「火事と喧嘩は江戸の華」という言葉にもあるように、江戸の町は火事が多いことで有名でした。このため様々な防火の工夫や消火組織が生まれましたが、この江戸の消防事情を背景にした古典落語が「火事息子」です。
若手真打の蜃気楼龍玉(しんきろう・りゅうぎょく)が、2013年2月16日(土)  に開催される独演会で、この「火事息子」を口演します。

「火事息子」は、火消人足になるために家を飛び出した若旦那が、ある冬の晩に両親と再会するという人情噺。古今亭志ん生、三遊亭圓生、林家彦六といった昭和の名人たちが得意にしていた大ネタです。

2010年に真打に昇進して以来、長編人情噺に挑戦するなど、独自の道を歩み続けている龍玉は、次代の落語界を担う人材として多くの落語ファンに注目されています。
「真打になったら自分の会を中心に活動したいと考えていた。これまでやってうまくできなかった噺に、改めて挑戦したいきたい」と、意気込みを語る龍玉。真冬の両国にふさわしいこの大ネタにどう取り組むのかが注目されます。
(リンク先サイト:http://www.rakugoten.com/

■蜃気楼龍玉プロフィール
1997年、五街道雲助に入門。
2010年に真打昇進、三代目・蜃気楼龍玉を襲名。岡本マキ賞、第18回北とぴあ若手落語競演会大賞受賞。

■イベント概要
第二回「龍玉部屋」
日時:2013年2月16日(土)  12時半開場、13時開演
場所:お江戸両国亭
料金:前売2,000円 当日2,500円
主催:落語天
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