「途上国支援や国際協力に将来かかわりたいけど、何から始めたらいいのかわからない」。こんな話をいろんな場所で耳にします。

大学で開発関係の学部に入って、NGOでボランティアやインターンをして、いろんな情報をネットや本で収集して‥‥。いったいどれくらいの時間がかかるでしょう? 1~2年で終わりそうにありません。

ここで提案したいのが「集中的な現地取材」です! 国際協力を仕事にしたいのなら、そこで暮らす人をまずは多角的に知る必要がありますよね? 現地を知らずして国際協力・途上国は語れません。

取材する(話を聞く)対象はたとえば、インドならウェストピッカー(拾ったごみを売って生活する人)や貧しいがん患者の治療をサポートするNGO、タイならミャンマー人出稼ぎ労働者や国際機関、西アフリカのベナンでは起業家や水上集落の生活者、南米コロンビアは先住民やベネズエラ難民などです。

現地取材をして嬉しいのは、取材を通じて、現地の人と親しくなれること。情報を生で聞けるだけでなく、その後もつながる“ホットライン”を手に入れられるのです。

この夏、途上国で期間限定の記者になって「取材」を体験してみませんか?

途上国・国際協力を専門とするNPOメディア「ganas」は、アフリカやラテンアメリカ、アジアで“誰もが記者になれる”プログラム『Global Media Camp』を5年半前から開催してきました。参加者1人に通訳1人(現地語⇔英語または日本語)が付き、普通なら会えないキーパーソンを直接取材します。取材のやり方や記事の書き方は、同行するganas編集長からマンツーマンで学べます。

6月16日(日)  にJICA地球ひろばで開く『Global Media Camp in コロンビア/インド/タイ/ベナン』の説明会では、「途上国で期間限定の記者になる」とはどういうことなのか、を中心にganas編集長がお話します。取材を通して、何が見え、何を考え、何を学びとして日本に持ち帰ることができるのか、を知っていただきます。

『Global Media Camp』(2019年夏)の開催地はコロンビア(メデジン)、インド(コルカタ)、タイ(バンコク)、ベナン(コトヌー)の4カ国。この中からお好きな国をお選びいただけます。それぞれの国のユニークなポイント&取材先候補についてもご説明します。

せっかくの機会ですので、交流できるフリートークの時間も設けます。話のネタに、日本では入手が難しい、アフリカやラテンアメリカ、アジアのちょっとしたフード&ドリンクをお持ちする予定です。お楽しみに!

■日時:6月16日(日)  午後3時~4時45分

タイムライン(予定)
<3時~4時>
最短期間で途上国に詳しくなる方法
(登壇者:ganas編集長 長光大慈)

<4時~4時15分>
ベナンで急成長中のスタートアップ企業3社、共通点は「バックキャスティング思考」
(登壇者:筑波大学4年 山本在) 

<4時15分~4時45分>
フリートークタイム! 
(ラテンアメリカ・アジア・アフリカの話、『Global Media Camp』の疑問点、取材の仕方、記事の書き方など、いろいろ語りましょう) 

*お時間がある方は、イベント終了後に市ヶ谷駅の近くのお店でもっとお話しましょう(実費をご負担ください)
*途中入退場もOKです

■会場:JICA地球ひろば セミナールーム602
〒162-0845東京都新宿区市谷本村町10-5 JICA市ヶ谷ビル(最寄り駅は市ヶ谷)
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map/index.html    
*市ヶ谷駅から坂を少し上りますが、ちょうど良い運動になります

■参加費:無料
*アフリカや南米、アジアのお菓子・飲み物付き

■定員:12人(先着順)
*社会人&学生の方、お気軽にどうぞ

■申し込み方法
「参加」を押していただくか、メール()でご連絡ください。

■『Global Media Camp』とは
『Global Media Camp』とは、ganasが開講する、途上国を本格的に取材できる唯一無二のプログラム。毎日取材し、毎日記事を書きます。取材先は、各種NGO、社会起業家、貧困地区、国内避難民、少数民族、国際機関など多数。『Global Media Camp』は2014年の春以来、アジア、ラテンアメリカ、アフリカで合計28回(8カ国9カ所)開くなど、広く支持されてきました。

『Global Media Camp』の全日程にはganas編集長が同行します。ですので、取材から記事を書くまでのプロセスで直接指導が受けられます。本気でスキルアップしたい方には最高の環境です。

『Global Media Camp』で学べるのは「情報を引き出す力(質問力)」「要点をまとめる力」「伝える力」などのコミュニケーションスキル。記者としてはもちろん、営業・マーケティング・企画・プレゼン・報告書作成などさまざまなシーンでも活用できます。まさに“一生ものの技術”! 

