プレスリリース
2011年7月30日  
報道機関各位
7月21日  「かながわ産業Navi大賞2011」表彰式挙行
川崎市のベンチャー企業・株式会社ビッキマン、「後付け複層化ポケットサッシ」で環境部門大賞を受賞
阿久津社長が表彰状授与、「30%の断熱効果と既存サッシ・ガラスの廃棄処分なしへの評価は嬉しい」と受賞の喜びを語る

後付け複層ガラス・飛散防止フィルムの販売を手がける川崎市のベンチャー企業・株式会社ビッキマン(阿久津公男社長、川崎市中原区)が開発した「既存のガラス窓が使える後付け複層化ポケットサッシ」が「かながわ産業Navi大賞2011」環境部門で大賞を受賞しました。7月21日、横浜市中区の県民共済プラザビルで行われた同大賞表彰式で、阿久津公男社長が主催の「財団法人神奈川県経営者福祉振興財団」の宇田川一彦理事長から表彰状を授与されました。(共催:神奈川県福祉共済協同組合、後援:財団法人神奈川産業振興センターなど)
阿久津社長は「独自の技術で結露防止・遮熱効果を発揮し、省エネ・断熱効果がある点及び窓ガラスのサッシとガラスを産業廃棄物として処理しない点が評価されたことは嬉しい」と受賞の喜びを語りました。
東日本大震災後の全国的な省エネ機運が高まる中、30%の断熱効果などが評価されました。かながわ産業Navi大賞は「財団法人 神奈川県経営者福祉振興財団」などが中心になって、県内の中小企業の発展とビジネスチャンス創出を目的に2010年創設しました。第2回目の今回は合計61件の応募からビッキマンの「後付け複層ガラス」が環境部門大賞を受賞、7月7日  発表されました。合計9社・9件が受賞しました。
防音・遮熱・結露防止などのため現在、使用している窓を二重の複層ガラスにする場合、既存のサッシとガラスを破棄し、取り除くのが一般的です。しかし、破棄されるサッシとガラスは産業廃棄物として処分され、その過程でCO2が発生、地球環境汚染という新たな問題を引き起こします。
これに対してビッキマンはそれまで使用していたガラス窓はサッシ、ガラスともそのまま残して、一回り小さいサッシに別のガラスをはめ込んで、据え付け、窓を複層化するという仕組みを開発しました。防音・遮熱・結露防止に効果的な上、安価です。価格は他の一般の複層ガラスに比べ1平方㍍当たり2万円~(施工費込み)と半値以下です。

財団法人建材試験センターが実証試験を行った結果、24時間冷暖房を実施している施設で、従来の冷暖房方式に比べ約30%の省エネ効果が確認されています。さらに窓部分が大きい施設では、省エネ効果は40%以上になると、証明されています。大手外食産業、大手コンビニ、川崎市外郭団体、公的住宅機構やビル、学校、病院、老人ホームなど窓が多い施設や木造一戸建て住宅、事務所建物などで導入・施工が進んでいます。

ポケットサッシは2007年環境省の「環境技術実証モデル事業」に選定、さらに2008年には経済産業省の「中小企業に対するCO2排出削減量認証・補助事業」にも選ばれました。この結果、中小企業は申請し認められれば、ポケットサッシ導入経費の二分の一の補助金を受けられ、負担が削減されることになりました。

取材・内容のお問い合わせは直接、下記までお願いします
株式会社ビッキマン  
社長:阿久津公男
TEL:044-740-3063    
FAX:044-740-3064
E-mail:  
http://bikki-man.jp

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