有限会社 日本ダイビングプロジェクト 代表取締役社長 関藤氏、株式会社ジー・オーシャン 代表取締役社長 速形氏、Logie 代表 上野の3者は現在、オンラインでダイビングの様子をLive(生中継)配信できるシステムを研究・開発しており、実地実験を5月中旬に経て、同月下旬よりクラウドファンディングサービスであるCampfireを利用し、サービスの完成に向けた支援金募集を開始しました。(2020/06/29 23:59:59 終了予定)
現在では様々なSNSを通じ、多くのLive配信を見ることができますが、ダイビングのLive配信は技術や資金の問題で、無いに等しいのが現状です。

2020年初旬、コロナの影響で全国・全世界で外出に規制が生じ、ダイビングも然り様々な楽しみ・遊びが大勢の方から奪われてしまいました。
また並行しておりました私共の調査にて、平時においてもご年齢や身体的事由により「海は大好きだけど、ダイビングができない」そのような方々も大勢いらっしゃる事実を知る機会もありました。

海には沢山の魅力があります。
海の中から見る陽射し。元気に泳ぎ回る魚たち。海底で静かに美しくなびくイソギンチャク。時折、海の神様が引き合わせてくれたかのような貴重な生き物に逢う機会も。

「一人でも多くの方と一緒に海を楽しみたい」私達は真摯にそう願い、プロジェクトを発足いたしました。

【現在までの活動】
これまでに約3ヶ月間、沢山の機材を用いて実験を行い、実際に3度のLive配信を行いました。しかしいずれも「成功」と言えるものではなく、以下の2点に未だ課題が残っています。
・カメラの映像を水中から水上に届ける機材
・水上に引き上げた映像を高画質でSNSに配信する機材
プロジェクト発足時より最重要課題として捉えておりましたが現場では想像以上に条件が厳しく、実験の最中も再考を重ねましたが、市販の機材では限界があることが明確になりました。



こちらの映像は実際にLive配信した内容の一部ですが、映像の取込・通信環境が不安定である事により「カクカク」が生じてしまいます。理想はスムーズな映像とクリアな音を、皆様にお届けすることです。

【資金の使い道】
プロジェクトにご支援をいただけましたら、3点の機材を順番に充実させる予定でおります。

1) カメラのハウジング
ハウジングとはカメラを覆う防水機材の事です。
市販化されている機材は多くあるのですが、いずれも「Live」に使用できる物ではありません。
Liveに適したハウジングを設計し、業者様に製造依頼したいと考えております。

2) 水中から水上へ映像を届ける機材
現時点では詳細情報を開示いたしかねますが、鮮明な動画を配信するために非常に大切な要素となります。この機材についても、市販化されている商品のカスタマイズ・一部特注が必要です。

3) 水上から世界へ配信するための機材
いわゆるスマートフォンを使ったディザリングでも理屈上は配信は不可能ではありませんが、実験を繰り返し正直限界を感じております。放送業界向けの高機能な配信機材をレンタル・または購入することで、よりスムーズにご視聴いただける動画の配信が可能になります。

【リターンについて】
リターンは大きく分けて2種類ご用意しております。(近日追加予定)
1) 支援者様向けLive配信・およびLive配信後にも視聴可能な限定URLのご提供
2) 今日までの機材の選定、接続方法、配信方法に関する実験結果の共有。
 ※Zoom等の利用を想定。ご要望に応じてコンサルティング。

追加予定) 近日、ダイビングツアーやライセンス取得に係る割引券等の用意も準備が整いますのでCampfireにて随時ご確認願います。

【実施スケジュール】
ご支援金につきましては約30日間を目処とさせていただきたく存じます。
目標金額に達しましたら、まずは先にも記載いたしました
1) ハウジングの製作
2) 映像を水中から水上へ届ける機材の購入とカスタマイズ
これらを約30日以内に完了させ、実際の配信テストを実施する予定でおります。
3)より多くのご支援をいただけましたら高機能な配信機材にも費用を充てたいと考えております。

【最後に】
なぜ、私達が「海のLive配信」にこだわるのか、
なぜ、わざわざ手間のかかる「Live」を海で行いたいのか、
改めてお伝えさせてください。

Youtube等で「海 ダイビング」+「ハワイ」or「モルディブ」or「日本」等と検索しますと、多くの、そしてとても綺麗な動画が検索にヒットして、どなたでも視聴することができます。
海をLive配信する事の最も大きなポイントは、「偶然」「驚き」「感動」を皆さんと共有できると考えているからです。実際のダイビングで、例えば「今日はイルカに会いたい」そう願って海に入っても、会えないこともあります。逆に、ふわりふわりと散歩気分で泳いでいると、(場所にもよりますが、例えば)偶然エイやマンタ、海ガメに遭遇することもあります。

「今日はあまり魚に会えなかったね」という少し寂しい気持ちも
「今日はとても珍しい魚に会えたね」という偶然の嬉しい気持ちも
画面を通じて共有できることがLiveの醍醐味だと考えております。

そして、それは車椅子に乗っていらっしゃっても、ベットの上でもご覧いただけます。

最後にもう一つ。
Live配信の最中には「残念」に遭遇することもあると思っております。
それは、ゴミ。

珍しいクラゲだと思って近付いたら、ビニール袋だった。
そんなことも海では頻繁にあります。

私達が「美しい海の動画を配信する」映像制作チームであれば、恐らくゴミの映像は編集でカットしてしまうでしょう。
嬉しい発見も、残念な発見も、興奮も感動も、皆様とご一緒させていただきたいと願っております。

どうぞ前向きにご支援をご検討いただけますと幸いに存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。



このプレスリリースを 
PDFでダウンロードする or QRコード印刷する


👤 発行者について

前へ | 次へ