◆概要~絵本から演劇へ~

ソノノチは、一つの作品テーマに対して、一年間をかけて向き合う創作 シリーズをこれまで3カ年行ってきました。今回の公演では、その中で 生まれた1人の「つながせのひび」と、2人の「つながせのひび」という 作品を再構成し、その集大成ともいえる ソノノチ2018「つながせのひび」 を上演します。 「大切な人へと受け継がれていく気持ち」をテーマにオリジナルの絵本を制作。 そして、その絵本を原作にした演劇作品となる本作は、大切な人を思うこと や、パートナーシップについて描く作品です。

◆作品について
(1)原作絵本について
今作は、オリジナルの絵本創作を行い、その絵本作品を原作とする演 劇作品です。イラストレーターの森岡りえ子氏とタッグを組み、物語を 中谷和代、絵をイラストレーターの森岡氏が担当するオリジナルの絵本を制作します。大好きなのになかなか会えない “ひびちゃん”と“つきち ゃん”が、会えない時にもお互いを忘れないように、想い合えるやり方を 色々と探し、試していくお話です。

(2)演劇上演×絵画展示~新しい表現のスタイルを創造する~
絵描きの自宅兼アトリエが舞台となり、舞台上では絵画そのものが舞 台美術として飾られ、終演後には実際に観客が舞台上にあがり、絵画展 示として見ることができます。絵本の原画も舞台上に点在させ、今作が 描くオリジナル絵本「つながせのひび」に至る物語を、物語的にも空間的 にも融合している状態を体感してもらおうとする試みです。


◆公演概要
ソノノチ2018「つながせのひび」
原作:絵本「つながせのひび」

脚本・演出:中谷和代 出演:藤原美保 豊島祐貴(プロトテアトル)

夫婦が営む、小さな絵画教室のアトリエ。引っ越し前日のこと。 からっぽになっていく部屋と、箱に詰められた沢山のキャンバス。 寒かったことを覚えている。それから灯油ストーブのにおい。 ミルクピッチャーと干からびかけのオレンジ。 荷造りの代わりに、いつしか二人は、不思議な物語づくりの旅にでる。 子どもの頃に描いた、「つきちゃん」と「ひびちゃん」の姿をさがして。

ーーーー2016 年に京都のギャラリースペースで初演を上演した、ソノノチの代表作とも言える作品です。「大切な人へ と受け継がれていく気持ち」をテーマに、冬にぴったりの心温まる作品にしたいという想いから生まれました。今回は、 原作となったオリジナル絵本「つながせのひび」に至る物語として、リクリエーションしてお届けします。


【日時・会場】
<東京公演>
11月30日(金)   16:00/20:00
12月1日(土)   14:00/18:00 12月2日(日)   12:00

会場:十色庵(東京都北区神谷2-48-16 カミヤホワイトハウス BF1)

<愛知公演>
12月8日(土)   14:00/18:00
12月9日(日)   13:00/17:00

会場:大須モノコト(名古屋市中区大須2-25-4 久野ビル2F)

<京都公演>
12/19(水) 19:00
12/20(木) 15:00/19:00
12/21(金) 15:00/19:00
12/22(土) 15:00/19:00
12/23(日) 13:30/17:30
12/24(月・祝) 13:30/17:30

会場:Social Kitchen 2F Space (京都市上京区相国寺門前町699)

【料金】
●当日精算
予約・当日チケット … 3,000円
ペア 予約チケット … 5,600円

●事前決済
前売チケット … 2,700円
ペア 前売チケット … 5,000円
絵本付きチケット … 5,000円

●高校生以下
前売・当日 一律 … 1,000円
※ペアは、同一回に2名でご来場の場合、利用可能です。
※絵本付きチケットは、数量限定の原作絵本(新版)付きのチケットです

【クレジット】
演出部:外谷美沙子、木下創一朗(以上、ソノノチ)、英衿子(ハナさくラボ)
絵画制作:森岡りえ子 宣伝美術:ほっかいゆrゐこ 舞台監督・写真:脇田友
楽曲製作:いちろー(廃墟文藝部) 小道具・衣装:ひなたみかん 制作:渡邉裕史
制作補佐:田中直樹(劇団未踏座/劇団ひととせ)、吉岡ちひろ(劇団なかゆび)
制作協力:[東京公演]大森晴香(十色庵) 、[愛知公演]ニシムラタツヤ(AfroWagen)
物販協力:森岡ふみ子、のちノのち

主催・企画・製作:ソノノチ 共催:NPO法人フリンジシアタープロジェクト
後援:NPO法人京都舞台芸術協会 京都芸術センター制作支援事業 made in KAIKA

【チケット取扱】
[インターネット]
ソノノチWEBサイトから(カルテットオンライン・演劇パス・パスマーケット)
http://sononochi.com/2018_tsunagasenohibi/
※前売チケットは、ゆうちょ銀行への振込・クレジットカード・コンビニ決済でのお支払い。 (但し、振込での前売受付は、東京:11月26日(月)  、愛知:12月3日(月)  、京都:12月14日(金)  申込締切)