取材はまた、その土地のことを短期間で可能な限り深く、また多角的に知ることができる手段のひとつです。日本市場が縮小していく時代、アフリカやラテンアメリカ、アジアを少しでも知っておくことは必須ですよね!

■こんな方におすすめ!

◎途上国を掘り下げたい人
・途上国を深く知りたい(世界人口の8割は途上国で暮らしています)!
・多様な途上国を多角的に見る方法を学びたい!
・貧困、教育、ジェンダー、少数民族、国内避難民、ソーシャルビジネス、国際機関など特定の分野を取材したい!
・過去(歴史)と現在、未来のつながりを取材であぶり出したい!
・フィールドワークをやってみたい!
・途上国の大学生と仲良くなりたい(友情は、その国をウォッチし続ける「基盤」となります)!
・青年海外協力隊、海外インターン・ボランティアに興味がある!

◎メディア・広報・コミュニケーションに関心のある人
・自分の足で取材した途上国を多くの人に発信したい!
・プロのライターになりたい!
・「ネタや切り口を見つける力」「質問する力」「深掘りする力」「要点をまとめる力」「伝わる文章力」を高めたい!
・記者の動きを体験してみたい!
・メディアに疑問を感じるから、自分で取材・記事執筆に挑戦してみたい!
・発信力をつけたい!
・英語やスペイン語、フランス語などで取材にチャレンジしてみたい!

■2019年夏の『Global Media Camp』の日程など

開催国(取材できる国)はコロンビア(南米)、インド(南アジア)、タイ(東南アジア)、ベナン(西アフリカ)の4カ国。お得な「早割」「友だち割」(併用可)もございますので、要チェックです。

この夏の開催地、時期は下のとおり。

・コロンビア(メデジン) 2019年8月4日(日)  ~8月13日(火)  
https://www.ganas.or.jp/news/20190504gmc-colombia/  
*早割は6/4まで。

・インド(コルカタ) 2019年8月25日(日)  ~9月1日(日)  
https://www.ganas.or.jp/news/20190508gmc-india/  
*早割は6/25まで。

・タイ(バンコク) 2019年9月6日(金)  ~9月13日(金)  
https://www.ganas.or.jp/news/20190504gmc-thailand/  
*早割は7/8まで。

・ベナン(コトヌー) 2019年9月18日(水)  ~9月27日(金)  
https://www.ganas.or.jp/news/20190506gmc-benin/   
*早割は7/18まで。

▽読んでも楽しい「説明資料」はこちら。
https://drive.google.com/file/d/19QqZAZmk52HT_x1BZFQnh8NScbaKoYCM/view 
*参加者の声、参加者が書いた記事、取材先候補なども載せています。

■参加者の声(一部抜粋)

「自分の好奇心をここまで追求できるプログラムはない。『記事を書く』という前提があるから、普段なら絶対に聞かないことを質問し、その結果、意外なことがわかる。英語で取材するのもすごく楽しかった」(学生)

「“小手先の文章力”以上に必要なのは、深くて細かい情報をとってくる『インタビュー力』。インタビューする際に、『たぶんこうだろう』と決めつけないで、なんでも質問したほうが面白くて正確な記事になる。別の国のプログラムにまた参加したい」(学生)

「個人旅行では行けない国際機関やNGOを訪問し、直接取材できたのはレアな経験。書いた記事も、その日に添削してもらえるので、自分の文章が第3者にいかに伝わらないかを実感できた。伝えるために大事なのはコメント、数字、エピソードなどの『具体性』」(学生)

