15年前に製造コストの問題で断念した「陶器製の最小の穴にこだわった茶こし」の開発に成功し、2025年7月3日  よりクラウドファンディングサイトCAMPFIREにて製品化に向けたプロジェクトを開始いたします。


■プロジェクト立ち上げの背景―15年越しの執念が結実。

2010年、「陶器製の最小の穴にこだわった茶こし」という夢を描きました。しかし、当時の技術では製造コストが高額すぎて断念。その夢は工房の片隅で、15年もの間眠り続けていました。

時代は変わり、消費者の価値観は「安さ」から「本質的な価値」へシフト。

そして何より、職人・俊三氏が「どうしてもあの夢を実現したい」という執念で、2年間試行錯誤を重ね、ついに世界最小0.3mmの穴を持つセラミック茶こしの製造技術を確立しました。


■なぜ今、陶器の茶こしなのか―原点回帰がもたらす革新

現在、市場の茶こしの90%は金属製といっても過言ではありません。しかし、かつて茶こしは陶器で作られていました。


■波佐見焼の職人として、この原点に立ち返りました。

陶器だからこそ実現できる3つの価値

味の純粋性:茶葉本来の風味を損なわない
化学的安定性:どんな茶葉でも安心
まろやかさ:陶器特有の多孔質構造が生む、角のない深い味わい


■技術的ブレークスルー 常識を覆した「秘伝の技法」

0.3mmという極小の穴は、釉薬をかけた瞬間に塞がってしまうため、陶芸界では「不可能」とされてきました。

職人・俊三氏は2年間、毎日工房にこもり、数百回の試作を重ね、ついに独自の技法を編み出しました。この技法は門外不出として、波佐見焼の新たな財産となります。


■ご支援の使い道
皆様からのご支援は、以下の用途に大切に使わせていただきます:

・量産化に向けた製造設備の整備
・品質管理体制の構築
・新技術を応用した次世代製品の研究開発費


■クラウドファンディング概要

実施期間:2025年7月3日  〜8月31日  (58日間)
目標金額:300,000円
プロジェクトページ:

【リターン内容(税込・送料込)】
5,000円:マグカップ+茶こしセット(限定50名)
5,500円:急須+茶こしセット(限定50名)
5,500円:ポット+茶こしセット(限定50名)
9,000円:マグカップ+急須+茶こしセット(限定[数]名)

※茶こしがそのまま使える蓋つきマグカップ、ポット、急須のデザインは未定。現在試作中。


■波佐見焼の未来を切り拓く第一歩

この0.3mm精密加工技術は、茶こしだけに留まりません。コーヒードリッパー、調理器具など、波佐見焼の新たな可能性を切り拓く「種」となります。伝統工芸に、技術革新で新たな光を当てる―それが私たちの使命です。


■職人・俊三氏からのメッセージ

「15年前、コストの壁に阻まれて諦めた夢でした。でも、どうしても実現したかった。

陶器だからこそ届けられる、本物の味わいがあると信じていたから。この2年間、何度も失敗しました。でも、ようやく理想の茶こしが完成しました。

この小さな穴一つひとつに、波佐見焼の未来がかかっています。皆様のご支援で、伝統工芸の新しい扉を一緒に開いていただけませんか。」



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