公益財団法人 通信文化協会は、企画展「年賀状展」-郵便年賀の歴史やまつわるあれこれ-を2015 年11月21日(土)   から2016年1月11日  (月・祝)まで開催します。

平成27年11月21日(土)  ~平成28年1月11日  (月祝)
休館日:12月30日(水)  ~1月1日(金)  

<会  場>  郵政博物館 企画展示室
<主  催>  郵政博物館
<協  力>  公益社団法人日本漫画家協会、一般社団法人日本絵手紙協会

開催趣旨
年賀状や年賀に関する資料の展示会を開催します。

携帯やスマートホンが普及し、メールやLINEが多く使われるようになった今日でも、新年のあいさつはやはり年賀状が主役です。
新年のあいさつとして年賀状を交わす習慣は、すでに平安時代の書物、藤原明衡撰による「雲州消息(明衡往来)」には年賀の手紙の例文が取り上げられています。江戸時代には飛脚制度が発達し、年賀の言葉を記した書状が送られるようになり、明治時代には郵便制度が誕生し、郵便はがきが普及するにつれて一般化しました。
このように、年賀のあいさつは形を変えながらも日常生活に根を下ろし、年中行事の一つとして現在も行われています。
今回の展示は、年賀郵便の歴史を中心に、年賀切手になった郷土玩具やお正月を描いた錦絵など、年賀に関わる資料を多数紹介します。
また、郵政博物館は東京スカイツリータウン・ソラマチに移転して2年弱、郵便博物館の開館から数えて今年で113年目となります。郵政博物館の起源は明治35(1902)年に万国郵便連合加盟25周年記念祝典行事の一環として逓信省が開館した「郵便博物館」に遡ることができます。そこで郵政博物館の歴史を紹介する展示も併せて行います。

<内容・主な展示資料>
●郵政博物館の歴史
郵便博物館から逓信博物館、逓信総合博物館を経て郵政博物館まで、郵政博物館の歴史を紹介すると共に重要文化財「エレキテル」を展示します。

●日本に郵便ができるまでとお正月
往来物(平安時代~近代前期までに手紙文例集の形態で編纂された教科書の総称)や江戸時代の手紙、明治以降に発行されたお正月に関する錦絵や引札(広告)を展示します。
●郵便と年賀
近代郵便制度が誕生してからの年賀状やお年玉付き年賀はがきの賞品やポスターなどを展示します。また、逓信省時代の年賀電報やポスターも紹介します。
●さると年賀
来年の干支である申に関連する郷土玩具や年賀切手などを展示するほか、干支をテーマにした世界の国々の切手を紹介します。
また日本漫画家協会の協力により、年賀状の図柄の一考となるような模擬年賀状を紹介します。

<模擬年賀状執筆者>(順不同 敬称略)
ちば てつや、ウノ・カマキリ、カサマツ・ヒロシ、香取正樹、所ゆきよし、はせべ・くにひこ
原田こういち、柳生柳、山根青鬼、森田拳次、大石容子、一峰大二、多田ヒロシ、辻下浩二
西田淑子、花村えい子、モロズミ勝、矢野徳、植田まさし、やの功、バロン吉元
<関連イベント>
(1)コスプレ体験&双六で遊ぼう!
明治時代の郵便配達員の制服を着て記念写真を撮ろう。展示している双六のレプリカで遊んでみよう。
<開催>多目的スペースにて期間中毎日
(2)「みんなの絵手紙年賀状展2016」
日本絵手紙協会による年賀状の展示です。約1,000点もの絵手紙が集合します。
<開催>多目的スペースにて期間中毎日
絵手紙教室も開催します。
<開催>11/22(日)・12/12(土)・1/9(土)14:00~15:30 定員10名 ※参加費無料。当日整理券配布
(3)似顔絵を描いてもらおう!
日本漫画家協会所属の漫画家の先生があなたの似顔絵を描きます。来館記念にいかがですか?
<開催>11/21(土)・23(月祝)・29(日)・12/6(日)・19(土)・20(日)・1/11(月祝) 13:00~16:00
※10分前後で仕上がります。費用 1,500円
(4)エレキテル機能模型実験
<開催>11/23(月祝)・12/19(土)・27(日)・1/3(日) A14:00~ B16:00~ 1回30分程度
(5)ギャラリートーク
担当学芸員による見どころやエピソードを解説しながらの展示場案内です。
<開催>11/21(土)・29(日)・12/6(日)・20(日)・1/11(月祝) A14:00~ B16:00~ 1回30分程度
※時間になりましたら企画展示室入口に集合して下さい。
(6)ワークショップ プラ板かんたんチャーム
プラ板に絵を描いてトースターで焼いて縮めてかんたんにチャームを作ろう。
<開催>12/23(水祝)・26(土)・1/2(土) 13:00~16:00 ※参加費無料。
(7)小型印押印サービス
ミュージアムゆうびんきょくにて年賀状展の小型印の押印サービスをします。

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郵政博物館

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