月3日(木)  

会  場:「お茶の水クリスチャン・センター(OCC)」5階
 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1
     TEL 

入場料 :大人(高校生以上)500円、中学生以下 無料
     障がい者と要介護認定者は手帳を提示すれば入場できる(介助者1人も無料)

作品点数:全期間 約100点(前期約70点、後期約70点) 内11点は初公開作品

主  催:「星野富弘 花の詩画展inお茶の水」を開く会

後  援:山崎製パン株式会社、ミヨシ石鹸株式会社、株式会社ヴィ・ド・フランス、株式会社チュチュアンナ

お問い合わせ:「星野富弘 花の詩画展inお茶の水」を開く会 事務局
     TEL:

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👤 発行者について

「星野富弘 花の詩画展inお茶の水」を開く会 事務局