Web制作会社である株式会社THINkBALは、BtoB向けサービス利用時の調べ方や比較方法についてBtoB企業に勤める60名を対象に、調査を実施しました。

この調査から、企業の担当者がBtoBサービス利用時、どのように調査をして導入までを検討するのかがわかり、知名度向上につなげるための対策が明確になりました。

◆調査概要

調査対象:BtoB向けサービスの導入を検討する担当者の方
調査方法:インターネット調査(ミルトーク協力)
調査期間:2025年1月24日  〜1月31日  
調査人数:60名

◆調査結果のサマリー
BtoBサービスの調査は、Webサイトなどのネット検索を行った人が100%となった。
BtoBサービスの比較検討は、導入後の「費用対効果」や「過去の実績」を重視する人が7割程度。
企業の60%がBtoB商材認知拡大のために、リスト営業をしている。
BtoBサービスの認知拡大がうまくいっていると回答した会社は50%となった。

Q.BtoBのサービスを利用した時、どのように調べましたか?
BtoBサービス利用時、100%の人がWebサイトやネットでの情報を使って、調査を行なったと回答。

その他、一部展示会での説明やセミナー参加の回答もみられましたが、BtoBサービスの利用を比較検討する際、Webサイトでの情報収集が一番多いことがわかりました。

Q.どこで調べた情報が一番わかりやすかったですか?
調べた情報のわかりやすさについても、Webサイトとの回答が多く、ほぼ100%の人がネットからの情報が一番わかりやすかったと回答しています。
また、知人からの情報などの声もあり、リアルな声が一番わかりやすい情報だと回答している人もいました。

Q.BtoBのサービスを比較する時は、何を重視しましたか?
約7割の人たちが費用対効果と実績を見て、導入を決めたと回答。

BtoBサービスを比較では、「費用対効果」を重視した人が一番多く、その次に過去の実績や導入事例を重視しているといった回答になりました。

また、その他には口コミや評判、サービスの機能面、導入後のサポートも重視している人が多かったです。

Q.BtoBサービスを提供する際、どのように認知拡大をしていますか?
BtoBサービスを提供している企業に、認知拡大の方法についてアンケート調査を実施。60%の企業は、リスト営業での認知拡大を行なっており、こちらが一番多い結果となりました。

その次にプレスリリースの公開、Web広告を活用しての認知拡大など、Webを使っての発信方法の回答が目立ちました。TV CMやSNSでの告知、認知拡大はほぼ0と少ない回答となりました。

Q.BtoBサービスの認知拡大はうまくいっていますか?
認知拡大がうまくいっているかの質問に「はい」と回答した企業は、50%となり、「いいえ」と回答した企業も50%となりました。

Webサイトやネットでの情報発信をうまく活用している企業は、BtoBサービスの認知拡大がうまくいっている印象で、リスト営業だけで乗り切っている企業は、「いいえ」の回答が多い結果となっています。

このことから、BtoBサービスの認知拡大には、Webサイトの活用やネットを使っての情報発信が大切なことがわかりました。

◆調査結果まとめ
BtoBのサービスを利用する際は、Web上での比較が100%と一般的となっており、そのためにも、ネット上での情報発信や競合との比較、導入事例の拡散などを行う必要があるでしょう。

今回、調査を行なった企業の中でも、60%以上の企業がリスト営業での認知拡大を行なっており、結果が出ていないと回答しています。
売れにくいとされているBtoBサービスですが、認知拡大や情報発信の方法を間違えなければ、競合他社との比較で勝つことができます。そのためにも、これからより一層Webでの情報発信が重要になってくるでしょう。



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