簡易生命保険誕生 100 年記念・扇面原画展
-竹内栖鳳から東山魁夷、平山郁夫まで-
美をあふぐ 華麗なる巨匠たちの扇の世界展

2016年4月9日(土)  から6月26日(日)  まで開催

近代日本美術の巨匠たちが描いた、秘蔵の扇の面画を一挙公開。
大正5(1916)年10月に簡易生命保険が創業されてまもなく、逓信省において、事業功労者への贈呈用として、美しい日本画が描かれた扇子が制作されました。
その扇面の原画は、竹内栖鳳、土田麦僊から東山魁夷、平山郁夫まで、大正から昭和、平成の時代を代表する日本美術界の大家たちによって手がけられ、当館にはこのうち61点の原画が収蔵されています。
これらの原画は、制作後旧郵政省の倉庫にひっそりと眠っていたため、平成3(1991)年に披露されるまで、その存在はほとんど知られていませんでした。当館でも、コレクションの全作品を展示することは滅多になく、まさに秘蔵のコレクションといえます。

このたび、簡易生命保険誕生100周年の記念の節目として、この極めて貴重なコレクションを前期・後期に分けて一挙公開するとともに、簡易生命保険事業に関するさまざまな資料をご紹介します。
このまたとない機会に、近代日本美術の巨匠たちが手がけた美しくも香しき扇の世界をご堪能ください。

本展展示の扇面原画の作家
朝倉攝、荒木十畝、石井柏亭、上村松篁、大山忠作、奥田元宋、奥村厚一、奥村土牛、小倉遊亀、
片岡球子、加藤晨明、鴨下晁湖、加山又造、川合玉堂、川崎小虎、川端龍子、木村荘八、小杉未醒、
小林古径、小室翠雲、榊原紫峰、佐藤太清、高間惣七、高山辰雄、竹内栖鳳、田中以知庵、土田麦僊、
堂本印象、冨田溪仙、長野草風、西山翠嶂、西山英雄、野田九浦、橋本関雪、橋本明治、濱田台児、
東山魁夷、樋口富麻呂、平福百穂、平山郁夫、福田平八郎、前田青邨、松林桂月、三岸節子、安田靫彦、
山内多門、山口華楊、山口蓬春、山村耕花、山元春挙、横山大観 
※期間中、作品は前期 後期に分けて展示します

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郵政博物館

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