~独自AI技術ソロモン・テクノロジーに基づくResQ AIに新たに「ResQヒートスコア(β版)」搭載!~


株式会社アドダイス(本社・東京都台東区、代表取締役CEO 伊東大輔)は、2022年7月25日  、株式会社トライプロ(本社・東京都世田谷区、代表取締役 高木宏昌)に対し、独自の特許技術「SoLoMoNR Technology(以下:ソロモン・テクノロジー)」に基づく人工知能「ResQR AI(レスキューAI) 」を活用した、健康を見守り熱中症リスクをお知らせする、ドライバー・倉庫作業者など現場作業員のための労災防止サービスの提供を開始いたします。

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◆ResQ AIによる労災防止サービスについて
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1.導入の目的

株式会社トライプロは、運輸・運送・倉庫事業者における乗務員、ドライバー、倉庫作業員等の安全・安心を支援するシステム等の開発・製造・販売を行う企業です。
近年の夏季気温上昇やマスク着用により、現場作業員の熱中症リスクは増加する一方です。現場で働く方々を熱中症から守り、夏季においても安心・安全に業務に取り組んでいただける環境整備を目指して、このたびの労災防止サービス提供開始に至りました。

株式会社トライプロ https://www.trypro.co.jp/


2.内容

現場作業員の方に、腕時計型バイタル測定機器「ResQ Band」を装着していただき、バイタルデータを取得。データをクラウドの人工知能「ResQ AI」に集約、アドダイス独自の技術「ソロモン・テクノロジー」で解析を行い、以下のサービスを提供します。

1)ResQ ヒートスコアによる熱中症予防

バイタルデータから、ResQ AIが熱中症リスクを「ResQ ヒートスコア※」としてスコア化します。危険値を超えた場合、本人および管理者に対して熱中症リスクが高まっていることを即日通知し、対応を促します。
※ResQ ヒートスコアは、今回はβ版でのご提供となります。

2)クラスター対策、健康経営実践、職業寿命延伸

ResQ AIは、皮膚温、血中酸素濃度、心拍数などのバイタルデータを解析し、不調の兆候や異常がある場合は、ご本人および管理者等にアラートを出し、気づきと早期対応を促します。クラスター対策はもちろん、体調不良や異常をいち早く警告し行動を促すことにより、従業員の健康増進と職業寿命の延伸が望め、企業の健康経営実践を支援します。

3.熱中症予防に取り組む背景

職場における熱中症による死傷者数は、厚生労働省の発表によると過去10年間平均で、死傷者数639人、死亡者数21人。産業別にみると、運送業は建設業、製造業に次ぐ第3位となっています。

また近年のヒートアイランド現象等による気温上昇やマスク着用等、現場作業における熱中症リスクのさらなる高まりが指摘されています。
気づいたときにはすでに熱中症が発生しているケースも多く、業務中にできる対策も限られるため、現場で働く方々の健康をいかに守っていくかが、運輸・運送・倉庫業にとって喫緊の課題となっています。

<参考>令和4年5月31日発表
令和3年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値) 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25950.html

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◆すべての人のWell-beingの実現を目指す「ResQ AI」
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アドダイスは、独自AI技術「ソロモン・テクノロジー」に基づくAI開発を通じて、社会の様々な課題解決に挑むAIスタートアップです。超高齢化が加速する今、この技術を人の健康に活かすべく、AIを活用したヘルスケア(ライフスタイル医学AIR)の研究開発を進めています。

特に、病気になる手前の状態(未病)をAIで早期に発見し、警告を発してユーザーの健康を守る「未病AI」「健康見守りAI」の実用化に向けて、いま国内外各地で実証実験を展開しています。

今回β版でご提供する「ResQ ヒートスコア」は、近年の夏期気温上昇を受けて高まる熱中症予防ニーズにお応えするものです。アドダイスは今回の労災防止サービスを通じて、より実用的なスコアへと進化を目指します。

今後ResQ AIは、認知症対策、心疾患などカバー範囲をさらに広げ、すべての人の健康寿命延伸、Well-beingの実現を目指して参ります。
以上


【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社アドダイス
 メール:  電話:(担当・伊東大輔)

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<参考資料>

・ResQ AIは全国各地で実証実験を展開中
ResQ AIは、国内外で数々のイノベーションチャレンジ、アクセラレータープログラム、各種プロジェクト等の採択を受けています。現在、全国各地の大学、研究機関、病院、自治体、他企業と連携し数多くの実証実験を展開中です。

<ResQ AI採択実績>
・山梨県中央市および株式会社アルプス、豊前医化株式会社と共に、県民の健康寿命延伸を
目指して「健康見守りAI」の実証実験スタート!(2022.07.08)
・あいち福祉振興会と共に、障がいのある方の就労支援施設において「未病AI」の社会実証を
実施!(2022.06.29)
・静岡県立大学「地域みらいづくりフェロー」認定(2022.6)
・科学技術振興機構(JST)「COI加速支援プログラム」採択(2022.04)
・山梨県「TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業」第2期採択(2022.04)
・SMBCグループ「未来X」住友生命保険相互会社より「Well-being賞」を受賞(2022.01)
・(株)八神製作所「YAGAMI Human Care Pitch 2021」採択(2021.12)
・JICAおよび米州開発銀行グループIDB Lab「TSUBASA」採択(2021.11)
・IDB・米州開発銀行「高齢化する社会の課題解決策のコンテスト」選出(2021.11)
・CEATEC2021スタートアップピッチコンテスト、オーディエンス投票で1位入賞(2021.10)

・アドダイスについて
独自のAI技術「SoLoMoNR テクノロジー(特許6302954)」に立脚したAIソリューションで、社会課題の解決に挑戦するスタートアップです。

ResQ AIのほか、生産現場等で導入が進む画像解析AI、施設管理・空調制御AIなど、IoTによる検査・制御を自動化する自律型AI<SoLoMoNシリーズ>を展開し、社会が抱える様々な課題の解決に挑戦しています。
SoLoMoNR Technology(ソロモン・テクノロジー)

◆画像AI「HORUS AI」
半導体、フィルム、その他可視化データの目視判断を、ノーコードでDXする画像解析AIソリューション。生産性向上、品質向上、人手不足解消など現場の課題を解決します。

◆施設管理・空調制御AI「SEE GAUGE」
脱炭素時代の施設管理に。省エネ、人手不足対策、スキル継承をDX。2021年11月  、横浜駅・相鉄ジョイナスで空調制御に採用。快適性向上と省エネ効果を発揮しています。


<会社概要>

株式会社アドダイス
代表者:伊東大輔 代表取締役CEO
住所:本社 〒110-0005 東京都台東区上野5-4-2  IT秋葉原ビル1F 
   SoLoMoN Labo 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-3-6 MKビル3F
電話:TEL (平日10:00~17:00)
設立:2005年(平成17年)
事業内容:人工知能を用いた業務管理サービスの提供・導入支援コンサルティング

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