2011年12月13日(火)  東京発 - ディスク暗号化ソフトウェアの先進企業、WinMagic Inc. の日本法人であるウインマジック・ジャパン株式会社(以下ウインマジック)(本社:東京都港区、代表取締役:石山 勉)は本日、ウインマジックがSC Magazineから2011年の「Encryption Innovator of The year(暗号化製品の年間最優秀イノベーター)」として表彰されたことを発表しました。SC Magazineが12月に発行した「イノベーター特集号」では、優れたビジョンと問題解決力、そして独創性を発揮し、2011年を通じてセキュリティ業界のリーダーとして活躍した企業を表彰しています。

ウインマジックは、1997年の創設以来、強力な暗号化とデータ保護を実現する画期的な製品を提供し続けている企業であり、その功績が評価されました。また、プリブート環境でのネットワークサポートを実現する世界初のFDEソリューションとして2011年に発表したSecureDoc with PBConnexが、その革新的な機能によって、シンプルで利用と管理が容易な強力なデータ保護環境をユーザと管理者に提供する点が高く評価されたことも、今回の表彰の大きな理由となっています。「ウインマジックのPBConnexは、一般的な暗号化テクノロジがあまりに複雑で、ユーザや管理者に混乱を招いているという大きな課題の解決を目指した製品です」と、SC Magazineのテクノロジ部門担当編集者のPeter Stephenson氏は説明しています。「事実、暗号化デバイスの操作性は、非暗号化時と同様でなければなりません。つまり、強力な保護のみならず、使いやすさも大変重要だということです。暗号化の導入が適切に行われなければ、現場に大きな混乱が生じます。この弱点を克服することが求められているのです。」

PBConnexは、長年にわたるウインマジックのイノベーションにおけるマイルストーンとなる重要な製品です。「ウインマジックの製品は、当初から単なるディスク暗号化製品を超越していました」と、Stephenson氏は語ります。「事実ウインマジックは、暗号キーのラベリングを使用した真のキー管理機能を備えるディスク暗号化(FDE)製品を、初めて世に送り出した企業です。それだけにとどまらず、ウインマジックは公開鍵暗号標準PKCS-11を基盤とするクライアントソフトウェアのデザインを、一から確立しました。翌年には、FDE製品プロバイダとして初めてフロッピーディスクやZIPドライブ、そしてUSBメモリの暗号化を実現しています。ウインマジックは、以後もイノベーターとして常に前進を続けています Fortezzaカードを利用したハードウェア暗号化によって、米国政府機関向けに国家機密レベルの情報の暗号化を提供しているほか、米国国家安全保障局へのFDE提供や、他の企業に先駆けてNIST(米国標準技術研究所)からAES(Advanced Encryption Standard)の第一号認証を受けるなど、ウインマジックは長期にわたり数々の実績を築いています。」

2011年に発表されたPBConnexは、従来の暗号化製品ではデバイス(パソコン)への新しいソフトウェアの展開時に、各ユーザのデバイスに対するアクセス権を個々に設定/解除する、あるいはデバイスをオートブートにする、のいずれかが必要でしたが、これらの必要性を排除する画期的なソリューションとして、高く評価されました。アクセスを個々に手動で設定/解除するとユーザに不便を掛けることになり、一方でオートブートを設定する場合は、ローカルに保存されているデータの保護を目的とする強力な認証メカニズムを無効化することになり、セキュリティの確保されたゾーンからデバイスを持ち出した場合に、ユーザのパスワードだけでは脆弱性が残ることになります。PBConnexでは、デバイスがセキュアな環境から持ち出された場合には、システムがデバイスの起動を即座に検知してデバイスへのアクセスを無効化するため、システム管理者はユーザに不便を掛けることなく、勤務時間外に新しいソフトウェアを展開することができます。SecureDoc with PBConnexの詳しい情報は、Webページ http://www.winmagic.com/jp/products/pbconnex でご覧ください。

さらにStephenson氏は、実在するデータ保護の問題を解決する革新的なソリューションの開発に、ウインマジックが顧客と共同で取り組んでいる点を称賛しています。「さらにまた、製品のカスタマイズなど顧客からの要求に応えるウインマジックの柔軟な姿勢は、顧客に大きなバリューをもたらしています。顧客のニーズを満たすことにこれだけ注力する企業を、我々はほとんど聞いたことがありません。相応の労力を必要とするカスタマイズという発想は、ソフトウェア製品の開発/販売企業を恐怖に陥れることになるでしょう。しかしウインマジックは、顧客からのそのようなカスタマイズ要請を取り入れ、製品の全般的な品質向上に活かしているのです。」

「ウインマジックは、SC Magazine Innovator of the Yearとして表彰されたことを大変光栄に思います」と、ウインマジックの任EO、Thi Nguyen-Huuは述べています。「ウインマジックは、非暗号化デバイスと同様のシンプルな展開、管理そして活用を暗号化デバイスで実現することが重要だと確信しており、我々の絶え間ないイノベーションがその目標を達成しようとしています。最新の革新的製品であるPBConnexでは、暗号化エンドポイントでも非暗号化エンドポイントと同じ管理ツールと管理プロセスを活用できるようになるため、IT部門はFDEのTCOを削減すると同時に、事実上ユーザが意識することのない、強力な暗号化によるセキュリティが実現します。ウインマジックは、今後も業界における暗号化製品のレベルを高め、さらに安全で使いやすいデータセキュリティソリューションをお客様に提供していきます。」
SC Magazine12月号の暗号化に関する記事は、http://www.scmagazineus.com/encryption/article/217423/ をご覧下さい(英語)。

【ウインマジックについて】
ウインマジックのSecureDocは、デスクトップPC、ノートPC、タブレットデバイス、そしてUSBメモリやCD/DVD、SDカードをはじめとするリムーバブルメディアに保存されているデータすべての保護を容易に実現するディスク暗号化ソリューションです。Microsoft Windows 7、Vista、XPおよび2000、Mac OS X Snow Leopard、Leopard、そしてTiger、さらにLinuxの各プラットフォームをサポートするSecureDocでは、標準的なドライブとシーゲートなどのOpal仕様準拠ドライブをはじめとする自己暗号ドライブの両方を容易に一元管理し、使用することができます。ウインマジックは、ビジネスのリスク軽減、プライバシーや法的規制のコンプライアンス要件への対応、さらに不正アクセスからの大切な情報資産の保護を実現する同社の高度なテクノロジによって、世界中の何千もの企業や政府機関から高い信頼を得ています。充実したプロフェッショナルサービスとカスタマサービスを誇るウインマジックは、今日、43ヵ国で300万以上におよぶSecureDocのユーザを支援しています。ウインマジックの詳細は、http://www.winmagic.com/jp をご覧ください。

・プリブート・ネットワーキング機能を備えた初のディスク暗号化ソリューション、SecureDoc with PBConnexのイメージ映像はこちら



WinMagic、SecureDoc、SecureDoc Enterprise Server、Compartmental SecureDoc、SecureDoc PDA、SecureDoc Personal Edition、SecureDoc RME、SecureDoc Removable Media Encryption、SecureDoc Media Viewer、SecureDoc Express、SecureDoc for Mac、SecureDoc Central Database は、米国およびその他の国におけるWinMagic Inc.の商標です。本文中のその他の社名、製品名等は、各社の商標、または登録商標です。
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ウインマジック・ジャパン株式会社
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城山トラストタワー16階
http://www.winmagic.com/jp

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