最近「住まいりんぐ」に、被災者からの感謝の声が続々と寄せられている。
「住まいりんぐ」は、東日本大震災で被災者された方と民間の賃貸住宅をつなげるサイトとして昨年3月31日オープン。現在、72世帯、計100名以上の被災者へ仮住まいの提供を行った。当プロジェクトは大家検定を監修・認定する一般財団法人日本不動産コミュニティー(J-REC)らがボランティアでその運営を行っている。東日本大震災からもうすぐ1年が経過する。仮住まい暮らしに慣れ日常生活を取り戻してきたこともあるのだろう、被災者から感謝の声が寄せられるようになってきている。その一部がHP(http://www.smiling-net.jp/)で公開されている。

「震災時、妊娠中だったのですが10月に無事元気な男の子を出産いたしました。ようやく生活が落ち着き、これまでお世話になった方々への感謝は言葉に言い表せません」
(N.T様、福島県から神奈川県へ避難)

「おかげさまで、こちらのHPを通じて住まいがみつかり、昨年の8月からお世話になっております。入居に際してもとてもスムーズに受け入れていただき大変助かりました。家主の方を始め、あたたかな真心よりこのような機会をつくってくださった皆様に心より感謝申し上げます」(M.T様、宮城県から香川県へ避難)

「住まいりんぐ」では、被災者の一刻も早い生活再建のため一定期間無料で空き部屋を提供していただける家主を募集、家主が被災者に双方安心して物件の貸し借りができるようガイドラインを作成し、スムーズでトラブルのない取引をサポート。契約書式や契約マニュアルなども無償で提供している他、J-REC認定のマスター資格者により直接取引や被災者の生活面でのサポートも無償で行ってきた。当プロジェクト代表の浦田氏は「今後、かなり高い確率で首都圏直下型の大震災が予想されている。引き続き、家主に物件登録を呼びかけると同時に、いざという時のために、当サイトの存在をより多くの人に知ってもらいたい」としている。

本件に関する詳しいお問い合わせ先:
「住まいりんぐ」運営事務局
一般財団法人日本不動産コミュニティー
 担当:小林、塩沢
〒103‐0023東京都中央区日本橋本町3-3-6
TEL 03−6202−2840

http://www.j-rec.or.jp/ メール


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