2025/09/21 23:12
非営利団体
意外と知られていない事実。それは、フランス語話者の半分以上(55%)がアフリカ在住者であることです。国際協力のシーンで使える「アフリカのフランス語」を、西アフリカの国ベナンの若者から学んでみませんか?
途上国に特化したNPOメディア「ganas」は2025年10月13日 の週から、アフリカのフランス語を学べて、しかもベナンの貧しい地域の子どもたちの教育も支援できる、ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』(12期)をZoomで開講します。
中学へ行けるのはたったの54%
ganasがなぜ、フランス語教室を運営するのか。まずは、ベナンとはどんな国か、講師はどんな人たちか、を聞いてください。
1960年までフランスの植民地だったベナンの公用語はフランス語です。ユニセフによると、若者(15~24歳)の識字率は男性が64%、女性が41%。世界平均(男性92%、女性88%)を大きく下回ります。
その理由は、就学率の低さです。日本の外務省の統計によれば、ベナンの小学校の就学率(2014年)は126%(通常よりも早かったり、遅かったりする入学者や留年者を含む)と高くなっていますが、最終学年の6年生になるとその率は58%に下がります。つまりドロップアウトする割合が半分近く。中学・高校の就学率はたったの54%(2014年)です。
就学率が急激に下がっていく理由のひとつは、学校の授業で使うフランス語をベナンの子どもたちが理解できないからです。
フランス語はベナンの公用語。けれどもベナン人がふだんの暮らしでしゃべるのは現地語(フォン語やヨルバ語など)。ベナンの子どもにとってフランス語は小学校に入ってから初めて学ぶ言葉です。ちんぷんかんぷんな言葉ですべての教科を理解しろ、と言うほうがおかしくないですか?
そんな不条理な状況にあっても落ちこぼれないよう、ベナンの子どもたちにフランス語や算数を教えている人がいます。クラリス・ソホヌーさんとフレディ・フノンダホさんです。2人は、10月13日 に始まる12期の「ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』」で講師を務めます。
ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』の進め方
『アフリカ流フランス語教室』ではZoomを使い、講師と会話しながらレッスンを進めます。動画や写真を駆使して各コースのレベルに合った会話や文法を学びます。西アフリカの文化への理解が深まる楽しいコンテンツをご用意しています。
①Zoomのアプリをダウンロードする。スマホでも、パソコンでもOK。
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
②主催者から送られてきたZoomのURLをクリック
③レッスンを楽しむ
④90分(個人コースと発音コースは60分、キッズ個人コースは30分)経ったら終了
*講師とのやり取りにはWhatsApp(途上国で広く使われるLINEのようなアプリ)を使います。
*Zoom やWhatsAppの使い方がよくわからない場合はご連絡ください。ご説明いたします。
ご興味を持っていただいた方は、ぜひURLより詳細をご確認ください。
途上国に特化したNPOメディア「ganas」は2025年10月13日 の週から、アフリカのフランス語を学べて、しかもベナンの貧しい地域の子どもたちの教育も支援できる、ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』(12期)をZoomで開講します。
中学へ行けるのはたったの54%
ganasがなぜ、フランス語教室を運営するのか。まずは、ベナンとはどんな国か、講師はどんな人たちか、を聞いてください。
1960年までフランスの植民地だったベナンの公用語はフランス語です。ユニセフによると、若者(15~24歳)の識字率は男性が64%、女性が41%。世界平均(男性92%、女性88%)を大きく下回ります。
その理由は、就学率の低さです。日本の外務省の統計によれば、ベナンの小学校の就学率(2014年)は126%(通常よりも早かったり、遅かったりする入学者や留年者を含む)と高くなっていますが、最終学年の6年生になるとその率は58%に下がります。つまりドロップアウトする割合が半分近く。中学・高校の就学率はたったの54%(2014年)です。
就学率が急激に下がっていく理由のひとつは、学校の授業で使うフランス語をベナンの子どもたちが理解できないからです。
フランス語はベナンの公用語。けれどもベナン人がふだんの暮らしでしゃべるのは現地語(フォン語やヨルバ語など)。ベナンの子どもにとってフランス語は小学校に入ってから初めて学ぶ言葉です。ちんぷんかんぷんな言葉ですべての教科を理解しろ、と言うほうがおかしくないですか?
そんな不条理な状況にあっても落ちこぼれないよう、ベナンの子どもたちにフランス語や算数を教えている人がいます。クラリス・ソホヌーさんとフレディ・フノンダホさんです。2人は、10月13日 に始まる12期の「ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』」で講師を務めます。
ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』の進め方
『アフリカ流フランス語教室』ではZoomを使い、講師と会話しながらレッスンを進めます。動画や写真を駆使して各コースのレベルに合った会話や文法を学びます。西アフリカの文化への理解が深まる楽しいコンテンツをご用意しています。
①Zoomのアプリをダウンロードする。スマホでも、パソコンでもOK。
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
②主催者から送られてきたZoomのURLをクリック
③レッスンを楽しむ
④90分(個人コースと発音コースは60分、キッズ個人コースは30分)経ったら終了
*講師とのやり取りにはWhatsApp(途上国で広く使われるLINEのようなアプリ)を使います。
*Zoom やWhatsAppの使い方がよくわからない場合はご連絡ください。ご説明いたします。
ご興味を持っていただいた方は、ぜひURLより詳細をご確認ください。


