エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長関根 尚、以下 NCLC)は、同社が国内総代理店であるPica8 Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:James Liao、以下Pica8)がSDN/OpenFlow対応のL2/L3スイッチであるP-3000シリーズに、OpenFlow通信によるフローテーブル容量を強化拡張した1GBase-TモデルのP-3297をリリースしたことを発表いたします。

オープン・ネットワーキング・アーキテクチャー(*1)により「CAPEX・OPEXの削減」や「仮想化・SDN化」といった顧客ベネフィットの実現を目指すPica8は、昨年2012年4月  の日本国内でP-3000シリーズの販売開始以来、国内で既に約1000台の導入実績をあげてきました。
世界的に注目されているSDN/OpenFlowでは、その実証実験のみならず、実導入を進めるユーザが増加しています。そのような中で今回の新製品は、フローテーブル容量を従来の製品と比較して4倍に拡張したモデルを発売することにより、従来モデルではフローエントリー数が不足する環境やアプリケーションにも対応することが可能となりました。

【P-3297について】
Pica8 P-3297は、データセンター、サービスプロバイダ、エンタープライズネットワークに求められる高度な機能を実装する高密度1GbEスイッチです。
48ポートの1GBase-T(RJ-45)ポートと4ポートの10GbE(SFP+)ポートを実装する当該モデルは、従来モデルから継承されるPica8スイッチOSであるPicOSを実装しており、既存のスイッチ・メジャーメーカーとの完全なインターオペラビリティを保証するL2/L3機能(XorPlus(ゾープラス))を実装していると共に、最新のOpenFlow
Ver.1.3(Open vSwitch 2.0相当)にも対応した業界屈指のSDN/OpenFlow商用サポート実績を持ちます。
最大の特徴は、OpenFlowのフローエントリー数を従来の2024フローエントリーから8192フローエントリーにメモリ領域を拡大することで、より多くのフローエントリー数が必要とされる経路制御アプリケーションやセキュリティ機能を提供するアプリケーション環境に適するハードウェアを提供します。

当該スイッチは、背面吸気・前面排気モデルのP-3297Rも発売予定です。
価格はオープンプライスとなります。


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