私は神奈川県鎌倉市で装飾品デザイナーとしてアトリエを構えて活動している梅澤杏奈と申します。
記者さまにおかれましてはコロナ禍においても報道活動にお骨折りいただきとても感謝しております。

今回、私のような小さな店が、日本のスーツブランドRe.museのパリコレ出展に協力させていただき、アンティーク着物を活かした作品がパリコレという希少な舞台へ登場することになりました。2023年3月3日  登場予定です。
この機会に「日本の古き良き着物たちが新しくカタチを変えていくことの価値」について多くの人に知っていただければ、日本文化の新しい伝承の形になるのではないかと思い、お知らせさせていただきます。

今の日本では日常に着物を着なくなり、代々譲り受けたアンティーク着物たちは「タンスの肥やし」になってしまっています。古い着物は、経年劣化もあり買取で価格がつかず結局ゴミとして捨てられてゆくことが多いです。

私はそんなアンティーク着物たちを今の時代にも活かすための様々な活動(ファッションショーや小物展示会など)をおこなってきました。その中で正直、とても悔しい思いをしてきました。例えば同業者の方に「着物のアップサイクルした小物に高い価格を付けてるなんてあり得ない!」「アンティーク着物なんて見窄らしい!!現在の着物の価値が下がってしまう!」と言われたこともありました。その経験から「古い着物=価値がない」という常識の破壊を起こす必要があると考えました。

元々は50万、80万、100万以上(現在の価格で換算すると)するような着物や帯たちです。それをアップサイクルし、カタチを変えて新しいものを作れど、なぜか今の市場でこれを販売するときは数千円~1万円程度になっているのが現状です、、、こんなことをしてたら、日本文化として価値があるはずの古き良き着物はどんどん価値がなくなっていってしまうと危惧しています。

かくいう私も今までアンティーク着物の価値を伝えたいのに、うまく価値を伝えられずに安売りしている部分がありました。しかし、今こそ、それをやめてアンティーク着物をアップサイクルしていくこと自体の価値を高めたいと考えておりました。

そんな時にチャンスが到来!
ファッションの舞台の最高峰のパリコレにおいてRe.museのスーツに合わせて当店の着物をアップサイクルした小物が採用され世界の舞台で表現できるようになりました。パリコレで「日本文化である着物」のアップサイクル価値と昔の職人さんたちの想いを今へと繋いでいきたいと思っております。

そこで、日本の着物の価値がカタチを変えて未来へと繋がっていくように、この取り組みを多くの人へ知っていただきたいと思い、クラウドファンディングも立ち上げて活動している次第です。

大変お忙しいとは存じますが、メディアの皆様にこの件につきましてご取材いただき、報道のお力で多くの方々にお知らせいただき、この取り組みに関して応援頂ければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

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👤 発行者について

株式会社Mari'ee Fleurir

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