Weexaグループ、EDT社の買収によりデジタル化市場での更なる成長へ

WeexaグループとEDI社による提携



フランスで結ばれた取引により、Weexaグループは30年もの歴史を持つEDT社を買収し、バックオフィスシステムの効率化を求める顧客へのサポート体制を強化しました。


両社はデジタル化、電子インボイス、EDI（電子データ交換）を中心とした幅広いソリューションとコンサルティングを提供していきます。そして、今回の提携によりEDT社の50名の従業員が、Weeexa社の3大陸8カ国にまたがる100名の従業員に加わりました。


また、両社は今回の提携により、重要なサプライチェーン・アプリケーションのEDI転送に関するアウトソースの検討をしている顧客に、これまで以上に価値を提供できると考えています。合意の下、EDT社はそのアイデンティティ、ブランド、自律性、そしてEDI分野の世界的リーダーであるIBM社およびOpenText社との戦略的パートナーシップも維持し続けます。



EDT社のコメント



EDTの創設者であるジャン＝ジャック ヒルシュは、Weexaのグルノーブル（南フランスに位置）オフィスで次のように述べました。


「EDIはもう時代遅れだとよく言われますが、実際はこの分野ではやるべきことがたくさんあります。毎年10〜12％のフローの増加が見込まれます。持続可能な市場で、活気に満ちているのです。」

「今回のWeexaグループとの合併は、当社が英国をはじめとするヨーロッパ市場での成長を加速する上で大きなチャンスとなります。両社のサービスが補完し合うことで、あらゆる分野のBtoB・BtoC・BtoGフローの重要なプレーヤーとなります。」



Weexaグループのコメント


WeexaグループのCEOであるジェローム・フルーリーは次のように述べています。


「EDTを当社グループに統合することで、これまであまり取り組んでこなかった分野において、新しいタイプのサービスと新しいパートナーを得て、EDIにおける当社の専門性を強化することができます。そして、この新しい子会社の存在によって、これまで以上に構造化された適切な方法で、マーケットのあらゆる問題に対応できるようになります。WeexaグループはEDI社と、BtoBフローにおけるデジタル化の全領域をカバーします。」



今後の展開


Weexaグループはこの買収を機に、2021年末までに現在サービスを提供しているEMEA（ヨーロッパ・中東・アフリカ）およびAPAC(アジア太平洋）に加え、新たに米国への進出も予定しています。