俳優の秋野太作氏(69歳)が、これまでの自分の半生を振り返ってつづった「珍客往来・役者道」を今月25日、DBS(デジタルブックサービス)より出版しました。

秋野氏は昭和41年に俳優座に入団、43年にCX系で放送された「男はつらいよ」で、渥美清扮する車寅次郎の舎弟分、川又登役を演じお茶の間の認知を得、その後同映画版や、47年に始まった「必殺シリーズ」で俳優としての地位を確保、さらに昭和50年に始まった「俺たちシリーズ」のグズロク役でその人気を不動のものにし現在に至ります。

30代以降の方なら誰もが知っている名作シリーズ、その舞台裏のエピソードはどれもが興味深く、涙あり、笑いあり……ちょっぴりシニカルで毒舌の効いた秋野氏独特の語り口(直筆)は、一度読み始めたらやめられない抜群の面白さで、至高の読書体験に導いてくれること請け合いです。

特に第一章で取り上げられている渥美清氏との交流話は傑作です。過去に出版された渥美清氏人物評伝本の中でも本人との距離感や交流期間は格別で、それゆえ紙の単行本に直すと143ページとそれだけでも1冊の本になってしまうほどの充実度です。

他にも「必殺」の思い出を描いた第二章、「木下恵介アワー」の第三章、「俺たち~」を振り返る第四章と計第六章で構成された411ページ(紙単行本相当)のボリューム、通常の紙単行本では1600円はしますが、秋野氏のご理解とご協力の元、840円で配信致します。秋野氏の思いがたっぷりと詰まった同書をどうぞよろしくお願いいたします。

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