奈良県御所市で「世界にひとつだけのレジンテーブル」制作体験を開催 ～プロフェッショナルコースも新設し、地域から新しいクラフト文化を発信～

エコロキア株式会社（本社：兵庫県神戸市東灘区、代表取締役：正木孝昌）は、奈良県御所市の工房にて「レジンテーブル制作体験ワークショップ」を定期的に開催しています。本プログラムは、無垢材と透明樹脂（レジン）を組み合わせた世界に一つだけのテーブルを、自らの手で制作できる体験型の取り組みです。観光や地域文化との親和性も高く、関西圏からアクセスしやすい御所市の特性を活かした新しいものづくり観光として注目を集めています。

ワークショップは全4回構成で、木材選びと型枠づくりから始まり、レジンの調合と流し込み、硬化後の粗削り、最後は研磨と自然塗料による仕上げまでを体験します。天然木は一本ごとに杢目や色合いが異なり、レジンとの組み合わせにより唯一無二の作品が完成します。参加者は、木材の個性を活かしながらデザインを考え、仕上げまでを行う過程を通じて「ものづくりの楽しさ」と「手をかける贅沢」を実感できます。完成したテーブルはそのまま持ち帰ることができ、日常生活で実際に使用できる点も大きな魅力です。

また、2025年9月20日  からは「プロフェッショナルコース」を新設しました。このコースでは、素材の知識や加工技術、デザイン発想、仕上げ方法を体系的に学べるだけでなく、作品を商品化し、副業や事業化を目指す方への実践的なサポートも行います。奈良・関西地域における新たなクラフト人材の育成拠点として、地域経済の活性化や観光資源としての発展にもつながることを目指しています。

御所市は古くから林業や木工の文化が根付いた土地であり、周辺には金剛山や葛城山などの自然環境が広がります。大阪・京都・神戸から車や電車で1時間から1時間半で訪れることができ、日帰り観光との相性も抜群です。こうした地の利を活かし、エコロキアは「不便を楽しむ」という独自のコンセプトのもと、観光とクラフトを融合させた体験型プログラムを発信しています。

本取り組みは、地域の観光振興に加え、教育分野や企業研修への活用、さらには海外からのインバウンド需要にも対応できる可能性を秘めています。御所市の工房を拠点に、関西から全国、そして世界へと広がる新しいクラフト文化の発信地として、エコロキアは今後も挑戦を続けてまいります。