米国Google社が社内の生産性向上の要因を分析するなかで発見された「心理的安全性(psychological safety)」。
Google社はこれこそがチームの生産性を高める唯一の鍵だと発表しました。

「心理的安全性」(psychological safety)とは、チームにおいて、メンバーが発言することをためらったり、もし間違えてもいやな思いをすることはないという確信を持っている状態を指し、このチームでは良かれと思い危険を冒しても結果で責められることはなく、信念がメンバー間で共有された状態を指します。


◆辰巳陽一氏と長谷川剛氏のダブル講師が指導

 今回のセミナーは、現在の医療安全界をリードする辰巳陽一氏(近畿大学病院 安全管理部 教授/TeamSTEPPSⓇマスタートレーナー)と長谷川剛氏(上尾中央総合病院 特任副院長)のおふたりにプログラムならびに講演をお願いしました。

2018年に開催された医療の質・安全学会でも同テーマで講演されたおふたりの、息の合ったトークは、現場実践者ならではのリアリティに基づく具体的改善策を、ユーモアをふんだんに取り入れた語り口で伝え、楽しみながら今必要な知識と方法を学べます。

◆キーワードは、リーダーシップ、フォロワーシップ、モチベーション

 心理的安全性は、チームのリーダーがチームにもたらしチーム全体に広がっていくという傾向があります。そのためには、リーダーシップだけではなくフォロワーシップやモチベーションを高める動機付けなど、いくつかの要素が必要です。
 このセミナーでは、それぞれについて学び、かつ、それらをチームに導入するための方法について共有します。

◆効果は医療安全だけではなく

 チームに導入された心理的安全性がもたらす効果は、医療安全だけではありません。ビジネスの世界でチームの生産性が高まった、ということは、チーム医療におきかえれば、病院独特の、資格によるヒエラルキーに支配された息苦しさや、医療者個々のキャラクターに依存した非効果的なコミュニケーションが改善し、職種間の信念対立の場面でも互いに腹蔵なく話し合うことが可能になることが期待できます。

 そして、それらが成立するチームであれば、コミュニケーションエラーの軽減や、エラーからの回復、職員満足の向上など、働きやすい職場、働いていて楽しい職場、が実現できるのではないでしょうか。

職種にかかわらず、働くすべてのスタッフそれぞれに重い負荷がかかっている医療の現状において、それらを改善できる方策のひとつとして大きく注目されている「心理的安全性」。医療職の皆さんにもっともフィットする学習機会です。


◆開催日程と地区

大阪地区:2020年2月22日(土)  10:00~16:00
会場:田村駒ビル(大阪メトロ本町駅)

東京地区:2020年3月22日(日)  10:00~16:00
会場:廣瀬御茶ノ水ビル(JR御茶ノ水駅))





詳細はこちらからどうぞ
https://www.nissoken.com/s/14921/index.html


主催:株式会社 日総研出版
https://www.nissoken.com



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株式会社 日総研出版

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