この度、玄武書房は、新刊『戦争体験記 洛陽の白鷺』を3月30日(火)  に発売します。病院薬剤師が出会った患者が語る戦争体験談は、平和な日本に暮らす私たちに「今」と「未来」を考えるキッカケを与えてくれます。

戦争体験記 洛陽の白鷺
詳細:

■書籍タイトル
戦争体験記 洛陽の白鷺
3月30日  、全国販売開始|現在予約受付中
<本文と画像>
https://genbu-shobo.com/pr20210323/

■「戦争体験記 洛陽の白鷺」について
戦争体験は「命の大切さ」や「平和の重要性」を知るだけではなく、そのリアルな現場での理不尽な縦社会や戦後の人間関係やトラウマなども見えてきます。実際に兵士として戦争を経験した人たちが減少していくなかで、今こそ残しておく記録と記憶があります。

<トピックス>
著者が病院薬剤師として働くなかで出会った小畑さんは、昭和19年に陸軍初年兵として中国へ派遣された戦争経験者だった。戦地での死と向き合った生活や理不尽な縦社会などがリアルな言葉で語られる。
米潜水艦の魚雷攻撃におびえながら釜山港経由で中国へ進軍。教育訓練に紛れる私的な制裁。軍隊の縦社会が生む歪な人間関係などリアルな現場といつまでも変わらない社会の縮図が垣間見える。
まさに「小畑さん」のリアルな言葉で語られる戦場体験と戦中・戦後も心にいだき続けてきた思いは、今に生きる私たちに多くの学びを与えてくれる。

■著者プロフィール
佐藤匠
幼少期から歴史学者を夢見ていた著者。学者の道には進まず、薬剤師になったが、その歴史熱は冷めることはなかった。薬剤師になったことで初年兵「小畑さん」と出会えた不思議なご縁を感じる。戦争体験者が少なくなった今の日本では難しくなった一つの歴史を残すことを決意。

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