株式会社ナビックス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松村 肇、以下ナビックス)と株式会社オープンエンド(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:平田憲行、以下オープンエンド)は、マニュアルのUI やOSD(オンスクリーンディスプレイ)の多言語組版を始めとするAdobe Illustrator で作成された版下データの多言語展開を自動化するソフトウェア【TransPublisher】の新バージョンを11月1日  よりリリースします。新バージョン【TransPublisher】は、処理スピードとユーザインターフェースの改善、英語メニューをサポート(英語OS 対応)し、校正によって生じた翻訳修正部分のみを自動再組版する機能などの「データ差分の抽出と反映機能が強化」されています。

基本機能

1.元言語のIllustrator中テキストを組版属性付で取得
指定したaiファイルまたはepsファイル中のテキストを、テキストフレーム単位で取得しますが、その際に、それぞれの文字属性、段落属性、テキストフレームのサイズも取得します。

2.翻訳用のExcelファイルを生成
Illustratorファイルから取得したテキストを、多言語展開する言語の列を含めてマトリックスExcelシートに出力します。各テキストフレームのテキストにはIDが付けられています。

3.翻訳記入後のExcelから自動多言語組版
テキスト行と各言語列からなる翻訳後Excelをインポートして各言語毎にテキスト差し替え組版を連続実行します。言語毎の書体やあふれテキストをどのように処理するかは、「フレームを縦または横方向に伸ばす」「文字に変形をかけて吸収する」というように簡単にユーザ設定できます。なお、自動差し替え組版は、複数のIllustratorファイル、複数の言語を一括して連続処理でき、組版結果は言語毎のフォルダに保存されます。

4.繰り返し出現するテキストの統一が容易
同一テキストは、最初の翻訳テキストで自動統一組版できます。

5.校正負担削減機能
多言語組版後に赤字修正が発生した場合には、指定した言語の指定したテキストだけを入れ替えることができますので、修正をしていない他の個所についてはチェックを省略することができます。
なお、この場合のテキスト入れ替え時にもあふれテキストの自動整形が行われます。

6.修正翻訳コスト削減機能(差分抽出もサポート)
翻訳テキストを基準言語テキスト一致でインポートする機能が追加され、翻訳修正箇所のみのExcelファイルを作成することで翻訳コスト削減を実現しました。また、Illustrator側を更新した場合には、更新Excelファイルを出力して、元のExcelとの差分抽出(比較)ができます。

製品価格
175,000円(税別)

株式会社オープンエンドについて
株式会社オープンエンドは、Adobe InDesign を組版エンジンとするXML ベースの自動組版ソフトMyAutoPub や、大手教育機関に採用されている教材データベースシステムeMAS2 の開発・販売元です。
株式会社オープンエンド:http://www.openend.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先
株式会社ナビックス ソリューション事業部
担当:村上、矢内、村串
TEL:
E-Mail:

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株式会社ナビックス ソリューション事業部

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