途上国の貧しい家庭では今でも、30,000円ほどの値段で子どもが売られる現状があります。
特に劣悪なのは児童買春問題で、性的な仕事を強要させられた子供は二度と家庭にも、ふつうの暮らしにも戻ることができなくなり、闇に葬られている事実があります。
この「子どもが売られる問題」を解決しようと、2002年、大学生だった3人が立ち上がりました。2004年にはNPO法人かものはしプロジェクトを設立、活動は10年以上になります。本講演では、設立メンバーの村田早耶香 共同代表をお招きいたします。

村田氏は、大学生のときに南アジアのNGOスタディツアーに参加。児童買春の現状を目の当りにし、「同じ自分の一生なら、児童買春という問題を解決することに使いたい。」と決意されたそうです。
しかしあまりにも大きな社会課題に、どこから着手したらよいのかわからない。そこでまず、自分が見てきた現状について徹底的に調べ、その事実を周囲に知らせる活動に着手します。その活動はソーシャルベンチャーに興味を持つ友人へとつながり、事業立ち上げへの糸口をつかみます。

2004年のNPO設立から10年、現在はカンボジアで培った児童買春問題解決のノウハウをもって、特に被害者が多く、また被害者の社会復帰が困難といわれているインドで、現地のNGOと共に活動を始められています。

あくまでも「問題解決」に焦点をあてて考え抜き、活動する。そして「社会を根本的に変え、その効果が持続する取り組みを行う」という『かものはしプロジェクトのポリシー』は、社会課題解決に挑戦するすべての社会起業家が持つべき行動指針です。

本講演では、かものはしプロジェクトの事業概要と、ひとりの社会起業家としての村田氏の問題解決への姿勢、現状打開のプロセスについてうかがいます。

【詳細】
http://www.socialvalue.jp/seminar/detail001092.html

日時:2015年4月8日(水)  19:00-21:30 ※受付開始 18時30分より
費用:3,000円
定員:10名(定員に達し次第終了)
場所:社会起業大学(東京都千代田区二番町2番平田ビル1階)

【お問い合わせ先】
*社会起業大学 運営事務局
*TEL:
*Mail:

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