株式会社「とうからく」は、この夏、極めて遮光性の高い自動車用外付けサンシェードを開発。販売を開始しました。
◇背景
1.現在広く市販されている車内搭載用のサンシェードはあまり効果がなく、すぐに吸盤が劣化し取り付けにくくなるという欠点があります。
2.これを解消するため当社が開発した外付けサンシェード『いつでも木陰』は運転席周りを一体的に覆う形状であるため、日除けの効果が非常に高く、真夏の炎天下、駐車後2時間たっても車内温度は20℃近く、ダッシュボードは30℃以上低く抑えられます(「相新日本環境調査センター」測定)。取付けも簡単で、ドアロックを解除して外す仕組みです。また、磁石等を用いることもないので、車を傷つけません。
3.しかしながら、アルミ蒸着の生地は水・酸に弱いというアルミニウムの性質上、雨(酸性雨)に極力当てないという注意が必要で、「食事や買い物時の日除け専用」と用途を限定してきました。そのため、この間「青空駐車場で着けっ放しにできるものがほしい」との要望が寄せられていました。
4.が、真夏の太陽光の破壊力は強烈であり、継続して外付け使用ができるほどの耐候性があり、日除けとしての性能が高く、かつ入手しやすい価格の素材は見つからないのが実情でした。
 例えば耐候性という点ではボディカバーの生地であれば一定程度実証されていると考えられますが、ボディカバーの生地は光の透過率が高く、透過した太陽光が車内で熱となって蓄積されることから、日除けの性能は低いという問題があります。
5.他方、今年は原油不足の折からガソリン代高騰も懸念される中、ガソリン代の節約に、省エネに、二酸化炭素の排出量抑制に役立つ商品がこれまで以上に求められています。

◇新商品『快適ウィンドーカバー』の特長
1.特殊な処理を施した、光の透過率が極めて低いボディーカバーの生地を2枚重ねにすることで、耐候性をボディカバーと同等ないし2倍以上に向上させました。
2.一般のボディカバーの生地は光の透過率が高く(サンプル2種では4.85%,7.86% )日除けには適しません。
これらに対し『快適ウィンドーカバー』の生地は光の透過率0.0026%という極めて高い遮光性を実現(いずれも波長250~2500nmの平均。測定は「神奈川産業技術センター」。詳しくはHP『データ集』参照)。
3.このように新商品『快適ウィンドーカバー』は遮光性が極めて高いため日除けとしての性能に優れ、同時に霜除け、ウィンドーガラスの保護、アウトドアの簡易目隠しにと、多目的使用が可能となりました。
4.一方、カーエアコンは車内温度が高いときには運転開始時に自動的にマックスで働き始め、このとき非常に多くの燃料を消費します。従って、駐車中の車内温度を低く保つことは省エネ、ガソリン代の節約に直結します(外付けサンシェードを用いた場合と用いない場合を比較した2度の走行測定では10.88% 16.13%の節約効果を記録しています)。『快適ウィンドーカバー』は従来の当社製品『いつでも木陰』に比較し光の透過率が約10分の1であり、よりいっそうの省エネ効果が見込まれます。

◇価格、適用車種
Mサイズ 3980円、Lサイズ 4980円、
ほとんどの普通乗用車に対応できますが、運転席周りの形状、大きさによっては取り付けられないものもあります。(適用車種はHPをご覧ください)

◇会社概要
 (株)とうからく
 代表者 塚本みゆき
 所在地 〒257-0003 神奈川県秦野市南矢名4-26-1-407
 設立年月日 2010年1月5日  
 事業目的・内容 自動車用外付けサンシェードの開発・販売
 資本金 500,000円
 URL http://www.toukaraku.com


【備考】・原型となるものが2008年度省エネセンター主催の「省エネコンテスト」審査員特別賞受賞。
    ・意匠権取得
    ・ホームページには、豊富なデータを掲載しています。

◇本件に関するお問い合わせ
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