「読む」から「体験する」へ。1000年の時を超え、光源氏の物語が100KBの超軽量エンジンで現代に蘇る。

「ファクトリー・デジタル・エンターテインメント」(代表:矢崎大信)は、2026年3月31日  に大型アップデートしたAI活用型ゲームブックエンジン『STORYEM(ストリーム)』の有用性を実証するため、世界最古の長編小説とされる「源氏物語」全54帖を、わずか25時間の制作時間でゲームブック化し、2026年4月10日  に無料公開したことを発表いたします。

■ 背景と目的:古典文学の「長さ」と「難解さ」をテクノロジーで突破

日本を代表する紫式部の古典『源氏物語』は、その約100万字ともいわれる膨大な分量と古文の壁により、現代語訳であっても全帖読破は容易ではありません。
本プロジェクトでは、最新のAI技術を用い、世界最速・最軽量をうたうゲームブックエンジン「STORYEM」を組み合わせることで、「原作より短く、あらすじよりずっと長い」という、現代人に最適な「プレイする文学」としての再構築に挑みました。

■ 本プロジェクト「The Romancing Traveler : Heian Lovers」の特長

<驚異の制作スピード>
全54帖、総パラグラフ数約1,000の大作を、AIアシスタント「STORYEM studio」の活用により、実働25時間(製作日数5日間)で完成させました。

<三言語同時表記によるグローバル展開>
STORYEMの127言語対応機能を活かし、古文・現代文・英語の3言語併記を目指しました。
語学学習や、海外への日本文化発信としての側面も持ち合わせています。

<原作を尊重したゲームデザイン>
「if展開」をあえて排除し、紫式部の原作の雰囲気や世界観を忠実に再現。
心理戦をベースとした独自の戦闘システムを導入し、平安時代の人間模様をドラマチックに体験できます。

<学術的空白へのアプローチ>
本文が存在しない第41帖「雲隠」においては、AIとの対話を通じて諸説を併記。単なるゲーム化に留まらない、知的探究心を刺激する構成となっています。

■ ゲームブックエンジン「STORYEM」がもたらす革新

本プロジェクトにより、STORYEMが公表通り、以下の能力を持つことが証明されました。

・膨大なデータの構造化: 大長編小説を、数分単位で遊べる全55巻の連作ゲームへと即座に変換。

・創作の民主化: 専門知識がなくとも、AIへの「指示」だけで文化的資産を新しいエンターテインメントへと昇華可能。

・アクセシビリティ: 100KB未満の軽量データにより、端末を問わず世界中から一瞬で物語へアクセス可能。

■ 公開場所・関連リンク

・源氏物語ゲームブック(即プレイ可能):
「The Romancing Traveler : Heian Lovers」
https://factorydigitalente.github.io/storyem/romancingtraveler/

・制作の舞台裏(note記事):
https://note.com/cinema_compose/n/n9dde01dc231f

・STORYEM 公式ダウンロード記事:
https://note.com/cinema_compose/n/n2834755c31ac
・STORYEM 全35機能リファレンス記事
https://note.com/cinema_compose/n/na6de4f8ec843

■ 開発元:ファクトリー・デジタル・エンターテインメントより

「古典は難しそう、でもいつか読みたい」という心理的な壁を、ゲームという体験で取り払いたいと考えました。STORYEMは、個人のクリエイティビティを加速させるだけでなく、埋もれがちな古典や膨大な資料を、誰もが楽しめる『生きた物語』に変える力を持っています。今回の『源氏物語』が、AI時代の新しい文化継承のきっかけとなることを願っています。

【本件に関するお問い合わせ先】

ファクトリー・デジタル・エンターテインメント
公式note:https://note.com/cinema_compose
公式itch.ioページ:https://factorydigital.itch.io/