シンプルで洗練されたテイストが、世界中から常に注目されている北欧のデザイン。そのなかでも、スウェーデンのデザインは特に人気です。IKEAやH&Mなどのスウェーデンを代表するメーカーは、日本でも多くのファンから支持されています。エレガントでありながら手作り感のある人間味を残しつつ、素朴な温かみがあって遊び心を忘れないのが、スウェーデンのデザインの魅力です。

そんな北欧スウェーデンと日本との間で、テキスタイルデザインの創作に取り組んでいるデザイナー2人の展覧会が、現在開催中です。
   
一人は、舞台衣装やセットのデザインを手がけながら、日本の着物の要素を取り入れたオーダーメイドの衣服プロジェクト[Nokiimo (ノキモ) ]を展開するスウェーデン人のミラ・エック。もう一人は、長年スウェーデンで活動し、2016年より山梨にある織物の町・西桂町にアトリエを移して活動の幅を広げている日本人若手デザイナーの堀田ふみ。

 スウェーデンと日本、互いがそれぞれの国の文化から影響を受けて制作したユニークな織物や衣服によるテキスタイルアートの世界を発表します。ぜひ、この機会に触れてみてください。


【プロフィール】

ミラ・エック / Mylla Ek

ダンスやバレエなどの舞台衣装やドローウィングなど、多方面で国際的に活躍するスウェーデン人アーティスト。祖母はスウェーデンの国民的バレリーナ・振付家だったビルギット・クルベリ、父はダンサーで俳優のニクラス・エック、叔父は世界的振付家マッツ・エックという、芸術一家の第三世代。ヨーロッパの著名なオペラハウスでコンテンポラリーダンス作品のセットや舞台衣装などを手がけ、マッツ・エックやヨハン・インガーの振付作品にも深く携わる。日本では、C/Ompany(大植真太郎、柳本雅寛、平原慎太郎ら)の舞台衣装などでも知られている。今展では、東西文化の融合に向き合いながら、西洋服の仕立てと日本の伝統的な職人技を結びつけたユニークな創作衣装プロジェクト「Nokiimo」(ノキモ)シリーズを中心に展示する。
www.nokiimo.com / www.jordavmylla.se



堀田ふみ / Fumi Hotta

手織りでの作品制作を中心に、テキスタイルデザインや染織を手がける日本人アーティスト。約10年間スウェーデンで活動し、スウェーデンの織りの技法を用いた手織作品、スウェーデンの森で摘んだきのこで染めたスカーフなどを制作。若手デザイナーとして注目され、2015年にはミラノ・サローネに出展。スウェーデンのリネン会社 Klässbols Linneväveri(クラスボルス社)にアジア人初のデザイナーとして採用され、デザインしたリネンのスカーフがKlässbols社より販売中。2016年より、日本の織物の町、山梨県南都留郡西桂町にアトリエを移し、地元の織物会社とのプロジェクトに関わるなど、活動の幅を広げている。
www.fumi-h.com




【展覧会概要】
ミラ・エック (Mylla Ek)[Nokiimo (ノキモ) ]+堀田ふみ (Fumi Hotta)
TEXTILE ART IN FUSION Sweden/Japan 
テキスタイルアート:織りまぜるスウェーデン+日本

[東京]2017.6.14wen-19mon
 11:00AM〜19:00PM(最終日〜17:00)
 原宿・積雲画廊(東京都渋谷区神宮前1-19-14 サンキュービル1階)
 ※JR原宿駅・竹下口より徒歩1分
 https://goo.gl/maps/wRpptc2t3Tt
 電話:

[山梨]2017.6.22thu-24sat
 10:00AM〜16:00PM
 手織工房・おるdeつむde(山梨県南都留郡西桂町下暮地406
 ※JR三つ峠駅より徒歩7分
 https://goo.gl/maps/VuFxhy1FEJm
 電話: e-mail:
 www.orudetsumude.jp


<広報お問合せ>
展覧会 広報:堤広志
Tel 044-951-6418  E-mail:
*アーティストへの取材や掲載写真の貸出等も受け付けています。

■最新のプレスリリースはこちら
https://drive.google.com/file/d/0B51WU-n80mULNnU5UnJ3QnkzOUU/view?usp=sharing

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👤 発行者について

「Textile Art in fusion Sweden/Japan」