企業のブランディング/デザインを手掛ける株式会社the laB. media solution(大阪市中央区北浜東 代表取締役 江口雅之)の自社ブランド「laB.+(ラボプラス)」から、間伐材からできた木布(モクフ)を使ったエコ・プロジェクトを発信しています。
2021年9月28日  よりクラウドファンディングプラットフォーム『BOOSTER』( )にて、日本の山の間伐材を原材料に織り上げられた「木布(モクフ)」を社会に広め、間伐材を有効に活用した布製品を広めることで私たちの環境全体のサスティナブルな好循環を生み出すことを目指します。



【プロジェクト背景】

『日本の国土の70%が森林』
現在の日本の森林面積は、有史以来、最大の面積となっています。
「緑が多くて、いいじゃないか!木を切るのは自然破壊ではないの?」と思われるかもしれません。しかし、日本の森林の6割が人工林。人工林は人の手で適切に管理しなければ、生態系や環境に、様々な影響を与えるのです。産業と環境の二つの視点より、間伐は必須なのです。

そこで私たちはまず、一人でも多くの人にこの「木布(モクフ)」 の存在を知ってもらいたいと考えています。その魅力を伝え、より多くの人に「使ってもらい」「次の間伐を行うこと」がこのプロジェクトの目的です。

「木布(モクフ)」 の使い道を広げることで、生産量、消費量があがればコストは下がります。林業の活性化によってサスティナビリティの連鎖が始まると、山の生態系も回復し、災害も減りはじめ、気候変動への対策の一つにもなるでしょう。


好循環の連鎖は、

山の改善 → 保水力の改善→ 災害予防 → 山の養分を海へ → 豊かな海

という水の循環をも正常化させます。

「木布(モクフ)」の製品を使うことが環境全体への保全活動につながる第一歩となるのです。


現在の日本の山の多くは、「間伐」がほとんどされていない放置された状態です。
戦後、植えるだけで、木を切っても運び出す術(山に道がない、木が育ちすぎて運び出せない等)が整備されず、山の近くの製材所も衰退し、切り出しても運搬コストがかかることから、昨今、世間を騒がす"ウッドロス"にも対応することができません。
木を切っても、木を育てても損をするだけ。それが日本の現状です。

「木布(モクフ)」はこの産業と環境の抱える問題を解決する糸口となるはずです。

全て国産の間伐材を原料に作る糸や布は、繊維業界にも寄与すると考えてます。



今回、laB.+(ラボプラス)から発信する木布(モクフ)製品は

「モクフ立体型マスク」

「木からできた風呂敷」

「天然の植物から抽出したアロマミスト」

の3アイテムです。


<木布(モクフ)製品の4つの特長>
1:日本生まれの原料

実は日本はアパレルの天然繊維の原料98%以上を輸入に頼っていることをご存じですか?「木布(モクフ)」は国土の2/3を占めている森林の有効活用から産まれた素材です。原料から織り、縫製まで国内で生産を完結しています。



2:木が持つ温かみと爽やかな香り

「臭いが気にならない」「呼吸が楽」と愛用者様から感想をいただいています。
森林が呼吸するように、木糸も息づき、優しく私たちを包み込んでくれ、木、本来が持つ効果がそのまま布となりマスクに活かされています。



3:天然の乾きの速さ

汗を吸っても少し時間が経てば発散するため、べたつかず和らぎます。

洗濯後も嬉しい乾きの早さです。



4:身体にも環境にも優しい

天然素材なので、使い終わって土に埋めたら土に還る、とてもエコな素材です。

社会が事業にもとめる意義とゴール、そしてその過程を共有し、経験を楽しんでもらえる『コト』を準備することで、この事業を持続可能なものとする『エネルギー』となり、コンシューマー、企業の共創となる『原動力』を生み出します。


この創造を共にしたいと思う気持ち。夢の実現に関与したい気持ちを高めることが、この事業を持続可能なものにする鍵と考えます。



【このプロジェクトで実現したいこと】


まず、この「モクフ」プロジェクトは「間伐材」そのものに経済価値を創出することが目的です。我々で間伐材を購入し、モクフを作成、付加価値を与え、販売します。山の管理者は、間伐材の販売益で、また間伐を行い、残した材の品質を上げ、材木そのものの価値を高めます。

このサスティナブルな循環を回すためのファーストフェイズ。このクラウドファンディングで得た資金は、まずはそれにあてたいと思ってます。



「クラウドファンディングサービス『BOOSTER』」



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👤 発行者について

株式会社 the laB. media solution

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