菓子工房ルーヴ(高松市鹿角町290-1 社長/野崎幸三)は、和三盆糖や希少糖など香川県産原料をふんだんに使った人気商品の和洋菓子「讃の岐三」(さぬのきさん)を一新し発売します。商品名は「讃岐おんまい」に変更します。

■讃岐の方言「おんまい」を受け継いで、香川を代表するお菓子へ
衣替えした新商品は、その名も新たに「讃岐おんまい」となります。今は県内でもほとんど使われなくなった温かい方言を次世代に残すため、当社を代表する讃岐のお菓子が 「おんまい」を“襲名”いたします。発売は10月10日  。高松市内のルーヴ各店舗や空港、駅などの売店で販売します。

「おんまい」は、「お菓子」「おいしいもの」を表す讃岐の方言(幼児語)です。昭和の時代まで、大人が幼い子供に「おんまいあげるけん、食べまい」などと呼び掛ける時に使われていました。しかし40代以下の県民に聞くと「おんまい」という方言を「使ったことがない」、あるいは「知らない」という声が多く、すでに「死語」に近い状態にあると考えられます。
この「讃岐おんまい」をお土産などで県外の方に手渡すとき、「おんまいって、何?」「これは讃岐弁で『おいしいお菓子』という意味なんですよ」、などの会話が交わされるでしょう。そうした機会を通じて「おんまい」という温かい響きを持つ讃岐の方言がこれからも受け継がれ、広まっていくことを期待しています。

■リニューアルの概要
当社既存商品の「讃の岐三」は、香川県産の和三盆糖や希少糖、四国産の牛乳などを使い、自家製白餡をミルク風味の皮で包んだ和洋菓子・ミルクまんじゅうです。モンドセレクション「金賞」の連続受賞や、かがわ県産品コンクール「最優秀賞」受賞など、国内外でも高い評価を受けています。香川名物のお菓子として、県外の方への手土産などにご利用いただき、2009年の発売以来、昨年までに累計販売個数が1千万個を突破しました。
当社では昨年から「讃の岐三」のリニューアル計画を進めてきました。香川県を代表する菓子としての製法や味は引き継ぎつつ、さらなる飛躍を期して、お客様から頂いた声などを基に原料の配合などを見直しました。新たに糖の消化吸収が緩やかで甘さの切れが良い甘味料「パラチノース」を配合したほか、餡の美味しさを引き立たせる皮とのバランスも再考しました。
種類は従来と同じく「ミルクつつみ」と「抹茶つつみ」の2種類。「抹茶つつみ」の皮はベースとなる抹茶に高瀬茶をブレンドしています。

■商品概要(価格は税別)
「みるくつつみ」 3個入り360円、5個入り600円、10個入り1,200円など。
和三盆糖と希少糖、それぞれの旨みを引き出すよう、生乳や生クリームで丁寧に仕立てたミルク餡を、柔らかい皮で包みました。
「抹茶つつみ」 3個入り390円、5個入り650円、8個入りアソート(ミルクつつみと抹茶つつみ各4個)1,000円など。
熟練した職人の作るミルク餡を包み、柔らかく焼き上げました。香りの高い抹茶に香川名産の緑茶「高瀬茶」を加えて、上品な風味となっています。

■香西志帆さん監督によるコンセプトムービー
 「讃岐おんまい」を幅広く知っていただくため、コンセプトムービー(プロモーションビデオ)を制作。監督は、高松市在住で銀行員の傍ら地域をテーマにした映像作品を数多く発表している、香西志帆さんを起用しました。
「讃岐おんまい」が生まれるまでのドキュメントや、ルーヴのパティシエならではの職人技、讃岐和三盆など伝統の素材づくり、この菓子のモチーフとなった景勝地、屋島や瀬戸内海の風景などを美しい映像で紹介しています。短編・長編・CM編の3篇を制作し、YouTubeや店内モニター等で上映していきます。

《香西志帆監督プロフィール》
香川県高松市出身。小学生時代に小説を執筆、中学生時代に漫画を描き始める。大学卒業後、百十四銀行に就職。営業店勤務後、異動で社内報担当になり社内報の全国コンペで2年連続金賞受賞。現在、営業店統括部で庶務と広告宣伝をしつつ新商品開発、店舗デザイン、PR動画なども担当。2006 年から映像塾で脚本を学び、2008 年『UDON 禁止令』で初監督。2012年ことでん開通百周年記念映画『猫と電車』で長編映画初監督。2014 年『恋とオンチの方程式』を制作し全国上映される。『ウドン・オブ・ミュージック』や「盆栽deボンジュール」など地域のプロモーション映像も多数手掛ける。

【本件に関するお問い合わせ先】
菓子工房ルーヴ https://lowe.co.jp/ 
担当者:尾崎
TEL:

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