株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長 執行役員 橋本 慶太、以下DAL、JASDAQ:3848)は、EDI(電子データ交換)パッケージ・ソフトウェア「ACMS」シリーズと連携した「FAX自動送信システム」を提供開始します。
 

同システムは、富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 山本 忠人)と共同開発したソリューションで、FAX連携機能(オプション機能)を搭載した「ACMS」と、富士ゼロックスが開発したEDI/FAXコンバータ「EDI連携FAX送信ボックス」を組み合わせることで、EDIを導入していない取引先に対するFAXの自動送信を可能にします。
「EDI連携FAX送信ボックス」は、ACMSからのデータをXMLで受け取り、帳票イメージを自動生成し、複合機ApeosPortシリーズを介してFAXを送信します。送信ログや帳票イメージデータを管理する機能を搭載するので、FAXによる発注業務などをペーパーレス化し、効率化します。また、EDIシステムとのデータ連携により、人手を介さないため、入力ミスや誤送信などの人為的ミスの発生を防ぎます。
さらに、株式会社エイチ・オー・エス(本社:名古屋市、代表取締役 服部 達郎)の帳票設計ツール「FAX送信ボックス専用シーオーリポーツ 帳票クリエータ for Java Ver.2 開発キット」を利用することで、帳票フォームの作成やレイアウト変更を容易に行うことができます。


業務の効率化や注文から納品に至るリードタイム短縮のために、企業間取引にインターネットを利用したEDIが多様な業界、業種において急速に普及しています。しかしながら、中小規模の企業は、EDIシステムへの初期導入投資や運用維持するための専門要員を確保することが難しいのが実情で、依然としてFAXによる取引が存在しており、業務の非効率や、発注データを一元管理できないなどの課題がありました。
これに対して、「FAX自動送信システム」では、複合機を有効活用しながら、EDIに対応していない企業との取引を効率化し、取引業務全体の統合的な管理を可能にします。


「ACMS」シリーズの中で「FAX自動送信システム」に対応するのは、企業内外のシステムおよびアプリケーションをシームレスに連携するB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」、企業間のデータ連携環境を容易に構築できるB2Bサーバ「ACMS B2B」と中小企業向け「ACMS B2B LE」の3製品です。既存のACMSユーザは、FAX連携機能と「EDI連携FAX送信ボックス」を追加導入するだけでFAX自動送信の環境を構築でき、コストも従来の専用FAXサーバで構築するのに比べて半分程度で実現できます。
また、FAX配信サービスを利用するよりも低コストで効率性、柔軟性を確保できます。

「FAX自動送信システム」は、DALと富士ゼロックスの協力の下、両者共通パートナーをはじめ、DALのビジネス・パートナー74社を通じて販売します。


◆「FAX自動送信システム」の構成、価格など
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◇販売開始:2011年12月19日  (予定)

◇販売経路:DALのビジネス・パートナー74社を通じて販売
http://www.dal.co.jp/partner/

◇製品構成
- EDIパッケージ・ソフトウェア「ACMS」本体 + オプション「FAX連携機能」(DAL)
- EDI/FAXコンバータ「EDI連携FAX送信ボックス」(富士ゼロックス)
- 複合機「ApeosPortシリーズ」(富士ゼロックス)
- 帳票設計ツール「FAX送信ボックス専用シーオーリポーツ 帳票クリエータ for Java Ver.2 開発キット」(エイチ・オー・エス)


◇販売価格(税別):

- EDIパッケージ・ソフトウェアACMS
「ACMS E2X」 150万円 ~ + FAX連携機能 100万円
「ACMS B2B」 100万円 ~ + FAX連携機能 100万円
「ACMS B2B LE」 60万円 ~ + FAX連携機能 40万円

- EDI/FAXコンバータ「EDI連携FAX送信ボックス」 40万円

- 帳票設計ツール
「FAX送信ボックス専用シーオーリポーツ帳票クリエータ for Java Ver.2 開発キット」
335,000円/ライセンス(239,000円/追加ライセンス)
※上記価格には、初年度1年間のテクニカルサポートを含みます。
2年目以降の年間テクニカルサポートは(年間)45,000円/ライセンスです。


★「FAX自動送信システム」による業務イメージ図を以下でご覧いただけます。
http://www.dal.co.jp/pressrel/20111206.html


◆FAXによる発注業務の問題点
・EDIの対応をされていない取引先へのFAX発注に手間がかかっており自動化させたい
・外部のFAX配信サービスを利用しているが、サービスコストの負担が大きい
・手作業によるFAX発注や検品業務において手間やミスが発生している
・FAX発注の場合、発注システムに発注情報が登録されないため、本社で発注情報を把握できない
・基幹システムの帳票をFAX送信するため、一度紙に出力しなければならない
・帳票のフォームを変更するたびにコストが発生している

◆導入効果
・低コストでFAX発注自動化の仕組みができ、現状のFAX送信サービスよりコスト削減が可能
・FAX発注自動化により、FAX発注業務の効率化と誤送信などミスの防止が可能
・システム化による発注情報の一元管理と各店舗の発注業務の統制が可能
・データ連携による、検品の効率化と納品情報登録ミスの防止が可能。手作業がないため人的ミスの防止
・ACMSの既存ユーザは、オプションの「FAX連携機能」を追加することで、従来のEDIシステムにFAX自動送信のしくみを追加できる


◇富士ゼロックス株式会社 からのエンドースコメント
富士ゼロックス株式会社 常務執行役員 ソリューション・サービス営業本部長 勝丸 泰志 様
富士ゼロックス株式会社は、株式会社データ・アプリケーションの「ACMS」シリーズにおいて、弊社複合機「ApeosPort」シリーズおよび「EDI連携FAX送信ボックス」と連携したFAX自動送信システムを提供開始したこと歓迎致します。ACMSシリーズと弊社複合機の組み合わせにより、EDIシステムと切り離されていたFAXによる受発注業務の自動化および一元化が可能となり、より拡張性と柔軟性に富んだEDIシステムをお客様にご提供できると確信しております。今後も富士ゼロックスは、データ・アプリケーションと協業し、お客様のEDIシステムのニーズに適応させるよう、一層努力して参ります。

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