「南米へ行ったのは初めて。麻薬都市から平和都市へと変貌を遂げたコロンビア・メデジンを見てみたかった。取材を通して、隣国ベネズエラとのかかわりの深さ、難民が流入するリアルについて知ることができた」(社会人)

「短期間でここまで現地のことを理解できるプログラムはない。取材したインド人から『心配だけなら誰でもできる。アクションを起こすことが大切。お前は何をする?』と言われた言葉が心に突き刺さった」(社会人)

「カンボジアのリハビリセンターで取材していたとき、『地雷の被害者』と『タイへの出稼ぎ』がつながって社会問題になっているんだ、と気づいた。アウトプットを前提にすると、インプットが変わる。見えないことが見えてくる」(社会人)

「毎日がおもしろすぎた。そして大変すぎた。あの人にも取材したい、こんなことも知りたいという好奇心と、記事をたくさん書いて発信したいけれどなかなかできないという葛藤。これからも書き続け、自分をスキルアップさせたい」(社会人)

「『アフリカの人=生活に困って援助を求める人』というイメージをもっていた。だがそれは間違いだと気づいた。自分で事業を立ち上げ、夢を追う人たちとたくさん出会った。取材では、旅行とは比べられないほど濃い話ができる。ベナンを知ることは楽しかった」(学生)

「『取材』という機会を最大限に利用して、インドの濃い部分に触れることができた。取材に同行してくれたインド人ボランティアとも深い話が共有できるので、友情を築けた。3回目だったインド。もっと好きになった」(社会人)

「取材する際に、オープンクエスチョンに頼りすぎない必要性を身にしみて感じた。知識がなくても『なぜ』『どのように』を使えば、簡単に質問できる。でもそれでは相手は答えにくいし、なにより自分の頭で考えることを放棄することになる」(学生)

「西アフリカと旧宗主国フランスの関係の根深さ、植民地時代から引きずっているものがまだあることに驚いた」(学生)

「記者の仕事に興味があったから体験してみたかった。農村を取材したとき、『子どもの学費より、ごはんの方が大事なの』と言われたことが忘れられない」(学生)

■報告会&説明会の全日程
~お気軽にお越しください! 随時更新します。場所は、関西(神戸)で開催する6月9日(日)  をのぞき、すべて東京・市ヶ谷のJICA地球ひろばです~

5月18日(土)  午後5時~6時45分
途上国のイメージをぶち壊す!2019年夏の『Global Media Camp in コロンビア/インド/タイ/ベナン』説明会
https://www.facebook.com/events/279937682913465/  

6月1日(土)   午後5時45分~8時
女子大生が10日間アフリカ取材!ファッションから起業戦略まで迫る~『Global Media Camp inベナン』報告会
https://www.facebook.com/events/830136807348315/ 

6月3日(月)  午後7時~8時45分
夏休みは記者になってインタビュー力をアップ!『Global Media Camp in コロンビア/インド/タイ/ベナン』説明会
https://www.facebook.com/events/453859568704796/ 

6月9日(日)  午後4時~7時 <関西開催!>
観光大国タイの裏側教えます!~出稼ぎ労働者の生活から激安屋台の経営事情まで~Global Media Camp inタイ報告会
https://www.facebook.com/events/806774639699086/ 

6月16日(日)  午後3時~4時45分
最短期間で途上国に詳しくなる方法!『Global Media Camp in コロンビア/インド/タイ/ベナン』説明会

6月28日(金)  午後7時~8時45分
途上国はどう見れば面白い?その方法をシェア!『Global Media Camp in コロンビア/インド/タイ/ベナン』説明会(準備中)

7月10日(水)  午後7時~8時45分
世界を編集するとどうなるか?『Global Media Camp in コロンビア/インド/タイ/ベナン』説明会(準備中)

個別でのご相談にも乗ります。ご連絡はまで。

■主催&問い合わせ先
・主催:特定非営利活動法人開発メディア(「ganas」の運営団体)
・メール:
・ウェブサイト:http://www.ganas.or.jp
・フェイスブックページ:https://www.facebook.com/ganas.or.jp
・ツイッター:https://twitter.com/devmedia_ganas
・インスタグラム:https://www.instagram.com/devmedia_ganas

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