Linux の成長加速に取り組むグローバルな非営利団体である The Linux Foundation (略称: LF)は、1,948名のLinuxユーザを対象とする調査結果をホワイトペーパー「Linux Adoption Trends: A Survey of Enterprise End Users」として公開しました。
また、同日本語翻訳版「Linux 採用動向:企業エンドユーザ調査」を公開しました。

本ホワイトペーパーは、Linux Foundation End User Council 、Yeoman Technology Groupなどの協力を得て行ったアンケート結果をまとめましたもので、ユーザ、コミュニティの開発者、およびベンダーの協力連携による取り組みの成果であり、主に米国市場での動向を反映しています。


このようなホワイトペーパーをリリースする背景としては、Linux採用動向やユーザ推移に関する詳細データは、対象が世界的な大企業になるほどを入手するのが困難であることがあげられます。
アナリスト企業が提供する情報から基礎的な理解は得られますが、オープンソースのLinuxは導入経路も様々であるなどの理由から、実際にどのように採用されているかを正確に把握することが困難です。


今回公開した「Linux 採用動向:企業エンドユーザ調査」によって、Linuxベンダ、開発者、および業界全体に対し、Linux発展のために取り組むべき課題を提起することができます。

各種データは、Linuxは成長し続けていることを示しており、WindowsからLinuxへの転向例も増加しています。また、Linuxは、よりミッションクリティカルな処理に使用されつつあり、運用部門における人気も上昇しています。


ホワイトペーパーは、以下のURLからダウンロード可能です。
◆日本語版
http://www.linuxfoundation.jp/whitepapers
◆英語版
http://www.linuxfoundation.org/lp/page/download-the-free-linux-adoption-trends-report

このプレスリリースを 
PDFでダウンロードする or QRコード印刷する


👤 発行者について

The Linux Foundation

前へ | 次へ