[ 窓口販売 ] 喫茶フィガロ[10:00-18:00/月曜定休]
(京都市左京区田中上大久保町13-2 ネオコーポ洛北1階)

[メール・お電話] 電話:(制作)/メール:
※メールの場合は 希望公演日時/お名前/券種/人数/ご連絡先 を明記の上、メールをお送りください。 こちらからの返信を以ってお申込完了となります。

◆プロフィール
中谷和代(代表、演出家、劇作家、ワークショップデザイナー)
1985年、京都市生まれ。大学入学時より演劇を始める。当初は俳優として学生劇団での公演をはじめ、市民劇、ミュージカル、学校巡回公演などに出演。2008年より本格的に劇作、演出活動を開始。現在は、劇作のほかに、演劇の持つ様々な可能性を社会に活かす活動を仕事にしている。NPO法人京都舞台芸術協会 副理事長。

<主な活動歴、受賞歴など>
2011年11月   京都舞台芸術協会プロデュース公演2012 演出家コンペディション 最終選考
2013年 6月 AAFリージョナル・シアター2013~京都と愛知 vol.3~関連企画 若手演出家WS 講師
2014年10月   平成26年度滋賀県次世代育成ユースシアター事業 ミュージカル「銀河鉄道の夜」台本・演出 ほか
2015 年 9 月 京都市/京都文化芸術プログラム 2020「ようこそアーティスト 文化芸術とくべつ授業」招聘アーティスト


森岡りえ子(イラストレーター)
1985 年和歌山生まれ。2006 年交換留学生としてイギリス・レスターの De Montfort Universityに一年間留学。2007年「ACRYL AWARD2007」イラスト レーション賞 受賞。2008年成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス卒業。 2009年同洋画クラス研究生修了。 近年の活動は、個展「扉のむこう 窓のむこう」(2016/和歌山ギャラリー&カフ ェNoji~野路~)、個展「光をみつける旅」(2016/和歌山 Gallery TB)など。 http://riekomorioka.jimdo.com/


◆ソノノチとは
芸術系大学を卒業したメンバーを中心とした、小劇場演劇を表現の主体とする、創作ユニット。ユニット名は、「その後(のち)、観た人を幸せな心地にする作品をつくる」という創作のコンセプトにちなんでいる。京都を拠点に活動してきた劇団ソノノチの次のステージとして、2013年1月  より活動を開始。作品のジャンルとしては、フェミニンでファンタジックな「おとぎ話」の中のような会話劇を得意とする。また、第一回公演からこれまで、すべての作品で、物語が繋がっているのも特徴のひとつ。

物販部「ソノノチノチ」では、公演の演目(ストーリーや登場人物)にちなんだ様々なグッズを製作、販売することで、物を通してお芝居に興味をもってもらうという、観劇へのきっかけづくりを行っており、アートフリマなどでのグッズ販売も人気のカンパニーでもある。2016 年より KAIKA アソシエイトカンパニーとして活動している。その他、学校現場 での体験型の演劇ワークショップ活動も積極的に行なっており、近年では「ようこそアーティスト 文化芸術とくべつ授業」(主催:京都市)に演劇部門のアーティストとして招聘されている。 ※劇団ウェブサイト:http://sononochi.com


<ソノノチ主な公演歴>
2013年6月   3人の「さよならの絲(いと)」@KAIKA(※共催公演)
2014年3月   8人の「さよならの絲(いと)」@KAIKA(※主催公演)
2014年12月   4人の「これからの宇(そら)」@ナンジャーレ(ミソゲキ2014出品)
2015年10月   6人の「これからの宇(そら)」@スペース・イサン(京都公演)、ナビロフト(愛知公演)
2016年1月   1人の「つながせのひび」@KAIKA(gateリターンズ2016招聘作品)
2016年12月   2人の「つながせのひび」@つくるビルgallery make
2017年4月   ラ・フォル・ジュルネびわ湖2017プレイベント びわ湖・北の音楽祭 関連事業 「伊吹の森 動物の謝肉祭」@ルッチプラザ ベルホール310
2018年4月   「いられずの豆」@Social Kitchen 1F Cafe


◆物販部 ソノノチノチ
劇の登場人物が舞台上で実際に身につけているアクセサリーや、公演の演目(ストーリーや登場人物)にちなんだ様々なグッズを手作りで製作・販売し、物を通して物語やお芝居に興味をもっていただくことで、観劇へのきっかけづくりを行っている。

公演当日の物販だけでなく、定期的なアートフリーマーケットに出品、雑貨店への出品、また、近隣の商店街のお祭りでは、幼児~大人までを対象とした「ものづくりワークショップ」(スタンプハンカチづくりや、アクリルパーツを用いたアクセサリーづくり等)の開催も行っている。

グッズの例: キーホルダー、ハンカチ、ブックカバー、ポストカード、アロマキャンドル、ブローチ、 シールセット、小物入れ、キッチンミトン、アクセサリー、香り付きサシェなど。



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