平安時代、紫式部によって著された『源氏物語』は、千年の時を超えて、今なお愛され続けています。『源氏物語』とは、桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏を主人公とし、継母藤壷に始まる愛の遍歴から孤独な晩年までをつづった長編の物語です。成立当初の受容層は、ほぼ一部上層階級に限られており、物語として本文を楽しんでいました。江戸時代になると印刷技術の普及により、大衆にも浸透します。人びとに広く受け入れられたことで、注釈本やあらすじ本、物語を絵画化した源氏絵や生け花、音楽や演劇など、さまざまなカタチで、日本の文化に影響を与え続けました。現代でも切手や二千円札に図案化されるなど身近なところに『源氏物語』は存在します。
本展では、江戸時代を中心に、多様な広がりを見せる『源氏物語』をご紹介します。
2024年4月1日(月)  より開始

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