社会人のみなさん、自分の仕事や働き方に満足していますか?「もっと条件の良い仕事をしたい」「成長できる仕事に挑戦したい」など、現在とは異なる業種にチャレンジしたいと考える方も多いはず。



株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営するミライのお仕事(https://jobseek.ne.jp/)では、異業種への転職経験がある社会人104名を対象に、異業種への転職理由や実態を聞き、2023年10月11日  に公開しました。



新しい仕事へのチャレンジを検討させれている方は、今回の調査結果をぜひ参考にしてください。



異業種にチャレンジした理由は「異業種への興味」と「いまの労働環境への不満」



まずは、なぜ経験が活かせる職種ではなく、異業種への転職にチャレンジしたのか理由をたずねてみました。多かったのは「異業種・異職種への興味」26.0%と「いまの労働環境への不満」22.1%でした。続いて「収入に不満」「スキルアップのため」など、異業種転職にチャレンジした理由は人によってさまざまでした。



【異業種転職へのきっかけや理由】

不動産業界は楽しかったですが、ある程度業績を上げたのちに満足してしまい、本当にやりたいことは何かと考えたところ保育業界でした。(東京・30代・女性・不動産仲介の営業→保育業界に転職)

もともとが派遣だったので安定を求めて、将来的に社員登用されるという会社に契約社員として入社した。(神奈川・40代・女性・CADオペレーター→商業施設に転職)

まとまった休みや土日祝の休みを取れない、残業が多い、シフト変更がよく起こる環境だったため、なかなか予定を立てられず、仕事中心の日々から解放されたくて、土日祝休みの事務職を探しました。(岡山・30代・女性・接客→営業事務に転職)



異業種への転職には、74.0%が「成功」したと回答



今回アンケートにお答えいただいた異業種への転職をした104人のうちなんと74.0%が、転職が「成功」だったと回答しました。多くの人が、異業種への転職に満足していることがわかります。



一方で「失敗」と回答した人は5.8%、一概に成功・失敗といえず「わからない」とした人が20.2%でした。異業種転職に満足している人が大半を占めるなか、なんらかの不満を感じている人も一定数いるようです。



異業種転職を「成功」「失敗」と感じる理由は何か、それぞれ具体的に聞いてみました。



「成功」した人は、仕事が楽しく、環境もよくなった



異業種への転職を「成功」と感じている人に、転職して良かったと思う理由を答えてもらいました。もっとも多い理由は「仕事が楽しくなった・内容に満足している」で39票、次いで「労働環境がよくなった」が37票、「心身ともに快適になった」が35票となりました。



【異業種への転職に成功した人の口コミ】

前職までは狭い人間関係の中で仕事の裁量も少なく、やることがほぼ決まっているルーティン業務がメインでしたが、人事の仕事に就き、給与も上がり仕事も楽しくなり、スキルアップや経験もできたので成功したと思います。(福島・30代・男性・福祉業界の相談員→人事に転職)

何のために働いているのか分からなかった検査員時代に比べて、映像をやっている時は毎日責任とやりがいに溢れていた。睡眠時間や食生活など、体力的にはきつかったが毎日楽しかった。(東京・30代・女性・精密機器の検査員→舞台コンサート映像の設営オペレーションに転職)

営業はノルマがあり、時間に関係なく働かされるので休日も少なく疲弊していました。カスタマーサービスに変わり、ノルマが無く、ほとんど定時内で帰宅できるので心と体に余裕ができました。(愛知・50代・男性・営業→カスタマーサービスに転職)



異業種転職を成功させた人は、働きがいやワークライフバランスなど、さまざまな面で状況が改善されたと感じているようです。仕事内容や環境を大きく変えることで、理想の働き方に近づいたといえるでしょう。



「失敗」したと答えた人は、わずか5.8%

今回の調査では、異業種への転職を「失敗」だと捉える人は5.8%とごく僅かでしたが、失敗の理由をたずねたところ、「心身ともに疲れるようになった」、「仕事が楽しくなくなった・イメージと違った」、「労働環境が悪くなった」、「人間関係が悪くなった」などの声が集まりました。



【異業種への転職に失敗した人の口コミ】

給料が安くなった分ほどは楽にはならず、労働環境や人間関係は完全に悪化してしまいました。(高知県・30代・女性・プログラマー→一般事務・営業事務に転職)

何か新しいことを始めたく転職したが、労働時間も増え体力的にもきつくなった。(大阪・30代・女性・宿泊業のレセプション→家具屋の木工職人)

一人で黙々と作業することが得意だったが、客の要望を聞いて臨機応変に応じることに疲弊してしまった。(北海道・20代・女性・事務職→ネイリストに転職)



「転職すれば状況が良くなるはず」と期待しすぎるより、「知らない世界に飛び込む以上、多少ハードなことも待っているかもしれない」と心構えをしておくと後悔しにくいかもしれません。



異業種への転職成功者に聞いた、成功のために必要なことは「勇気」と「柔軟性」





最後に、異業種転職に成功した77人に「成功に必要な要素」を聞いてみました。その結果、「勇気」がもっとも多く67.5%、「柔軟性」が第2位で55.8%となりました。異業種で働くためのスキルや経験、業界・求人の事前リサーチ、転職先の環境よりも、マインドが大事と回答した人が多い結果となりました。



異業種に挑戦する際には、どんなに調べても仕事や環境のすべてを把握することは不可能です。また、経験のない職種にチャレンジする以上、これまでの経験もさほど重要でないと考える人が多いのかもしれません。知らない世界に飛び込む「勇気」と、飛び込んだ後の環境に合わせて自分を適応させていく「柔軟性」こそが、異業種転職を成功させるカギといえるでしょう。



実際、異業種転職を経験した人から、アドバイスも寄せられています。



まず転職したい業種についてメリットとデメリットをしっかりリサーチしたほうがいいと思いますが、やはり「やってみよう!」と前向きに挑戦することが大事だと感じました。(愛知・20代・女性・美容師→ライターに転職)

やってみて失敗だと思ったらそのとき考えればいいといったスタンスでなければ、転職に成功することはできないと考えて正解です。勇気を出して一歩踏み出してみてください。(和歌山・40代・女性・ウェブライター→事務職に転職)

とりあえず異業種へ飛び込むには勇気がいる。自分の常識や価値観とはとちがう感覚の人たちがいるので、柔軟性も必要。(高知・40代・女性・カフェ店長→IT企業のヘルプデスクに転職)



業界や企業のリサーチはもちろん重要ですが、最後は思い切りと適応力が異業種転職の結果を分ける要因になるのかもしれません。



まとめ:失敗を恐れずチャレンジしてみては

今回の調査では、異業種転職を成功させる秘訣を経験者の実体験から紐解きました。異業種転職の成功には、より良い将来を目指して転職に踏み出す勇気と、環境変化に対応する柔軟性、新しい環境で苦労する覚悟が大事といえそうです。



実際に異業種転職に挑戦した多くの人が、働きがいや良好な職場環境を手に入れ、満足のいく転職を実現していることもわかりました。今回の調査では異業種への転職に「失敗した」と答えた人はわずか5.8%。転職しようかと悩んでいる人は、思い切って新しい業界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。



【調査概要】

調査方法:インターネットアンケート

調査対象:異業種の転職経験がある社会人の方

アンケート母数:男性53名・女性51名【合計104名】

実施日:2023年8月18日  ~8月24日  

調査実施主体:ミライのお仕事(https://jobseek.ne.jp/

調査会社:株式会社ネクストレベル



☆関連ページ:https://jobseek.ne.jp/research-report/igyoushu-tenshoku/



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