多要素認証に、パスワード管理とダークウェブ監視サービスを追加 

2023年8月25日(金)  - 企業向け統合型サイバーセキュリティソリューション(ネットワークセキュリティ/セキュアWi-Fi/多要素認証/エンドポイントセキュリティ)のグローバルリーダーであるWatchGuard(R)Technologiesの日本法人、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長 谷口 忠彦、以下ウォッチガード)は、新製品「AuthPoint Total Identity Security」を発表しました。同製品では、実績豊富な多要素認証(MFA)、ダークウェブの認証情報監視機能、およびコーポレートパスワード管理機能を組み合わせた包括的なバンドルサービスを提供します。マネージドサービスプロバイダ(MSP)は本製品とウォッチガードのUnified Security Platform(R)(統合型セキュリティプラットフォーム)アーキテクチャのゼロトラストリスクベースポリシーと併用することにより、WatchGuard Cloudを活用した最新の最適化されたサイバーセキュリティの提供が可能になります。

ウォッチガードのアイデンティティ担当バイスプレジデント、Carla Roncato(カーラ・ロンカート)は次のように述べています。「認証情報の盗難もしくは漏えいはデータ侵害の主な原因となっていますが、組織ではパスワードが今でもユーザー認証の手段として最も多く使われています。昨今、組織にとって多要素認証が必須要件になっていますが、強度の弱いパスワード、パスワードの再利用、アドミンパスワードの共有、ダークウェブでの認証情報の漏えい、およびMFAが十分にサポートされていない業務アプリの使用など、対処すべき問題が山積しています。AuthPoint Total Identity SecurityではMFAやWebのシングルサインオンの他、高度なパスワード管理機能やダークウェブ監視機能を備えており、企業における認証情報の保護を総合的に支援します。」

AuthPoint Total Identity Securityを活用することで、MSPは顧客に対して認証情報監視、オンデマンドのダークウェブエクスポージャーアラート、そしてパスワード管理の提供が可能となり、iOSとAndroid向けのオールインワンのモバイル認証アプリを通じて、認証情報に対する不正行為に関わる課題の削減に貢献します。AuthPoint Total Identity Security はまた、Microsoft Edge、Google Chrome、Apple Safari、およびFirefox用のブラウザ拡張機能を通じて複雑なパスワードを自動生成し、Vault(保管用)パスワードで保護するための管理しやすいツールも提供します。各アプリケーションの認証情報をパスワードマネージャに保存することで、ユーザーは1つの複雑なvault(保管用)パスワードを作成し、それを覚えておくだけでよくなり、フィッシングのリスクを軽減することができます。

以下にAuthPoint Total Identity Securityの主な機能を紹介します:

 AuthPoint MFAサービス - AuthPoint MFAはWatchGuard Cloudを通じて提供され、エンドポイント、VPN、Webアプリケーションにおいて、オフライン/オンラインの認証方法およびアクセスポリシーを容易に構成・管理することができ、複数の顧客に渡り、シングルサインオンのアプリケーションポータルの設定が可能です。
 ダークウェブ監視サービス - AuthPointのオンデマンドダークウェブ監視サービスでは、最大3つの監視対象ドメインにおいて、新たに取得された認証情報漏えいデータベースで漏えいした認証情報が発見された場合に顧客に通知します。アラートは影響を受ける管理者やエンドユーザーに送信され、アカウントの乗っ取りが発生する前に、迅速に新しいパスワードを生成することができます。
 パスワードマネージャ - AuthPointのコーポレートパスワードマネージャでは、高い基準のパスワードを適用し、パスワードの再設定リクエストの頻度を削減します。パスワードはvaultに安全に保存され、さらに各ユーザー固有の複雑なvaultパスワードによって保護されるため、パスワードを覚えておく必要はなく、ユーザーだけが復号化し、認証情報にアクセスできるようにします。ユーザーがアプリにアクセスする場合、iOSおよびAndroid向けのAuthPointモバイルアプリ、あるいはブラウザ拡張機能を用いてパスワードを取得し、認証情報の自動入力によりスムーズなシングルサインオンが実現します。
 コーポレートVault - SSOを有効にしていない場所でよく使用される業務アプリケーションの認証情報を追加し、強力なパスワードを生成します。さらに管理者は、アプリケーションを共通利用するための認証情報を安全に共有することができます。
 プライベートVault - パーソナルおよびソーシャルアプリ向けに認証情報を追加し、強力なパスワードを生成します。従業員が組織を異動した場合、これらの個人認証情報はエクスポートし、別のパスワードマネージャにインポートすることができます。

eSecurity Solutions, LLCのプレジデント兼CEO、Tom Ruffolo(トム・ラファロ)氏は、以下のようにコメントしています。「ウォッチガードをテクノロジーパートナーとして評価する多くの理由の1つとして、Unified Security Platform(統合型セキュリティプラットフォーム)フレームワークに、私たちの顧客に役立つ新たなサービスやクラウドサービスなど継続して追加し、拡張しているからです。今回発表されたAuthPoint Total Identity Securityは、パスワード管理と多要素認証といった2つのカテゴリを1つにまとめており、さらにダークウェブの認証情報監視により、顧客の認証情報の広範なリスクを削減してくれます。こうしたリスクはたった1つの認証情報の漏えいから瞬くまに広がり、ランサムウェア攻撃の被害を受けることになります。組織はこのような製品を現在および将来を見据えて導入するべきだと思います。」

AuthPoint Total Identity Securityに関する詳細はこちらをご覧ください。
https://www.watchguard.com/wgrd-products/total-identity-security

【WatchGuard Technologiesについて】
WatchGuard(R)Technologies, Inc.は、統合型サイバーセキュリティにおけるグローバルリーダーです。ウォッチガードのUnified Security Platform(TM)(統合型セキュリティプラットフォーム)は、マネージドサービスプロバイダー向けに独自に設計されており、世界トップクラスのセキュリティを提供することで、ビジネスのスケールとスピード、および運用効率の向上に貢献しています。17,000社を超えるセキュリティのリセラーやサービスプロバイダと提携しており、25万社以上の顧客を保護しています。ウォッチガードの実績豊富な製品とサービスは、ネットワークセキュリティとインテリジェンス、高度なエンドポイント保護、多要素認証、セキュアWi-Fiで構成されています。これらの製品では、包括的なセキュリティ、ナレッジの共有、明快さと制御、運用の整合性、自動化という、セキュリティプラットフォームに不可欠な5つの要素を提供しています。同社はワシントン州シアトルに本社を置き、北米、欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカにオフィスを構えています。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多彩なパートナーを通じて、国内で拡大する多様なセキュリティニーズに応えるソリューションを提供しています。詳細はhttps://www.watchguard.co.jpをご覧下さい。

さらなる詳細情報、プロモーション活動、最新動向はTwitter(@WatchGuardJapan)、Facebook(@WatchGuard.jp)、をフォローして下さい。また、最新の脅威に関するリアルタイム情報やその対策法はSecplicityJPまでアクセスして下さい。
SecplicityJP: https://www.watchguard.co.jp/security-news

WatchGuardは、WatchGuard Technologies, Inc.の登録商標です。その他の商標は各社に帰属します。

このプレスリリースを 
PDFでダウンロードする or QRコード印刷する


👤 発行者について

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社

前へ | 次へ
🗾 東京都