エンドポイント対策の見直しを提唱し、入口・出口対策と組み合わせたトータルなセキュリティソリューションを提供



ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田晶一)は、情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 川合林太郎)とディストリビューター契約を締結し、法人向けエンドポイントセキュリティ製品「Kaspersky Endpoint Security for Business」シリーズをはじめとする法人向けセキュリティ製品を、4月1日  より販売開始します。
また、VMware仮想化環境向けの「Kaspersky Security for Virtualization」は、バーチャルアプライアンスなどの仮想化関連製品をWeb上で購入できるポータルサイトとしてネットワールドが昨年開設した「CLOUD MART」においても、今年5月から販売開始予定です。

ネットワールドは、従来から提供しているセキュリティアプライアンス製品などに、カスペルスキーのエンドポイントセキュリティ製品を組み合わせ、さらに強力なセキュリティソリューションを提供します。
また、セキュリティインシデントに直面している企業に速やかにインシデント対応サービスを提供するためにカスペルスキーが今年2月に新設した「インシデントレスポンスパートナープログラム」に参加する予定です。


◆ カスペルスキー取り扱い開始の背景
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◇ 強力なエンドポイントセキュリティの必要性を再認識

日本への標的型攻撃やAPT攻撃などを含むサイバー攻撃がますますエスカレートする中、従来は、攻撃の対象が、大企業や社会インフラなどの重要情報を持つ組織でしたが、昨今は、中小企業も踏み台として攻撃対象となるケースが増加し、さらに幅広いユーザ層において、ランサムウェアに代表されるような金銭目的の被害も数多く発生しています。そして、1つのセキュリティ事故が、企業の事業継続に重大な影響を及ぼす事件も多数発生し、信頼性の高い強力なセキュリティソリューションの需要が高まっています。
ネットワールドは、これまで、入口対策、内部対策、出口対策として、次世代アプライアンスや多層型サンドボックスなどの情報漏洩対策ソリューションを充実させてきました。しかしながら、マルウェア攻撃が巧妙化する一途で、入口対策としてアプライアンスを導入していても100%防御することは難しく、最後の砦であるエンドポイントセキュリティソフトが検知しなければ、端末がマルウェアに感染し、重大なセキュリティ事故につながります。また、既にエンドポイントセキュリティを導入しているユーザは、防御を強化するために、振る舞い検知の標的型対策ツールを併用する例が多くありますが、導入コストや管理コストが二重化され、必ずしもお客様の満足度が上がらないことがわかってきました。
そこで、ネットワールドは、規模の大小を問わず、企業・団体のセキュリティをさらに強化するためには、エンドポイントセキュリティがもっとも重要で、優先的に取り組むべき対策であると認識し、世界最高レべルのカスペルスキーのエンドポイントセキュリティ製品を、取扱いラインナップに加えることになりました。

◇ カスペルスキーの実績

Kaspersky Labは、インターポール(国際刑事警察機構)やユーロポール(欧州刑事警察機構)との協業を通じ世界各国の警察機関などと連携し数多くの国際サイバー犯罪集団の摘発/逮捕に貢献しています。
また、Kaspersky Labは日本に研究機関を持ち、日本年金機構に代表される国内の組織・企業を狙った標的型攻撃「BlueTermite(ブルーターマイト)」に関して、いち早く各企業や団体に向けて注意喚起や具体的な対応策を提言し、カスペルスキー製品は同種のマルウェアを検知して、ユーザへの感染を完全に防御しました。さらに、2015年末に世間を賑わせたランサムウェア(TeslaCrypt、世間では「.vvvウイルス」と呼ばれたもの)でも、他社エンドポイント対策製品を利用していたPCでは検知できず、感染し大きな被害となったのに対して、カスペルスキー製品は感染を未然に防いでいました。


◆ ネットワールドの今後の展開
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ネットワールドは、VMwareをはじめとする仮想化製品ならびにストレージ、データセンタースイッチなどデータセンター向け製品を豊富に取り揃え、さらに、セキュリティに関しても先進的なソリューションにいちはやく着目し、ITセキュリティとクラウドコンピューティングをリードしてきました。
今後はカスペルスキーをラインナップに加え、お客様の既存環境に応じた提案を行っていきます。

カスペルスキーの法人向けエンドポイントセキュリティ製品「Kaspersky Endpoint Security for Business」シリーズは、未知の脅威・脆弱性攻撃、標的型攻撃など高度なサイバー攻撃に対しても有効な防御機能が実装されています。また、マルチOS環境を一元管理ができる管理ツールには企業内の脆弱性が一目で把握できる「脆弱性スキャン」機能とIT資産管理機能も実装されています。さらに最上位モデルの「Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced」には、脆弱性のあるアプリケーションへのパッチの自動更新機能やデータの暗号化機能も実装されています。これらの強みを活かし、セキュリティ強化、効果的な情報漏洩対策を提案していきます。
※Kaspersky Endpoint Security for Business Advancedの製品ページ
http://www.kaspersky.co.jp/business-security/endpoint-advanced

ネットワールドの「CLOUD MART」経由で販売する「Kaspersky Security for Virtualization」は、VMware仮想化環境向けに開発されたセキュリティ製品です。従来型の各仮想OSのすべてに対してエージェントを配布するタイプのセキュリティ製品とは違い、エージェントレスの運用を実現。セキュリティVM(仮想アプライアンス)がCPU・メモリを効率よく利用でき、ネットワーク帯域の効率利用など仮想OSの集約率の向上と業務効率のアップにつながる提案が可能です。ネットワールドのVMwareの豊富な導入実績を活かし、拡販をおこなっていきます。
※Kaspersky Security for Virtualizationの製品ページ
http://www.kaspersky.co.jp/business-security/virtualization


◆ カスペルスキーについて
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http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Labは、CEO であり技術者でもあるユージン・カスペルスキーを頂点とする、テクノロジーを主眼に置いたセキュリティ専業ベンダーです。ITセキュリティ市場におけるイノベーターとして、17年以上にわたり大企業、中堅・中小企業、個人ユーザまで、幅広いお客様に効果的なITセキュリティソリューションを提供しています。持ち株会社は英国で登記、世界の約200の国と地域で事業を展開し、全世界で4億人を超えるユーザをIT上の脅威から保護しています。
・ 世界最高レベルのセキュリティエキスパートチーム「Global Research and Analysis Team」(GReAT)は脅威に関する情報収集、調査研究およびその成果発表などの活動を通じ、業界をリードしています。GReATは、Flame、Gauss、miniFlame、RedOctober、NetTraveler、Icefog、Careto/The Mask、Darkhotel、Regin、BlueTermiteなど極めて高度な脅威を発見し、詳細を分析・発表しました。
・ 法人向けエンドポイントセキュリティ市場のセキュリティスイート区分で第4位(2015年IDC調べ)
・ インターポールを初めとする法執行機関や世界で高く評価されているセキュリティ関連組織に対しセキュリティ支援を提供しています。
・ 毎年、他のどのベンダーよりも多くの第三者機関による検証に参加しており、また、他ベンダーと比べ非常に多くの第一位を獲得しています。2015年には第三者評価機関の製品テストとレビューに94回参加し、そのうち第1位は60回、トップ3へのランクインは77回。
・ Gartner, Inc や Forrester Research、International Data Corporation(IDC)などリサーチ会社により、多くの IT セキュリティカテゴリーにおいて Kaspersky Lab をリーダーとして位置付けています。
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■ 株式会社ネットワールドについて
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http://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューションディストリビューターとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバ、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。

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👤 発行者について

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