溢れ出る言葉の応酬・言葉を発さない主役。新感覚リアリズム演劇
濡れはしないが、なんとはなしに肌の湿る、霧のような春雨だった―。
或る少年と少女の初々しい恋を描いた昭和の文豪・川端康成の掌編小説『雨傘』。昭和初期に起きた或る若き男女の心中事件。現代を象徴する、ツイッターやフェイスブック等のメディアと、そこから矢継ぎ早に繰り出される言葉の応酬。
 我々はこれらを「非対話劇」という手法で結びつけ、「文学」の余白に夥しいほどの「言葉」を氾濫させることによって、現代的なディスコミュニケーションと、その先にある「希望」を顕在化したいと考えている。無名劇団の新たな挑戦をぜひ、ご覧いただきたい。
―で、結局のところさ、二人は最後まで清らかだったのかな?本当に?#あまがさ


【應典院舞台芸術祭space×drama2015参加作品「無名稿 あまがさ」】
作 中條岳青 演出 島原夏海  

【出演】清水敬伸・島原夏海・柊美月・中谷有希・太田雄介・あまのあきこ(妄想プロデュース)・今井桃子・藤田和広・鳴海拳人(劇団飛行船)
5月22日(金)     19:00~
23日(土)13:00~/19:00~
24日(日)11:00~/15:00~
25日(月)   14:00~   
(受付は1時間前、開場は30分前です) 【上演時間1時間半
【料金】 前売り2000円/当日2500円  学生1500円(要学生証)
チケット予約フォーム→  http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=841a1fff52

無名劇団(むめいげきだん)
2002年4月  結成。
現在までに本公演20回、屋外やBARでの公演や、生花、書画、陶芸等異種芸術とのコラボレーションなど、新しい取組みを模索。
2009年5月  、精華小劇場でおこなった「プラズマ(再演)」を最後に5年間の休団。2014年、二代目座長、島原夏海を中心に若手メンバーで復活を果たす。
10年連続となる松原市青少年会館での「子ども劇場」などの青少年育成事業や保育園でのワークショップも多数実施する。
現在、劇団員8名。4名が教員免許取得、また2名が文部科学省認定の「ワークショップデザイナー育成プログラム」を修了、大学講師(演劇ワークショップ担当)も在籍する。
中心となるのは、25~26歳の女子。年間2~3本の本公演を打つ。
今年2月、応募総数40団体の中から精鋭12団体に選ばれ、大大阪舞台博覧会に出場。5月の公演「無名稿 あまがさ」の、15分間のプレパフォーマンスをし、12団体中1番の観客動員数を記録する。
5月、シアトリカル應典院で開催される演劇祭「space×drama」に参加予定。

テアトロ新人戯曲賞佳作受賞・大阪楽座事業2年連続採択 他

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