2022年08月27日(土)  
報道関係各位

NPO法人しゃがぁは、2022年9/17(土)にフリースペース&カフェ AMICA(札幌市西区琴似2条3丁目1-10 共栄ビル4F)にて、「馬頭琴コンサート 憧-めざすもの-」を開催します。

【日時】 2022年9月17日(土)   18:30開演(18:00開場)

【場所】 フリースペース&カフェ AMICA (札幌市西区琴似2条3丁目1-10 共栄ビル4F)

【チケット】 3500円
 チケット予約 https://www.shagaa.com/index.php/ticket
 当日券あり。

【プログラム】 
 ★オープニング  「モンゴルで初めて楽器が生まれ、歌が生まれた噺」 語り 西村幹也
 ★嵯峨治彦&福井則之によるセッション

【webサイト】
 https://www.shagaa.com/index.php/2022shou

【馬頭琴について】
モンゴル民族を代表する民族楽器馬頭琴は、日本では絵本や小学校の国語の教科書で紹介される「スーホの白い馬」に出てくることで多くの人に知られています。しかし、実際の馬頭琴の音色を聴く機会はまだ少ないのが現状です。
馬の彫刻を楽器の先端に施し、馬の尻尾を弦と弓に張って、こすり合わせるこの楽器は、モンゴル民族と馬との関わりを象徴すると同時に、モンゴル高原のみならず、かのモンゴル帝国時代に北アジア地域に広がり、それぞれの地域で様々な発展、もしくは周辺文化に影響を与えてきました。
特にモンゴル国では、社会主義時代に現代馬頭琴演奏法や馬頭琴の形状が確立し、舞台芸術として大きな発展をみせました。一方、中国領になっているモンゴル地域(内モンゴル自治区)では、文化大革命時代に弾圧を受けながらも、その後、多くの人々に認められ北京オリンピックのオープニングセレモニーで演奏されるにいたるまでの発展をしました。

【演者紹介】
 ●嵯峨治彦
 モンゴル国が民主化し、モンゴル文化が日本で広く紹介されるようになる1990年代初頭より、まだ情報の少ない中で、数少ない来日するモンゴル人演奏者らに教えを請いながら試行錯誤を繰り返し馬頭琴を習得した、日本における馬頭琴演奏者の草分け的存在です。多くのミュージシャンたちとのセッション経験も豊富で、馬頭琴の楽器としての可能性を追い求めてきました。喉歌(ホーミー)歌手としても有名な彼は喉歌のメッカと言われるトゥバ共和国で開催されたコンテンストで優勝した過去も持つ実力者です。日本が誇るべき馬頭琴奏者の一人です。札幌在住。
 ●福井則之
 大学時代に馬頭琴に感動し、演奏者を志した彼は中国の内モンゴル自治区で学んできました。モンゴル国とは異なる系統の馬頭琴をマスターした彼は、帰国後も、馬頭琴の前身の一つと言われるチョールという楽器にいたるまでを視野にいれて様々な演奏方法、楽曲を研究しつづけています。いわば、馬頭琴のルーツを探るかのような演奏をしながら、関西地域で馬頭琴教室を開くなど精力的な活動をしています。彼の馬頭琴に関する知識は日本一レベルにあることで有名です。京都在住。
●西村幹也
 NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ理事長。モンゴル、カザフ、トゥバなど、遊牧民たちの生活文化を広く日本に紹介する活動を1994年から始め、情報紙の発行の他、全国で各種イベント企画、運営を続けています。京極町に「北方アジア遊牧民博物館」を自力で建築、開館するにいたっています。これら活動がモンゴル国に認められ、2012年に友好勲章を授与されました。文化人類学を専門として、遊牧民目線からの文化を紹介する活動を主に行っています。大阪大学非常勤講師。京極町在住。

【イベント内容・コンセプト】
嵯峨治彦氏と福井則之氏は日本を代表する馬頭琴演奏者です。ですが、それぞれが知る馬頭琴、それぞれが目指した馬頭琴は異なります。馬頭琴の楽器としての新しい可能性を追い求めた嵯峨治彦氏に対して、福井則之氏は伝統奏法や馬頭琴のオリジナルの形を守ろう、伝えようとしてきました。語弊を恐れずに言うなれば、グローバルな馬頭琴とエスニックな馬頭琴ということになります。
この両者は相容れないものでは決して無く、大いに刺激し合うことを、お互いが望んできながら、なかなか出会うことが出来ずにいました。
このたび、文化庁のArt for the future 2の助成を得て、可能となった夢の企画です。
コンサートは冒頭に、1920年代に収録された最も古い馬頭琴の起源説話を紹介し、そこからそれぞれに発展していった馬頭琴の担い手たちが、シルクロードのとある街で出会って、互いに情報交換をしているかのような二人の様子を、私たち観客は横で聴くというものです。
色々な文化が対等に出会い、刺激し合い、そして新しい、次にめざすべきものへと旅を続けたシルクロードを再現したいと考えています。多様性を認めないような横暴が横行し始めた国際社会に対して、異文化同士のあるべき姿を提示することも、またこのイベントの目的となっています。

【主催団体について】
2008年にNPO法人格を取得し、NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ(以下、しゃがぁ)は設立しましたが、前身はモンゴル情報紙しゃがぁ編集室として1994年から活動してきました。
京極町羊蹄山山麓に事務所を構え、敷地内に「北方アジア遊牧民博物館」を運営しています。遊牧文化を伝えるために情報紙発行、現地から遊牧民演奏家を招聘してのコンサート活動、各種写真展や展覧会、文化講座、遊牧民雑貨販売、オリジナルCD,DVD制作などの他、京極町道の駅ではカザフ民族刺繍商品を中心とした店舗も運営し、様々な活動を展開しています。

【組織概要】
 NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ
 北海道虻田郡京極町川西304-4
 
 理事長 西村幹也
 設立 2008年
 https://www.shagaa.com

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💡 発行者について

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