プレスリリース
2012年7月24日
報道機関各位

横浜国立大学・横浜市・企業など9者による「産官学連携コンソーシアム」
「地球環境未来都市研究会」 設立記念シンポジウム「地球環境未来都市をデザインする」
7月25日(水)14:00~17:00、横浜市開港記念会館で開催
参加無料/FAX,メールで事前申し込みをしてください!

20世紀末になって、人類は地球の有限性を認識し、その有限性をふまえた文明の再構築を迫られています。特に人口と活動が集中し地球環境問題の要因が凝縮する都市の再構築は、最重要課題となっております。今日、資源エネルギーと持続可能性を地球規模で外部に依存する都市は、地球環境問題対応なくしてその未来はありません。

一方で日本の都市においては、急速な人口減少・超高齢化とグローバル化による大きな経済社会変化にも対応できる、多面的機能を備えた統合解として地球環境未来都市を構築していかなければなりません。

人口370万の大都市横浜市は、国の「環境未来都市」に指定され、地球環境に対応しつつ、超高齢化にも適応できる高品質で創造的な国際的メガシティのモデルを創り出そうと走り始め、その水道水源・桂川流域の都留市はスマートシティとして中山間都市の環境モデル都市を目指しています。その都市づくりの手法や成果は世界のトップランナー日本の新たな国際貢献として広く世界にも展開する事が期待されています。

その使命を産官学の連携コンソーシアムを結成して推進するために、本「地球環境未来都市研究会」を、横浜国立大学地域実践教育研究センター、(独)海洋研究開発機構、東京大学登坂博行研究室の3者が発起人となり、横浜市温暖化対策統括本部、都留市、(株)日立製作所情報・通信システム社、大成建設(株)技術センター、東京ガス(株)エネルギー企画部、ESRIジャパン(株)の6者が参加して、9者で7月25日(水)  、発足することとなりました。

そのミッションを確認し内外に発信する事を目的として、同日、横浜市開港記念会館講堂で設立記念シンポジウムを開催致します。

研究会は、地球規模のシミュレーションから地域データベースまでを包含したITプラットフォームの構築を基盤に、最先端の情報技術と学術的研究成果を駆使して、地球規模から都市までさまざまなスケールで輻輳する都市の課題を明らかにしていきます。

さらにその成果を利用して、多分野の立場の異なる人々がコミュニケーションを促進し、産官学民連携協働の実現による地球環境時代の新たなコミュニティ力を引き出すことを目指します。それは、新しい地球環境未来都市を誕生させて行く原動力になるはずです。

シンポジウムの詳細については、下記の文面や横浜国立大学・地域実践教育研究センターのHPからご覧下さい。 http://www.chiki-ct.ynu.ac.jp/
           【シンポジウムの内容】
■名称 地球環境未来都市研究会 設立記念シンポジウム
    「地球環境未来都市をデザインする」
■日時 7月25日(水)14:00~17:00(受付開始13:30)
■場所 横浜市開港記念会館講堂(横浜市中区本町1-6)
みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口から徒歩1分(約50m)
■参加無料
■登録・問合せ 参加ご希望の方は予めお名前・ご所属を下記へ登録してください
横浜国立大学 佐土原研究室 担当・尾田
〒240―8501 横浜市保土谷区常盤台79―7
◆電話 045―339―4247
◆FAX  045―338―1016
◆メ-ル 
■プログラム
14:00-14:05 開会挨拶
梅本洋一[横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院長]
14:05-14:20 基調講演 環境未来都市横浜の挑戦
信時正人[横浜市温暖化対策統括本部 環境未来都市推進担当
理事]
14:20-14:40 基調講演 研究会設立趣旨の説明
「地球環境未来都市研究会がめざすもの」
佐土原聡[横浜国立大学 地域実践教育研究センター長]
14:40-15:00 基調講演 地球気候変動の今
山形俊男[(独)海洋研究開発機構アプリケーションラボ所長]
15:00-15:10 基調講演 スマートシティ都留
奈良泰史[都留市総務部長]
15:10-15:20 休憩
15:20-16:20 地球環境未来都市実現へ向けて
・都市気候・水循環シミュレーション連成
登坂博行[東京大学工学系研究科教授]
高橋桂子[(独)海洋研究開発機構アプリケーションラボ プロ
グラムディレクター]
・日立の環境社会貢献活動とまちづくりの可能性について
小泉亨[株式会社日立製作所 情報・通信システム社環境推進
本部本部長]
・都市・地域づくりと一体となったスマートエネルギーネットワ
ークの構築に向けて
土方教久[東京ガス株式会社 エネルギー企画部エネルギー計画
グループマネージャー]
・大成建設の環境都市づくり
森川泰成[大成建設株式会社 技術センター副技術センター長]
・地球環境未来都市を支える時空間情報技術
五味俊弘[ESRIジャパン株式会社プロダクトマネージメント
グループ部長]
16:20-17:00 パネルディスカッション「 地球環境未来都市をデザインする」
パネリスト=長谷部勇一[横浜国立大学国際社会科学研究科長]
 (予定)/中村文彦[都市イノベーション研究院教授]/藤原徹平 [都市イノベーション研究院准教授]/志村真紀[地域実践教育研究センター 特任准教授]
コーディネーター=佐土原聡
【共催】( 独)海洋研究開発機構/横浜国立大学地域実践教育研究センター/
東京大学登坂博行研究室/(株)日立製作所情報・通信システム社/大成
建設㈱技術センター/東京ガス(株)エネルギー企画部/ESRIジャパン(株)
【後援】 横浜市温暖化対策統括本部/都留市

≪内容・取材に関するお問い合わせは下記までお願いします≫
横浜国立大学 佐土原研究室 担当・尾田典子
〒240―8501 横浜市保土谷区常盤台79―7
電話 045―339―4247/FAX 045―338―1016
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