2012年8月28日   -セキュリティ、ネットワーク、データプロテクションのリーディングプロバイダであるBarracuda Networks, Inc.(本社:米国カリフォルニア州キャンベル)の日本法人であるバラクーダネットワークスジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ナイル・キング、以下バラクーダネットワークス)は本日、Barracuda Web Filterのファームウェア6.0のリリースを発表しました。同ファームウェアには、新たにアプリケーションコントロール機能が追加されており、企業の職場におけるソーシャルメディアに関するポリシーの評価と実行を支援します。

バラクーダネットワークスのプロダクトマネジメント担当バイスプレジデントであるStephen Paoは、次のように説明しています。「組織では、従業員のソーシャルネットワークの利用状況によっては、生産性、ネットワークのパフォーマンス、あるいは企業のセキュリティにまで影響が及ぶと認識し始めています。しかしながら、これまでの単に不適切なコンテンツやマルウェアをブロックするだけのセキュリティ対策ではもはや不十分だと言えます。ソーシャルメディアがさらに職場に浸透するにつれ、組織では、職場の安全性を確保しつつ、いかにソーシャルメディアを『許可』するかにフォーカスする必要があります。」

バラクーダラボの2011年発行のレポート「Social Networking Security & Privacy(ソーシャルネットワークのセキュリティとプライバシー)」によると、回答者の86%が、従業員のソーシャルネットワークへの接し方により、企業のセキュリティが脅かされる可能性があると感じています。このような懸念にも関わらず、ソーシャルメディアは未だに広く利用されており、回答者の職場では75%がTwitterの使用を許可しており、69%がFacebookの使用を認めています。Barracuda Web Filter 6.0では、アップグレードされたアプリケーションコントロールエンジンなどの新機能により規制することで、管理者は安心してソーシャルメディアの利用を許可することができます。新機能には、きめ細かいポリシー、Webアプリケーションのモニタリングやアーカイブ、および高度なSSL検査などが含まれています。

きめ細かいポリシーを盛り込んだソーシャルメディア規制
Barracuda Web Filter 6.0では、従来のURLまたはドメインのフィルタリングの他に、さらに400を超えるプロファイリングされたアプリケーションをサポートしています。例えば、アドミニストレータは、組織のユーザによるFacebookの閲覧とステータスのアップデートを許可しつつ、ゲーム、シェア、あるいはその他のFacebookアプリケーションの利用をブロックすることで、ネットワークをウイルスやマルウェアから保護することができます。

このアップグレードされたエンジンは、Skype、BitTorrent、YouTubeなどのアプリケーションを幅広いレベルでブロックするように設計されたBarracuda Web Filterの機能に組み込まれています。

ソーシャルメディアモニタリングとアーカイビング
Barracuda Web FilterのWebアプリケーションモニタリング機能は、Barracuda Message Archiverを統合することで、アーカイビング、検索、e-Discovery要件への対応のために、チャット、Webメール、ソーシャルメディアコミュニケーションの内容をキャプチャし、アーカイビングすることを可能にします。Facebookのウォール、コメント、メッセージ、チャットメッセージへの投稿やTwitterのツイート、ダイレクトメッセージをサポートしており、同じくYahoo!やGoogleもサポートしています。

また、Barracuda Web FilterとBarracuda Message Archiverとの通信には、標準のSMTPプロトコルが使用されているため、Barracuda Web FilterとBarracuda Message Archiverが組織のネットワークで異なるロケーションに実装されている場合でも、情報のやり取りをスムーズに行なうことができます。ソースIP、ソーシャルメディアハンドル、および検出されたネットワークユーザIDなどを含むソーシャルメディアのインタラクションに関するメタデータは、訴訟で利用できるようにメッセージと共に保存されます。

「ソーシャルメディアの利用を、法廷での審理の証拠として使用されることが増えてきており、組織では、ベストプラクティスに沿った方法により、データを適切に抽出、保存、検索、そして生成する必要があります。Webセキュリティとメッセージアーカイブソリューションの両方とも提供している数少ないベンダーの1社として、私たちは操作性に優れたソリューションをリーズナブルな価格にて提供しています」(Stephen Pao)。

高度なSSL検査
ソーシャルメディアのネットワークではユーザセッションが暗号化されており、Barracuda Web Filter 6.0では、フォワードプロキシモードの導入構成の場合、SSLで暗号化されたHTTPSトラフィックを復号化することができます。高度なSSL検査機能を透過的に実装するには、クライアントのWebブラウザ上に信頼されたルート証明書の実装が必要となります。この機能は、Barracuda Web Filterのインライン導入構成向けの従来のHTTPSフィルタリング機能を元に構築されています。

価格と利用
すでにBarracuda Web Filterを利用されているユーザ様で、エネルギー充填サービスのサブスクリプションがアクティブな場合は、追加料金なしですぐに既存のハードウェアプラットフォームをファームウェアリリース6.0にアップグレードすることができます。また、Barracuda Web Filter 610以上のモデルでは、Webアプリケーションモニタリングと高度なSSL検査機能を利用することができます。Barracuda Web Filterでは、7種類のハードウェアモデルをご用意しており、様々な規模の組織に対応しています。価格は、初年度のサポート費用込で、39万円(税別)からご提供しており、ユーザライセンスなどは不要です。詳細は、www.barracudanetworks.com/webfilter をご覧下さい。

その他のリソース:
・Barracuda Web Filter 6.0のYouTubeビデオ:http://bit.ly/MZWKzh
・Barracuda Web Filterの6.0ブログ:http://bit.ly/cudawebfilter6

Barracuda Web Filterについて
Barracuda Web Filterは、コンテンツフィルタリング、アプリケーションブロッキング、マルウェアプロテクションを統合したソリューションであり、組織の規模を問わず、強力な機能を、優れた操作性とリーズナブルな価格帯にて提供しています。ビジネスとは無関係なWebサイトやインターネットアプリケーションへのアクセスをブロックすることにより、インターネット利用ポリシーを実行し、容易にスパイウェアやその他の多様なマルウェアを完全に排除します。Barracuda Web Filterファームウェア6.0の詳細についてはWeb Filterの製品ブログhttp://blog.barracuda.com/pmblog/index.php/category/web-filter/ をご覧下さい。

【バラクーダネットワークスについて】
バラクーダネットワークスでは、独自技術によるゲートウェイやソフトウェア、クラウドサービス、および洗練されたリモートサポートのコンビネーションにより、セキュリティ、ネットワーク、ストレージの包括的なソリューションを提供しています。バラクーダネットワークスは、Eメール、Web、IMの脅威に対する保護、アプリケーションデリバリやネットワークアクセスの向上、メッセージアーカイブ、バックアップ、データプロテクションなど、幅広い製品ポートフォリオを揃えています。現在、Coca-Cola、FedEx、Harvard University、IBM、L’Oreal、Europcarを始め、150,000組織以上にバラクーダネットワークスの低価格かつ容易な実装/管理を実現する製品が導入されており、日々各組織のITインフラを守っています。バラクーダネットワークスはプライベートカンパニーであり、本社をカリフォルニア州キャンベルに置いています。詳細は www.barracuda.co.jp をご覧下さい。

* 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
* 本リリースは、米国本社が2012年8月2日  に発表した内容を元に作成しています。

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