オフグリッド電源による防災行政無線長期連続運用、電気料金無料化を実現

熊本県球磨郡五木村防災行政無線デジタル化工事において、弊社オフグリッド電源システム、パーソナルエナジーが採用されました。 令和2年7月豪雨により道路は寸断され、現在も登山道は通行止めとなっている現地で今なお、24時間365日稼働を続けています。 この革新的なシステムには、主電源として太陽光発電を活用することで、電気料金の不要化を実現するとともに、長時間の停電災害時やインフラ遮断時においても無線局の無停止連続運用を実現します。

近年の大規模災害の発生を教訓として、防災行政無線にはこれまで以上に多様化・高度化する通信ニーズ(画像伝送・データ伝送等)への対応が要求されるとともに、平常時における有効活用を図るために更なる改善が求められています。
市町村防災行政無線のデジタル化は2001年から全国で導入が進んでいます。

パーソナルエナジーは、過酷な環境への設置が可能なオフグリッド電源システムです。
このシステムでは、太陽光発電で得られる電力から急速に充電を行い、リチウムイオンバッテリーに蓄え、常時電力を供給します。
これにより、CO2排出ゼロの環境に優しいエネルギー利用を実現し、高騰し続ける電気料金も不要となります。

従来の電力供給方式では、線状降水帯による道路や電力網の寸断などの長時間停電災害時には無線局の運用が途絶える可能性がありました。
今回、オフグリッド電源、パーソナルエナジーの導入により、電力供給の信頼性が向上し、防災行政無線局の無停止連続運用が実現されます。

最も大きな効果は、オフグリッド電源パーソナルエナジーの導入により、電気料金が不要となることです。
従来の電力供給方式では、無線局の運営には電気料金が必要でしたが、オフグリッド電源によってこれらの費用を削減することが可能になります。
この取り組みは持続可能なエネルギー利用と財政負担の軽減を実現し、他の地域にも広がるべきベストプラクティスとして注目されるでしょう。
本システムは2023年6月1日  から全国自治体向けに発売開始されます。

オフグリッド電源パーソナルエナジーの導入により、地元自治体は財政的な負担を軽減し、地域の防災体制の向上に一層力を入れることができます。
災害時における重要な情報伝達や救助活動の円滑化が図られることで、地域の安全と安心を確保します。
慧通信技術工業は、防災行政無線デジタル化工事における技術力と実績を活かし、地域の防災体制の強化に貢献してまいります。


【会社概要】
慧通信技術工業は、通信インフラの開発・設計・構築を行う企業です。高度な技術と豊富な経験をもとに、社会の発展と防災の向上に貢献しています。

【この件に関するお問い合わせ先】
慧通信技術工業株式会社
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