食品専門の物流サービスを提供する、創業43年目の北王流通株式会社(黒田英則代表取締役・東京都北区)は、2023年11月1日  より、アルバイト向けの新たな人事制度を開始しました。2023年10月  より、政府は「年収の壁・支援強化パッケージ」もスタートし、働き手不足の解決にも取り組んでいます。当社では、昨年より正社員向けにスタートした、新人事制度(賞与・手当について、事業計画に応じた利益の還元を行う従来の賞与制度を残しつつ、個人評価に応じた賞与制度を合わせた複合型制度)を、アルバイト向けにも適用拡大。給与や手当面はもちろんのこと、アルバイトの人材育成が促進される仕組みも実装しています。例えば、当社の人事理念『自分を信じ 人を愛し 互いに助け合う』に基づき、「自分」「職場の同僚」「お客様・社会」に向けた各目標設定を従業員1人1人が掲げ、業務改善と働き甲斐の達成を共に達成していくことを目指すなど、仕事への参画意識や成長機会の獲得を実感してもらえるよう月に1度面談も行っています。物流業界は2024年問題も来年には待ち構えているので、経営環境の変化に向かい、更なる業務の効率化とロスコストの削減に、今まで以上に真剣かつ前向きに取り組んでいきます。

新人事制度構築担当者はこのように話しております。
「正社員同様、アルバイトに向けての制度構築や環境改善には今までも取り組んできました。ただ、『年収の壁』は、やはり大きく働けるが時間をセーブしないといけないといった話は現場よりよく聞いておりました。今回国の制度改定と、当社の新しい期がスタートするタイミングも同時期にあり、また今後も継続的に人材採用を強化し続けることと同時に、既存の従業員の活躍の場やスキルを伸ばす制度をどう並行していくかを日々検討しており、新制度展開を開始させる運びとなりました。この新制度は、賞与支給だけの機能ではなく『目標実現プロジェクト』とよばれる社内の幹部を巻き込み構築した全従業員の教育カリキュラムの1つでもあります。ツールとして作成した成長支援シートを活用し、上司・部下の定期面談の機会を設けています。評価の1つに勤務年数に応じた時給UPもとりいれており、一時的に給与を増やすだけではなく、長期的に働くイメージを持ってもらう施策でもあります。」

また、プロジェク運営担当者はこのように話しております。
「サブクルーさん(当社ではアルバイトの事をサブクルーと呼んでおります)は利益への自分自身の貢献度を振り返ったり、業務改善の主要メンバーとして活躍したりする機会を勤務状況の背景等で得る場面が正社員さんほど多くなかったと思います。今回の新制度を通して、サブクルーさん1人1人が、自分自身の仕事を振り返り、がんばり次第で賞与や手当が増える体感を得やすい環境になると、給与にも還元されますし、また働き方の意識改革がいい方向に進むのではないかと思っております。また、会社側も月に1回面談を通して、より個々の要望や課題の聞き取りを通して、現場改善を進められることを期待しております。」

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👤 発行者について

北王流通株式会社

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