プレスリリース
2014年2月1日  
報道機関各位

片マヒ障がいを持つ20人超が「軽スポーツ・ボッチャ」を楽しむ 1月25日(木)、横須賀市立総合福祉会館にて 頭と体を使い童心に返って白玉、赤球、青玉を投げる 「早く健康を取り戻して、医療費削減に寄与したい」と開催

半身マヒの人が自立を目指す市民組織「よこすか片マヒ希望の会」(会長:細谷均氏)は、1月25日(木)13:00から、横須賀市立総合福祉会館で、軽スポーツ・ボッチャ競技を通じて元気な体づくりと仲間の交流をしようと「軽スポーツ・ボッチャ競技大会」を開催しました。

ボッチャ競技とは頭と体を使い、童心に返って白玉、赤球、青玉を投げる競技です。ボールを投げたり、 転がしたりして、目標球に近づけ得点を競います。障がい者のために考案され、先のロンドンパラリンピックでは日本選手が活躍し、国内でも1999年以降、毎年「日本ボッチャ選手権」が開催されています。

横浜の片マヒ団体「泉睦会」、石川敏一会長や会員の皆様の協力・指導を得て、合同で第1回協議会が2013年行われ、今回、第2回大会を開催しました。

よこすか片マヒ希望の会は、脳卒中(脳梗塞、脳出血)による後遺症で半身マヒの障がいを持つ人たちが自立を目指している市民組織です。同病の有志が2011年6月  設立、2年半経過しました。

この日、両団体の会員が競技を楽しみました。蘇武春男事務局長は「障がい者は、障がいに負けないで、生きている証しとしてボッチャに挑戦しました。病に負けて、やれないでなく、やろうとしない自分に打ち勝とうと、努力して人生を楽しんでいきます」「早く健康を取り戻して、医療費削減に寄与したい」と開催の狙いを話していました。

初め「片マヒ」会員にはぎこちない動作が目立ちましたが、白い目標球めがけて白いボールと赤・青のそれぞれ6球ずつボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりしているうちに、すこしずつ目標の近くまで届くようになりました。ボールを投げるという動作が体にいい影響を表わします。

いかにして目標玉に近づけるかを考え、その上で普段、物を投げる行為が少ない会員が、わずか数メートルと短いが、玉を投げる「頭脳労働」「肉体労働」の両方を体験できました。このような「労働」を体験することによって、わずかでも病気回復の兆しが現れることが期待されます、と蘇武さんは効果を語る。

以前、車椅子で移動していたが、積極的に外に出てイベントなどに参加しているうちに、現在では一人でバス、電車で移動できるようになった会員がいるそうで、内にこもらないで外に出ることが重要、と感じました。

【よこすか片マヒ希望の会とは】
①障がい者に対する社会的不適合の是正
②障がい者の目線で行政に仕組み改善の要望をまとめ提案する
③同じ境遇にある者同士の情報共有化を図る
④情報の発信と障がい者の自立支援の一助となるように会員それぞれが協力し合うこと―を目的として、片マヒの障がいを持つ有志が2011年6月16日  設立しました。活動内容は①安全、安心のための町づくりの提案 ②障がいがあってもくじけず前むきに生きる啓蒙 ③会員の親睦を図るーなど。現在、会員35人。

■活動日時   第3日曜日13:00~15:00交流会(横須賀市市民活動
サポートセンター)
■活動エリア  三浦半島地域内    
■活動場所 横須賀市内施設
■所在地    〒238-0041 横須賀市本町3-27 
横須賀市市民活動サポートセンター内
事務局長:蘇武(そぶ)春男 
携帯電話:090-3817-0225
FAX: 046-841-4383
■会長 細谷均                  
■会員 38人            
■入会申し込み 蘇武(そぶ)春男 

●内容、取材に関する問い合わせは直接、下記までご連絡ください。
よこすか片マヒ希望の会 担当:事務局長 蘇武(そぶ)春男
E-mail
FAX 046-841-4383
携帯電話 090-3817-0225

●広報支援
国税庁認定・横須賀市指定NPO法人 産業クラスター研究会 広報部会
担当 平野和夫
239-0847
神奈川県横須賀市光の丘8-3 YRPベンチャー棟209
URL http://www.cluster.jp
e-mail


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👤 発行者について

認定NPO法人 産業クラスター研究会

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